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金沢の郷土料理について触れた本。レシピは殆どなく、料理文化史に興味のある人なら面白いと思う。薄いのに中身はぎっしり詰まっている。
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[ 内容 ]
美味と華麗さで知られる加賀料理だが、その歴史は謎に満ちている。
本書は百万石の始祖、前田利家にその起源を求める。
そしてさらに江戸時代の「百万石の料理人」にして稀代の食エッセイストが残した膨大な古文書を読み解き、加賀料理の意外な真実を明らかにしていく。
前田家の殿様は何を食べていたのか。
前田家から将軍家へのお中元はどんな食べ物が贈られたのか。
金沢に代々続く家の出身で有職故実の若手研究者である著者が、ダイナミックに展開する「美味の宇宙」。
[ 目次 ]
加賀料理とは何か
百万石の料理人・舟木伝内
加賀料理といえば…
江戸時代からの豊富な食材(魚の部;野菜の部)
まだまだある加賀の美味しいもの
加賀料理の謎を解く
[ 問題提起 ]
[ 結論 ]
[ コメント ]
[ 読了した日 ]
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2002年刊行。前田利家開祖の加賀百万石。豊富な魚介類産地である能登半島を配下に治める同地は、絢爛な食文化が開花した。その具体的実態を解説する。著者は富山短期大学専任講師。