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小石川養生所で王の如く君臨する謎の多い名医赤ひげ。長崎からの遊学から戻り、いいなづけに裏切られた保本登は失意にまみれたまま赤ひげの下で勤務医として働くことになるが…。
無人島に持って行くならこの本と決めています。(笑)徒労に終わることを知りながらも目前の患者を黙々と診療する赤ひげに心を奪われます。
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第7回: 山本周五郎 『赤ひげ診療譚』
http://ameblo.jp/pippu-t-takenoki/entry-10002488126.html
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名作に違いありません。山本周五郎の書く人間のにんげんにんげんしてるところが好きです。というよりもほっとするというか…、いかにも。
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この本から「山本周五郎ワールド」にはまってしまいました。
「義理・人情モノ」が大好きな人は一読!!
少々読み難い文体ですが、内容がすんなり入ってくるので、スラスラ読めます。
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江戸時代版ブラックジャック先生というか。
赤ひげ先生はスゴイいい人だと思うよ。
人情派というのとはまた違うけれど、一見つっけんどんでも
懐の深い、暖かい人。
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山本周五郎といえば、「樅の木は残った」「長い坂」
そして「赤ひげ診療譚」だろう。
いやまだまだあるけれど、これも文句なしにおもしろい。
五つ☆では足りない。
もっとあげたい。
☆☆☆☆☆☆でも足りない(と勝手に私が思っている・・・何しろ好きなもので)
最初にこの作品に触れたのは、NHKのドラマだったと思う。
誰が演じていたかは覚えていない。
何年かして、映画を見た。これは三船敏郎、加山雄三が演じていた。
長崎遊学から江戸に戻り、幕府の御目見医の席に着くはずだった
エリート医師の卵、である登が、どういうわけか
庶民、貧民の施療院、小石川養生所にまわされることとなる。
患者は汚い貧しい貧乏人ばかり。医者としての挫折感を味わい、さらに婚約者に背かれた心の傷を受けた登は、
全く反抗的な態度をとり、なかなか養生所になじまない。
しかし養生所の患者や、巷の患者にふれ、赤ひげの指導についていくうち、
徐々に変化し成長していく物語だ。
「赤ひげ診療譚」・・・ああ、お医者の話ね。
と、私も読み始め思いだしたが、その実、それのみならず、
これはやはり山本周五郎の江戸の庶民の世界を描いた話だった。
長編ではあるけれど、それぞれテーマのちがう8つの短編からできている。
現代でも通じるトラウマの話、うつ、貧困、
でも、その底に貧しい人々に対する赤ひげの、作者の、人間愛、やさしさが満ち満ちていて
登が、名誉、富をけって、この養生所に残る決意をするラストが
待っている。
彼はまた、こうして赤ひげ2号になっていくだろう、ことを思うと、
何ともたのもしい。
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「医」とは何なのか?
っていうのを考えさせてくれるきっかけになった。
山本周五郎は人情ものでほろりとさせてくれるすげー作家だなぁ。
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山本周五郎といえば、「樅の木は残った」「長い坂」そして「赤ひげ診療譚」だろう。いやまだまだあるけれど、これも文句なしにおもしろい。五つ☆では足りない。もっとあげたい。 ☆☆☆☆☆☆でも足りない(と勝手に私が思っている・・・何しろ好きなもので) 最初にこの作品に触れたのは、NHKのドラマだったと思う。誰が演じていたかは覚えていない。 何年かして、映画を見た。これは三船敏郎、加山雄三が演じていた。 長崎遊学から江戸に戻り、幕府の御目見医の席に着くはずだったエリート医師の卵、である登が、どういうわけか庶民、貧民の施療院、小石川養生所にまわされることとなる。 患者は汚い貧しい貧乏人ばかり。医者としての挫折感を味わい、さらに婚約者に背かれた心の傷を受けた登は、全く反抗的な態度をとり、なかなか養生所になじまない。 しかし養生所の患者や、巷の患者にふれ、赤ひげの指導についていくうち、徐々に変化し成長していく物語だ。 「赤ひげ診療譚」・・・ああ、お医者の話ね。と、私も読み始め思いだしたが、その実、それのみならず、これはやはり山本周五郎の江戸の庶民の世界を描いた話だった。 長編ではあるけれど、それぞれテーマのちがう8つの短編からできている。現代でも通じるトラウマの話、うつ、貧困、でも、その底に貧しい人々に対する赤ひげの、作者の、人間愛、やさしさが満ち満ちていて登が、名誉、富をけって、この養生所に残る決意をするラストが待っている。 彼はまた、こうして赤ひげ2号になっていくだろう、ことを思うと、何ともたのもしい。
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「医は仁術だと?仁術どころか、医学はまだ風邪ひとつ満足に治せはしない、病因の正しい判断もつかず、ただ患者の生命力に頼って、もそもそ手さぐりをしているだけのことだ、しかも手さぐりをするだけの努力さえ、しようとしない似而非医者が大部分なんだ」と赤ひげ、去定は断じる。
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これも確かドラマで見てから読んだと思う。周五郎さんが描く物語は、どれも人間味あふれていて、人っていいなぁと思わせます。
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山本周五郎。なぜかみんなあんまり知らないんだよな。ものすごくいい小説家だと思います。人の心の機微をうまく捉えてるし、それが読んでる人にじわじわ伝わってくる。あんまり本を読まない人には、小説のいいとこが分かるので、読んでみてほしい小説家のうちの一人。
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樅の木は残ったを入れたかったけど、画像データがないみたいなのでこっちを。赤ひげも素晴らしいけど、私はやっぱり樅の木。仲代達也がやったドラマもよかったんだよね〜。
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友達のお母さんに勧められて読んだ本。ずっと前に読んで内容を忘れてしまった…。でも、読みやすかったと思う。時間があれば読み返そう。
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面白い!夏に読むと少し肌寒ささえ感じるかもしれないが
人のあたたかさも見事に表現されている。山本周五郎は本当にすごいな。
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天地静大を勧めてくださった先生が貸してくださいました。
その後自分で買いました^ω^
登の変化が好きです^^