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紙の本

骨から考える沖縄イメージ

2002/08/06 17:13

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ヨーカン - この投稿者のレビュー一覧を見る

 又吉栄喜の本が最後に出て、もう二年になる。この本はファン待望の、久々の書き下ろしだ。
 
 舞台は沖縄の、本島北部にあるとある村。遺跡の発掘現場から女性の人骨が出てきた事が発端である。新聞でとりあげられた記事を読んで、失職中のもと塾講師・明哲は発掘現場にふらりとでかけてみた。そこで発掘を指揮する村役場の琴乃にであった事から、遺跡の警備を任されて雇われることになった。
 やがて骨をめぐってさまざま人々が人々がいれかわりたちかわりあらわれると、明哲も「骨は私の祖先」と信じる小夜子という女にひかれて、彼女の主張を証明すべく「人骨展示館」を開設にすることにしたのだが…。
 
 このように、いろいろな人々を突き動かしていく骨だが、その解釈はさまざまだ。明哲を雇った琴乃は、骨は按司時代のヤマトンチュにつながるものと考え、小夜子は王族の姫と考えて自分はその子孫だと訴える。他にも沖縄戦で散った日本兵、アメリカ軍の女性兵士と、さまざまな思い込みで人々は骨を訪ねてくる。そのカリカチュアされた人々の姿は、骨だけでなく沖縄への様々な思い入れも反映していてる。沖縄では、そこに生活する人々を置いてきぼりにして、それぞれのイメージばかりが先行することにたいする風刺として私は読んだ。

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2007/03/11 13:45

投稿元:ブクログ

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2010/01/01 22:30

投稿元:ブクログ

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