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理由 みんなのレビュー

文庫 120(1998下半期)直木賞 受賞作品 第17回日本冒険小説協会大賞 受賞作品

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みんなのレビュー255件

みんなの評価3.7

評価内訳

245 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

理由

2003/04/30 18:54

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:chokola - この投稿者のレビュー一覧を見る

他の作品と比べると話が進んでいくペースは遅い。登場人物の関係が複雑。でも、この人は本当は誰なんだろう? どうしてここでこんな事をしているんだろう? 誰が犯人なんだろう?って先が気になってしかたない。キャラクターに引っぱられているうちに普段ほとんど意識する事のない家族、家について考えることができたのは私にとって大きなことだった。

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紙の本

ひとそれぞれの「理由」が殺人にいたるまで

2002/12/25 00:32

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:yhoshi2 - この投稿者のレビュー一覧を見る

東京の下町に突如現れた巨大なマンション、その20階で起きた凄惨な「一家」4人殺害事件が小説の発端。ところがこの4人、実は全く赤の他人同士であったことが判る。なのに数か月あたかも家族のようにこの豪華マンションでひっそり暮らしていた。彼らは「占有屋」の実行部隊。ローンが払えなくなって競売に付されたマンションに善意の賃借人を装って住みつき、新しい持ち主の入居を妨害するという悪質な新商売。ところが事件の背景を探っていくとそこにはなんとも多彩な人間たちと、彼らの織り成すもつれた関係がつぎつぎに明らかになってくる。ローン地獄のサラリーマン、お受験戦争に巻き込まれた小学生、老人介護施設からふっと掻き消えた老婆、20歳の未婚の母、やっぱりうまくやっていけない嫁と姑などなど。総勢6家族15名以上のユニークなキャラクターが登場。現代の都会の片隅に確実に生息していそうな人たちのやりとりや実感がリアルに描かれていて飽きない。誰しもが経験したおぼえのありそうな「せりふ」が随所にでてきて身につまされることしきりなのである。人が生きていくにはそれぞれにとってのかけがえのない(と信ずる)「理由」があり、それらが日常の中で他人の「理由」と様々な衝突や葛藤を生み出していく。その挙句が殺人もという次第。読み進むうちに、この小説のテーマが実は殺人事件そのもではなく、登場人物それぞれの心理のひだを描き出すところにあるらしいことがわかってくる。わたしたちの周りにもひとりやふたりは容易にみつかりそうな一見フツーのヒトたちの心の中に潜んでいる「闇」。それが本当は怖いのだというお話。

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紙の本

面白いと判っているから読んだ。面白かった。

2002/11/28 09:24

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みーちゃ - この投稿者のレビュー一覧を見る

一目見たとき、その分厚さにこの本は読み応えがある!と思った。難しい説明や書評は他の人に任せて、この人の小説はどんなに厚くてもかえって読みたい!と思わせてくれる。

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紙の本

理由

2002/09/01 22:07

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:hibiki-c - この投稿者のレビュー一覧を見る

再読、再々読に耐える傑作。

本筋の殺人事件のWhodunnit?(誰がやった)およびHowdunnit?(どうやった)は当然のように重厚で興味深く、これは物語内できちんと消化される。しかしよく読むと他にもうひとつ、殺人とは直接無関係なオマケのwhoが仕掛けられていることに気づく。

ルポルタージュに仮託した手法だけに、本筋の問題の方はwhoもhowも途中でゆるゆる明かされる。が、オマケのwhoの方は結局文字上では明かされない。というか、Who done it?の「it」が何かさえも、問題視しようとしなければ問題にならない。

なので、これは深読みしすぎなのかもしれないけど……。

とはいえ、これだけ端正なスタイルを持った小説なのに、通して読むと一部だけその端正さを破っている章がいくつかある。表現上のミスという可能性もあるが、わざとだとすると上記のような読み方ができる。だとすると……、凄い。

本題だけ読むと、ルポの体裁をとった普通小説。しかし、「オマケのwho」を問題にする場合は、まぎれもない推理小説。このオマケのwhoは、「動機」「機会」「手段」いずれも文中で明確にされている。

が……、言わぬが花か。

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紙の本

女性の社会的地位

2002/08/27 16:22

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ランドリィ - この投稿者のレビュー一覧を見る

家族ってなんだろう、家ってなんだろうと考えさせられました。また、たくさんの登場人物が出てきますが、ハウスマヌカンな人のキャラクターと老人ホームに入っているおばぁちゃんの苦渋の歴史に本当にはっとさせられました。女性は本当につらい目にあってきたんですね…

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2022/06/19 20:30

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2002/08/24 00:00

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2002/08/25 16:58

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2010/01/17 12:01

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2004/11/19 17:04

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2004/11/20 07:38

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2005/02/02 09:07

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2005/02/17 18:35

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2005/04/24 01:56

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2005/05/03 18:26

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