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伊坂幸太郎らしい軽妙な文章がいい感じ。生き生きとして、どこか憎めないキャラばかりでアップテンポに展開していく明るい話♪
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バラバラ殺人事件のミステリーとはいえ、重苦しくもなく、やぶれかぶれの人生が見事に絡み合っています。 泥棒と犬が好きですね。 犬はとくにデカマスターのような懐の深さを感じさせます。 奥深いストーリーでした。 伊坂氏ポイント挽回。
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この後の作品にも度々登場する "泥棒の黒澤"が初登場する作品。黒澤の『人生については誰もがアマチュアなんだ…』のくだりで佐々岡同様(泥棒なんて辞めて、カウンセラーになって下さいっ!)と思わず願ってしまいました☆ 最後で話が一つになった時、奥さんに電話をかけていたのが黒澤だと知って、本気で転職考えっていたんだと嬉しくなった私は、かなり黒澤贔屓です・笑
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ばらばら死体になった神様、仕事場で出くわした泥棒同士、死んだはずの轢死体、拳銃を拾った失業者、金金富豪。全然関係のない5人が一つに収束していく。文句なし伊坂氏の最高傑作!!話がどんどん展開し、場面がめまぐるしく変わる。慣れない人には厳しいけど、このリズミカルな人間達といったら!!
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「先のことがわかる」とマスコミに取り上げられる若者を信奉する集団。
空巣や愛人の妻殺害を企む女医、就職活動中の中年男。
何人かの人物に視点が入れ替わりながら話が進む。
バラバラ死体がくっついて動き出す謎の現象が最後は鮮やかに収束。
群像劇っていうのかな?前の人が見てた犬のことを次の人も見てたりして、同じ空間・同じ時間・同じ事件を複数の視点から描いたものかなーと思いきや・・・
という構成の意外性が見所である。
何か「木更津キャッツアイ」ぽいなと思った。偶然の作用の仕方、というかからみ方が。
でもただ奇をてらっただけではなく、たくさんいる主人公たちのストーリーがみなよい。
すごく真剣で、バカバカしい偶然に満ちていて、読んでて一緒に翻弄されジタバタする。(私が先読みとか全くせずだまされ放題だからか?)
帯に『「人生そんなに捨てたもんじゃない」としみじみ思える』などとあるけども、たしかに不思議とプラスの気力を得られる。
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平行して描かれる物語が次第に交錯していく。
読み終わったときに小説のよさを再確認する作品。
緻密な構成がすばらしい。
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オーデュボンは読みましたか?
私はこの本から伊坂さんに入ったので他の作品とリンクしている、と知ったときはショックでした。
伊坂さんのお話の中ではランクは下の方なので四ツ星
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表紙の騙し絵みたいに、最後うわーっとなります。確かに、人生そんなに捨てたもんじゃないかもなーと思えるかも。
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伊坂幸太郎の作品で一番好きな作品。
様々な話が同時進行、交差し合い、結末に向うにつれその糸の繋がりが色濃くなっていく展開には脱帽。
伏線もオチもしっかりしていて、力を入れた作品であることが強く伝わってくる。
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最初はバラバラに進んでいく。オムニバスかと思いきや、最後に全てがリングのようにつながっていく。どんどんストーリーに引き込まれた。まさしく、ミステリーの新境地といった感じ☆
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井坂幸太郎の著書の中で初めて読んだ本。
パズルのピースがちょっとずつ、ちょっとずつ組み合わさって、最後に1枚の絵が見えてくる。
この人の書いた本を読んでいると、そんな感じがしてくる。
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18年9月
名曲と同じタイトルにひかれ購入。いくつもの人生が有機的に関わり合い、時系列を整理して読み進めていくのがとてもおもしろかった。宝くじや野良犬までもが、それぞれの人生を少しずつ変えていくとても緻密に作り込まれた作品。
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ひとつひとつのエピソードがどこかしらでつながっていて早く先を読みたくなる。自分が生きていく上で拠り所にするのは世の中のどんな姿どろうか?私はこの城のどこにいる人間だろうか?
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よかった。伊坂作品でトリック面ではこの作品が1番かと。予想できているのに全てが分かった時驚いてしまうこのトリックはすばらしい。
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エッシャーの絵はやっぱりいいですね★エッシャーのごとくだまし絵のようはお話でした。時間がズレた話を効果的で面白い並べ方で書ける伊坂幸太郎は頭がすごくいいんだと思いました。一応ハッピーエンド?
2006.11