- 現在お取り扱いが
できません - ほしい本に追加する
- 予約購入について
-
- 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
- ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
- ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
- 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。
1 件中 1 件~ 1 件を表示 |
紙の本
会社にとって「当たり前のこと」って何だろう?
2003/02/18 01:04
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る
もしあなたが社長だったら。PART1の「確固たる経営戦略を持とう!」とPART4の「人が活きる会社をつくる!」をまず読もう。あなたが実践している経営が小手先だけの経費削減だけに頼っていないか、もう一度再確認してみようではないか。「原則倒産時代」の渦中にあって、あなたの経営が首尾一貫していればいいが、もし固い意志がないのなら社長を辞めるべきだ。そして、あなたが従業員を粗末にしているとすれば、経営の成り立ちがわからないと自覚すべきだろう。「人材=人財」と心得るべきだ。
もしあなたが従業員だったら。PART2の「利益を生む経営体質をつくる!」とPART3の「顧客が集まる会社をつくる!」をまず読もう。自分が働く会社の財務諸表ぐらいは見てみようではないか。自分の会社がどのような利益を生み出しているのか、生き残るためにはどれだけの利益が必要なのか、自分自身の目で確かめることが肝心だ。そして、自分たちがしていることはお客を大事にしているのかもう一度考えてみるべきだろう。「事業の目的は顧客の創造にある」と心得るべきだ。
もしあなたがステークホルダー(利害関係者)だったら。プロローグの「勝ち組と負け組の違いはここにある!」とPART5の「次代に活きる会社をつくる!」をまず読もう。あなたが投資をしたり取引のある会社が勝ち組の会社なのかを見極めようではないか。もし、余計なところにお金をつぎ込んでいるようなら、すぐに関係を絶つことも大切な決断だろう。そして、その会社の社長が強引に息子へ世襲交代をするようであれば、見限ったとしても大きな損失にはならないだろう。「なんとかなるだろうという考えは絶対に通用しない」と心得るべきだ。
会社にとって「当たり前のこと」とは、「負けてたまるか、なんとしても生き残るという経営」そのものだといえる。残念なことに、そんな単純明快な考え方さえも多くの経営者が忘れているのも事実である。でも、あきらめるのはまだ早い。「潰れてたまるか 潰してたまるか」という心意気さえあれば、まだ立ち直れるはずだ。
1 件中 1 件~ 1 件を表示 |