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紙の本
皇族といえども
2022/07/24 06:04
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:かずさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
室町前期の皇族、伏見宮貞成親王の日記「看聞日記」を読み解いている。本来宮家を継ぐ立場ではなく40歳まで元服もできなった貞成が兄の継承として宮家を継いでから40年に亘り書いた日記。本書は単に年代ごとに事を列記しているのではなく、室町時代の風俗・習慣・噂話を絡めて解説もしている。読んでいて室町という時代を見ることができる。皇族とはいえ家計は貧しく、領地の心配。自身の無位無官、子供や近臣の心配まで現代とは変わりがない。晩年近く子供が登極し、自身は太上天皇の称号も得て御所も都に移り天寿を全うする。分量があるが読んでて面白かった。
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