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吉本ばななさんですよう。
主人公と男の人のなんともいえない関係がいじらしいかんじ。
でも描写がすごくすき。
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かなしいを通り越して、ただただ透明になってしまっている。中に入ってる「ムーンライトシャドウ」もいいですよ。
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キッチンは英語などにも翻訳されていて、それと比較すると、日本語と英語の動詞の視点の違い、動作の意味合いなど興味深いことが分かるらしい。
ムーンライト・シャドウは卒業論文で書いた作品だとか。本当に凄い作家だと思う。
外国の方に聞くと、村上春樹か吉本ばななが好きな作家に上がるほど人気が高いらしい。
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私にとってとても大切な1冊です。この本に収録されている『ムーンライトシャドウ』はとっても印象深い話。亡き恋人を思う主人公の悲しみが大変に切ない。大切な人を失う悲しみが、日常の中に語られる。その表現が悲しい。切ない。痛い。死んだ恋人の弟の表現方法も私も好きです。(「柊」という名前も私のお気に入りです。)彼女たちが悲しみを乗り越えようと踏ん張る、次へ進む区切りもいいなと思う。それでもあの日の私はそこにいるよっていう。
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吉本ばななを読んだことがなくて、一度読んでみたいなーと思って。予想通りあっさりしてて読みやすかったです。「死ぬこと」について話の中で幾度か出るんですが、ああ、死ぬことは不思議なことでも何でも無いんだな…と思いながら読んでました。人が死ぬことは時に「衝撃」ですけど、ごく当たり前なことだなーと。キッチン2とムーンライト・シャドウも面白かった。※ムーンライトはちょっとファンタジーです。
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お話ももちろん好きなんだけど、キッチンの描写が好きで、あと食べ物がものすごく美味しそうで何度も読んでしまう。
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みかげちゃんと雄一くんとえり子さんの不思議な関係が心地いい一冊です。
ムーンライトシャドウもいい!!
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これも有名!
でも私はどっちかというと、後のほうに載っているばななの卒制「ムーンライト・シャドウ」の方が好きです。
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ずっとよんでみてくて、やっと。
キッチン。
実は4月くらいに読んだのであまり覚えてないのですが…
夜の雰囲気とかがとてもすてきでした。
みかげちゃんと雄一くんが同じ夢をみたところもとてもすてき。
そして、えり子さんがとてもすてき。
なんか、死とかがでてきたのだけれど、そんなに重くなくて。
けど、重くて。
そんな微妙なところがさすがばななさんだなと思いました。
また読んでみたいです。
キッチン。
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中高生のころ吉本ばななの本を読み漁っていました。特にこの『キッチン』の表題作キッチンではなくて、後半に何気なく収められた吉本さんの日芸卒業制作として書かれたという短編『ムーンライト・シャドウ』。なんていってよいか・・とにかくセイガクの時代にこれを読んで号泣した覚えがあります。うまく語ることができないのは、このお話が自身の情動形成に致命的に寄与しすぎているからです。だからあまり語るまじ。
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やっぱりばななさんの作品が読みやすくて好き。二人の微妙な関係がとても自然で素敵でした。
ムーンライトシャドウのほうが私は好き。
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一度友人に借りたけど、自分でも購入。
心の中でその繊細さを留めておきたいような一文がたくさん。デッドエンドの思い出といい、吉本ばななはかなり好きなのかも。
同時収録のもう一話も良かった。
本当、こういうキラキラが好き。
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喪失の痛みを抱え、孤独を繰り返し感じながら、だからこそ大切に生きていける。生きて、いきたい。差し伸べられるあたたかい手が、たとえ永遠ではなくても。そんな決意を感じさせてくれる、私の人生で大切な作品。
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男性の脳も持ってるような
性別をとっぱらった書き方がすきです。
この温度の、先駆者なのかな。
江國香織さん・山崎ナオコーラさんも、似た温度。きっと。
綺麗に繋がれて滲む言葉よりも
数学の回答のように正しい言葉がいっぱい。
やっぱり、女は肩越しにセカイを見抜くのかもしれない。
的確で、抉られます。
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たった一人の肉親である祖母を亡くした主人公みかげが、ある家族に居候することになる。
胸に優しく溶け込むようなストーリーです。親しい人の死に伴う寂しさを、忘れようとするのではなくそのまま受け入れることを手助けしてくれる人の優しさ。みかげと雄一のさわやかさにとても好感が持てます。