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どこかでお勧め本として紹介されていた本。
タイトルに引かれました。
フード・ライターとして活躍する著者の半生記。駆け出しの頃から奮闘し、成功するまでの手記です。
いろいろなことが起こり、まるでハーレクイン小説のようにキラキラした内容ですが、フィクションではなく自叙伝だというのがすごいところ。
現代版アメリカン・ドリーム・ストーリーとなっています。
ただ、『ブリジット・ジョーンズの日記』といい『食べて、祈って、恋をして 女が直面するあるゆること探究の書』といい、現代社会で働く英米女性を主人公とした作品は実は苦手。
これもやはり、私の好みではありませんでした。
主人公の自我が強くて、好き勝手に生きている感じにどうにも共感できず、読み進めるのがつらかったです。
欧米では、そういう姿勢がかっこいいとされるのでしょうが。
この作品のヒロイン、ルースは、既婚者ながら何度も不倫(浮気ではない表記)を楽しんでいるので、なんだかなあと閉口します。
アメリカの読者は、こういう暴露本的内容が好きなのかしら?
延々とモノローグの続くドキュメンタリーのようで、よくここまであけすけにプライベートを書けるものだなあと、圧倒されました。
ただ、話を彩る料理の話は、豪華でおいしそうなものばかり。
読んでいると、レストランでの光景が目に浮かび、贅沢な気分になります。
ルースは、レストラン批評家であるため、さまざまなレストランを訪れて、錚々たる食の専門家と興隆しますが、自分でも料理を行います。
料理人の名前も多く登場しますが、私はウォルフガング・パックかしかわかりませんでした。
アメリカ人なら、ピンとくる店名ばかりかもしれませんが、馴染みのない店の話よりも、私は料理のシーンの方が印象的でした。
レシピも載っていて、料理本のよう。どれもアメリカ風の味付けのようです。
自分には合いませんでしたが、好みの問題なので、こうした本がしっくりくる人もいることでしょう。
『プラダを着た悪魔』などが好きな人にはお勧めの、サクセスストーリーです。
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だいぶ前に読んだので内容はあやふやだけど…
読み終わって、期待してた話じゃなかったことと、外国の人の名前と訳の文章ってこの本に限らず、どうしてもスッと入って来ないっていう印象しかないです。
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ロサンゼルスで有名なフードライターの駆け出しの頃から、恋と別れとビジネスでの成功へと登ってきた足取りの回想。
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後半に行くに従って『落ち込んだときは料理を食べよう』になっている。
まあ、人が作ってくれたご飯は美味しいけどね。