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紙の本
誰でも背中合わせだから・・・
2006/05/22 22:46
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ケラ - この投稿者のレビュー一覧を見る
胸がつまる想いです。
涙があふれて、あふれて・・・。
人間は、過ちを犯す生き物です。
生きていれば、いろいろなことが起こり
人を傷つけてしまったり、間違うことだってある。
そのとき、どう対処するかで、その人の本質が試される。
でも取り返しのつかないことをしてしまったら・・・。
このおはなしは、さだまさしさんが歌い続けている歌。
実際にあったおはなしだそうです。
ほんの一瞬の油断だったんだろうか。
ゆうちゃんは、交通事故を起こしてしまう。
たった一度の大きな過ち。
「人殺し あんたを許さない」
被害者の奥さんの足元で、
大声で泣きながら頭を床にこすり付けるだけだった。
そのあと、ゆうちゃんは人が変わったように
働いて、働いて・・・
償いきれるはずはないが
せめてもと、毎月あの人へ仕送りをする。
事件から7年目に初めてあの奥さんから
ゆうちゃん宛てに手紙が届く。
ゆうちゃんは、泣きながらその手紙を抱きしめる。
ありがとう。
あなたの優しい気持ちはよくわかりました。
どうぞ送金はやめてください。
あなたの文字を見る度に
主人のを思い出してつらいのです。
あなたの気持ちはわかるけど
どうか、もうあなたご自身の人生を
もとに戻してあげてほしい。と・・・・・。
絵が、心象風景というのかな。
こころの中の風景のようで、
ずーんと響いて伝わってきます。
誠心誠意、償うゆうちゃん。
それを、許そうとする被害者の奥さん。
どうして、こんな悲しいことが
起こってしまったんだろう。
交通事故は、一瞬ですべてをなくしてしまうのです。
私もハンドルを握ります。
安易に握ってはいけないと思います。
だれだって、ゆうちゃんになる可能性はあるのです。
ゆうちゃんや奥さんのような想いをする人を
これ以上作ってはいけないと思うのです。
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