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ぼく、おつきさまがほしいんだ みんなのレビュー
- ジョナサン・エメット (文), ヴァネッサ・キャバン (絵), おびか ゆうこ (訳)
- 税込価格:1,650円(15pt)
- 出版社:徳間書店
- 発行年月:2002.9
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絵本
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紙の本
おつきさまってね…
2004/12/29 03:42
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:チャミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
初めて月をみたモグラくん。キラキラ光る、丸い銀貨のような月が欲しくなって…。まずは、ジャンプして取ろうとするけど、失敗。うさぎさんに「おつきさまは、本当はものすごーく遠いところになるんだよ」と言われても、モグラ君はあきらめず、何度もチャレンジします。そして、最後は…。
大人になって忘れていた、初めて見たものに対する気持ち。それが、どんなものなのか、手に入れられるものなのか、どうすれば手にすることができるのか、分らなくても欲しいと思ってしまう子供の心。純粋な目と心。そんな気持ちが自分にもあったのかもしれない、子供達にも今でも残っているのかもしれない、とちょっと懐かしく、心が温まる絵本です。
我が家の息子は今三歳。大人が見ると全然恐くないものを、妙に恐がったり、決して手に入れられないものを欲しがったり…まるでこのモグラ君のよう。この絵本を読むまでは、頭から「ダメ!」と言ったり、大人の目線で「大丈夫。恐くないから」と言い聞かせたりしていた。でも、そうじゃない。初めて見るものって、きっととても魅力的だったり、とても恐かったりするものばかり。人は失敗を繰り返して、そのものがどんなものかを悟っていく。モグラ君のように、自分で納得しておつきさまはいったいどんなものか、を分らなければ、本当に理解したことにはならないし、心が満たされることもないかもしれない。
小さな子供がいる人は読んであげて欲しい一冊。読み終えたら、モグラ君のように、何かを得るために必死になっていた子供の心がよみがえります。
紙の本
表紙もかわいい、中身もかわいい。
2017/02/09 13:36
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投稿者:紗螺 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ちょっと天然キャラなモグラくんが、お月さまほしさに跳んだりはねたり木に登ったり。その様子が滑稽ながらもかわいい。
そんなモグラくんに、ウサギやハリネズミ、リスがそんなモグラくんにあたたかい助言をくれるのがミソ。ほのぼのとした動物ワールドが楽しめる一冊。
モグラくんがお月さまが遠いところにあることを納得する結末も絵本らしさにあふれている。
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