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あなたは“心理学業界”の術中に陥ってはいないか。『心理療法にはおまじない以上の効き目はない』と喝破し、“業界”から目の敵にされた書。
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本棚にあるとウケそうな本(爆)
誰もが読んでみたいと思うテーマだと思う。学術文献でなくおもしろ雑学レベル。それでも、「なるほどねぇ」を連発させてくれるし、人間観変わるかも。
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心理学ってどんなもんかと思って手にとりました.
読み始めは心理学に対する誤解を次々に解かれていくので,
読んでて自分の認識が修正されていくのを楽しむことができました.
しかし,内容全体が心理学にすることで一貫しているため,
後半はだんだんと作者の否定論に付き合うのがしんどくなってきます.
心理学に対する誤解はあるのはわかったけれど,
それじゃあどうすれば良いの?という部分まで書いてほしかったな.
結局最後の4分の1くらいは斜め読みになってしまいました.
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面白いです。臨床心理学を学ぶ上で、読んでおくとためになります。
批判精神の大切さが書かれているように思います。そういう意味では星5つです。
しかし、強引な批判をしている部分もあります。反論できる面がもちろんあります。
まず本を読んで、批判精神の大切さを教わり、次に、この本自体を批判することも可能であると教わりました。
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裏表紙に「業界の目の敵に〜」とかってあるけど普通に無視されるレベルのような。
ただ「抑圧」についての論述はおもしろかった気がする。
但し当方フロイトの精神分析はあんまり知りません。
5年後ぐらいにもう一度読みたい。
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何をいまさら、
と思ってしまいました。
おさらい的な意味では面白かったかな。個人的にはラカンのほうがしっくりくるけど、
やっぱり精神分析って知識を求めて飛び込むより、一歩引いてトリビア的な娯楽として楽しむもののような気がする・・・
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内容は置いといて、批判の弁論術は凄かった。
多少強引な批判もあるけど、おかしいなと思う間もなく筆者の論に引き込まれる。
批判って難しいし危ないね。取り扱い注意。
フロイトそんなに詳しいわけじゃないけど、心理学一般に対して変だなと感じた所に言及してくれる。
私からすればフロイト以前に心理学そのものが変なものなんだけれど。
長い割にはすらすら読めた。娯楽的な読み物と見ればもうちょい高評価。
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フロイトの気付いた精神医学の常識を300ページ以上にわたって否定し続ける本。常識や権威がいかに根拠のない迷信であることが多いかを、実際のデータを用いて示してくれる。
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膨大な資料をもとに検証可能な科学として心理学を批判するが、著者は心理学とは関係ないサイエンスライターであり、反証を受けることなく一方的に資料の引用で批判するというスタイルなので、今ひとつ信用に足りない、また主に欧米の心理学界隈を基準にしているため日本人としては実感が湧かない。もっと公平な立場で俯瞰的に検証したものを望む
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なんにでもかんにでも異論反論を唱えるというのは裏返しの全体主義の恐ろしさに満ち満ちているが、商売気たっぷりの医学や心理学よりも人間の自然治癒力を信じよう、というのがメッセージだ、というのならそれはまともだ。そういう説の心理学もあるけどね。それは取り上げていない。やはり全体主義。
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フロイトの言っていたことは、ほとんどが証明されていないし、ウソだという内容が書かれています。
精神病や、うつ病などの病にかかって、心理療法士の治療を受けても、プラシーボ効果のように、プロがやっても、適当な治療をしても結果は変わらないというようなことが、書いてあります。
確かに、小さい頃のトラウマで全て今の自分が成り立っているとは言えないというところは、分かるような気がしたけれど、、
納得できるところもあるけど、マスコミによる世間への影響はほぼ無いなど、え?と思うところも多くて、途中で読むのを辞めてしまいました。
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心の病気は心理療法では治せない、著者が上げるデーターは真実を語る。時代と共に変質する心理療法は、心理学業界が作り上げた妄想なのかもしれない。心を扱う仕事には胡散臭さがどうしても付きまとう。業界の権威を振りかざすことで信用を勝ち得る手法があざとい。
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[ 内容 ]
アダルトチルドレン、買い物依存症、燃え尽き症候群…心の不調を感じたら専門家のカウンセリングを受けるのが常識といわれる。
しかし、その常識、ちょっと待っていただきたい。
あなたは“心理学業界”の術中に陥ってはいないか。
「心理療法にはおまじない以上の効き目はない」と喝破し、“業界”から目の敵にされた著者の問題の書。
[ 目次 ]
第1部 「影響力」のウソ(心理療法;教育 ほか)
第2部 「心」のウソ(無意識;自己認識 ほか)
第3部 「意識」のウソ(瞑想;催眠 ほか)
第4部 「脳」のウソ(一〇パーセント神話;右脳と左脳)
[ 問題提起 ]
[ 結論 ]
[ コメント ]
[ 読了した日 ]
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古本屋で衝動買い。カウンセリングにつきまとう胡散臭さについて、総合的に批判を加えたもの。今流行の「マインドフル」の原型である「瞑想ブーム」にも言及している。一部”言い過ぎでは?”と思われる部分もあるが、大筋では同意できる議論が多かった。心理学や脳科学関係のニセ科学に興味ある人なら一読して損はしないと思う。
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思ってたのとは違っていたのですがこれはこれで
面白かったというか考えさせられる本でした。
ドイツの方が書いた本であり時代も15年近く前の話なので
少しタイムリー性は無いと思いますがあまり心理学的な
本は読まないのでちょっと勉強にもなりました。
ちなみに教団Xにも出てきた実は意識が意思決定する前に
既に脳の該当部位が活性化しているという
意識は実は脳に従属しているみたいな話も出てきて
ちょっと繋がりました。
最初の心理療法の項目が長く(感じられ)、
あまり個人的に馴染みが無いことと、
作者が特定の立場に偏った議論を展開するので
少し読み進めるのに苦労しました。
(データ偏重主義というかそんな感じ)
どんなに定量的に表そうとしても定量的に出来ない
部分もあるのでそこまで躍起になって否定しなくても
というところもありますが批判される方も
おそらく反論できない部分も多いと思うので
何ともいえない気持ちになります。
個人的には第3部以降の瞑想や催眠、脳の10%神話
左脳と右脳などの話についてはとても面白く
後半は一気に読み進めることが出来ました。