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紙の本
ウルルン好きのあなた必読です。
2003/03/20 08:24
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投稿者:フォックス - この投稿者のレビュー一覧を見る
主人公コリンヌは若くして自分でお店を経営するほどのしっかり者。旅行好きのヨーロッパ人らしく恋人とアフリカのケニアへ旅行へ行き、そこでマサイの戦士と出会い、あっという間にケニアに住み着きそこで結婚する。なんというスピード感、なんというテンポの良さだろう。
主人公のコリンヌはあきれるほどに予備知識が全くない。そこが文化人類学者のフィールドワークと違う点だ。マサイの戦士、ルケティンガの美しい姿に一目ぼれし、彼らの生活様式なんか一つも知らずに、いっしょに生活し始めてしまう。
コリンヌが徐々にマサイに溶け込んでいく様子は、冷静さと躍動感を同時にかね合わせて生き生きと描写される。
知らないがためになんでもなかったことが、生活に溶け込んでいくに従っていやな部分が見えてくる。そんな様子が描かれるが、最後にはマサイの戦士、ルケティンガの美しさにやられてしまう。
そんな情熱的で一本やりで、まっすぐなヨーロッパ女性コリンヌの生き方は、今日も一日何もできなかった自分に猛反省を促してくれるだろう。
1週間で帰ってくる「世界ウルルン滞在記」とはスケールの違った世界を体験させてくれるだろう。何せ彼らは裏でこそこそカップラーメン食べてるはずですから。
この本を読めば、ワールドカップに遅れてくるアフリカチームのことが理解できると思います。彼らにとって次のバスが来るまで1週間待つことだってなんでもないことなんだから。
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