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紙の本
勉強して賢い消費者になりたい
2004/07/06 23:27
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投稿者:APRICOT - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイトルがズバリ示す通り、安い物はなぜ安いのか、高い物はなぜ高いのか、さまざまな品目について解説した本。
たとえば、携帯電話機0円。販売店は1台売れるごとに、電話会社からコミッションをもらうので、0円でも売れればもうかる(電話会社は使用料でもうける)。また、ホテルでの食べ放題は、赤字覚悟で質の良い物を出している。そのホテルに好感を持ってもらい、宿泊や結婚式等に利用してもらおうという作戦である。つまり、安いのには理由があるのは確かだが、必ずしも質が悪いとか、落とし穴があるというわけではない。むやみに警戒するのではなく、理由を知って、賢く利用したい。
また、高い物はなぜ高いのか。大半はそれなりの事情があり、暴利をむさぼっているケースは意外と少ない事がわかる。たとえば花屋は、常に良い花をそろえる必要があるが、売れずに枯らしてしまう事が多く、値段は高くても商売は苦しい。一方、ドリンク剤は原価は安いが、高いほど効くと思われているので定価は下げない、美容整形は広告宣伝に費用をかけている等々、つまらない理由で高いケースもある。また、火葬の値段のランクは焼き方の違いではなく、遺族が待つ部屋の良し悪しだというのもおもしろい。
まとめると、なぜこのような値段がついたか、品目によって理由が異なる。良いから高い、悪いから安い、という単純な話では決してない。それぞれについて勉強して、賢い消費者になりたいと思う。
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