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紙の本
障害があるほど、恋は燃えるもの!
2002/11/04 00:15
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投稿者:yaeba - この投稿者のレビュー一覧を見る
「あまりに年下って何歳年下なんだろう? どんな恋愛なんだろう?」と、タイトルが気になって読んでみた。
主人公の女性は35歳・教師。そして、友達の息子・15歳と恋に落ちる。二人の歳の差・15歳! 「20歳の差」と言っても、「20歳と40歳」や「30歳と50歳」なら少し落ち着いている感じがするが、「15歳と35歳」である。「15歳」なのだ。少年と青年の間に位置し将来も定まっていない、青々しい年齢だ。この青々しさこそが、この恋愛をドラマティックなものにしている。
年齢の差という障害に加え、彼の両親からの反対という大きな障害も立ちはだかる。この二人にとっては、後者の方がより大きな障害である。こうした障害に対して、二人はどう乗り越えていくのかを描いた話である。
障害があればあるほど、恋は燃えるもの…の典型的ストーリー。
「恋愛小説」を読みたい人にはこの本をオススメします。
あまり「恋愛小説」を読まない人も、面白い設定なのでサクサク読めます。
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