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横山秀夫さんの著作は、「半落ち」が初体験で感動して、本書が2冊目になります。。。が、短編集でした。短編はどうも苦手です。
最近は、本の実物を手にとって購入することがめっきり少なくなり、Amazonで著者名とタイトルだけで買ってしまう事が多いので。。。Amazonも短編集かそうでないかくらい一目でわかるようにしてくれたら嬉しいんですが(全然、書評になってないですな、こりゃ)
2005/12/7
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警察、元被告、記者、裁判官の話をそれぞれ一話ずつ収録した一冊。元記者として見知ったものに裏打ちされた小説なために、リアリティーたっぷり。面白い。ただ、短編集よりも、長編のほうがこの人は面白いように思う。
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横山さんの短編集は読みやすくて良い!4つの話の中では「逆転の夏」が特に良かったです。なんだかはまりそうな気配です。
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内容(「BOOK」データベースより)
署内で一括保管される三十冊の警察手帳が紛失した。犯人は内部か、外部か。男たちの矜持がぶつかりあう表題作(第53回日本推理作家協会賞受賞作)ほか、女子高生殺しの前科を持つ男が、匿名の殺人依頼電話に苦悩する「逆転の夏」。公判中の居眠りで失脚する裁判官を描いた「密室の人」など珠玉の四篇を収録。
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これまた、「日本推理作家協会賞」受賞の横山氏第2作。
警察官・新聞記者・受刑経験者・裁判官特殊といえば特殊な職業につく人々の、
それぞれが持つ「謎」、それが今回は主役(?)だ。
この人の人間洞察力は、並じゃない。
地方新聞記者出身の作者だが、
県警担当記者を経験しただけでは、ここまでは語れまい。
類まれなる人間洞察力と、物語創造力(?)
2作目にして、完全に横山作品の虜となりました。
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日本推理作家協会賞受賞作。4篇収録の短編集。裁判官、事件記者、警察官等が主人公。警察関連の内部事情的なものは読みづらいものが多いけど、横山作品はとても読みやすいと思う。表題作より『逆転の夏』が面白かった。(2006/5/13)
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まあ、おもしろい。
横山秀夫を読んだのは初めてだったけど、なかなかでした。
文章が読みやすくて、一生懸命読まなくてもすんなりと頭に入ってくる。
短編集で、8割方おもしろかった。
動機、逆転の夏、特におもしろい。
この二つなら長編にしてもいけそう。
ストーリーをこと細やかに描写するのではなく、
読み手に「はっはーん、こういうことなのね」と考えさせるのがうまい。
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一番有名な作品は映画化された半落ちですかね。
警察を舞台にした小説が得意な作家ですね。
今回も警察内部の事件あり、そして前科犯や裁判官といった、バラエティに富んだ主役陣。
この人の書く小説の醍醐味は、なんといっても心理描写。
迷い、疑い、葛藤しながら事件を追う姿がものすごくリアリティがあります。
1冊に4,5話という構成だと、電車の中で読むのにちょうどいいですね。
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短編集。
その中でも「逆転の夏」がおもろかった。
細かいことをうだうだ描写せん中で、あれだけ読者を納得させれるのがすごい。
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女子高生殺しの前科を持つ男が、匿名の殺人依頼電話に苦労する「逆転の夏」
これは4つの短編の中で1番面白かった。ドキドキ感がたまらない。その他「動機」「ネタ元」「密室の人」が収録されている。
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会話の中だけれどD県警の二渡軽視が出てきます。作者はお気に入りのキャラなのかな( ´・_・`)逆転の夏は面白かった。なぞの殺人依頼人「サカイ」の正体はすぐにわかりますが、それでも展開が気になる。やはり、警察話のほうが面白いです。(´∀`*)
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「半落ち」も良かったけど、横山さんの作品の原点はこれです。一体、動機(ホワイダニット)は何なんだと読者の目を一転二転させる中で、最後に驚くべき動機が潜んでいました。トンデモない事件の動機が多い中、この犯人の動機には日本人本来の優しさを再認識させます。しみじみと泣ける時代小説のような本です。
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タイトルの動機も面白かったのですが、逆転の夏が一番よかったです。動機の方は警察手帳がどうして大量に無くなったの?と思って、最後まで謎がわかりませんでした。でも謎が解けたときはなるほどと思いました。逆転の夏は、タイトルの通り逆転でした。
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警察手帳が返ってきたのは良いけど、分かりやすい所に置いてくれと頼まれたのに、何で分かりにくい所に置くねんっ!!(´Д`)って感じでしたね…。
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大好きな警察小説。
警察小説を書くのがうまい横山秀夫
過去、横山さんの作品ははずしたことがなかったけど・・・
これはなんかガッカリ・・・
短編集で、警察官の一括保管していた警察手帳がなくなる話・記者がヘッドハンティングされる。・裁判官が裁判中に寝てしまう話・殺人を犯してでてきた男が匿名の男から殺人を依頼される話。
それぞれの話で絡みとかは全くないけど・・・一つ一つが「で?」ってなったり。「うーん・・・」っていう不完全燃焼な作品やった。。。
横山=警察っていうイメージがあるからなんかなぁーなんかしっくりこなかった。