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経営は「実行」 明日から結果を出すための鉄則 みんなのレビュー

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みんなのレビュー14件

みんなの評価3.9

評価内訳

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14 件中 1 件~ 14 件を表示

紙の本

「任せた」ではリーダー失格

2003/04/07 17:12

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:日経BP社 編集委員 木村功 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 米国でベストセラーになったことが納得できる本である。企業のトップ、経営陣にとどまらず、全ての階層のリーダーにとって得るところが極めて大きいだろう。著者の2人は経験豊な経営者、企業のアドバイザーで、2人が自分の仕事を通して確信した「経営は実行」という結論は説得力に富む。
 著者によれば、企業経営を語る場合、これまでの根本的な問題は、実行がビジネスの戦術だととらえられ、リーダーは実行を他人に任せ、もっと「大きな」問題に注力すべきだと考えられている点にある。「この考え方は完全に間違っている」という。
 実行は単なる戦術ではなく、企業の必修科目であり、戦略や目標、文化に根づかせなければならない。企業のリーダーはその中身と実践に深く関与して部下や他人に任せきりにしてはならない——と説く。
 立派なビジョン、戦略計画を持つ企業も、事業を実行する手法、体系を持たないと結局は事業に失敗する。実行のノウハウ——と言っても良いだろう——を確立し社内、組織にそのノウハウを植え付けておけば、環境変化にも適切に対応できる組織として生きていかれる、というわけである。
 誰もが独創性認め、コンサルタントや投資家が賞賛するビジネスプラン、事業計画も着実な実行が伴ってはじめて意味を持つ。企業が成功する必須の条件として「実行」という概念を打ち立てたことの意義は大きい。経営を学問的に分析するうえでも新しい視点を提供したのではないだろうか。
 また、この本が優れているのは、企業の普遍でかつ重要なテーマである「人材」、「戦略」、「業務」を実行という問題と連動させて分かりやすく話を進めている点だ。特に、人材の問題が企業にとって最も重要な問題と強調し、著者のこれまでの経験、実例をもとに展開する人材論は面白い。人材の評価について、過去に目を向け評価をするのは誤りで、はるかに重要なのは明日の仕事ができるかどうかだ、というような指摘には同意する向きも少なくないだろう。今までのレベルの仕事で優れた実績を上げた者を、上位のレベルの仕事のリーダーにしなかった米国企業のケースには経営トップの目の確かさを感じさせる。
 最新流行の経営手法に跳び付き、社員、部下を言葉やスローガンだけで振り回すようなリーダーはいつの時代にもどこにもいるだろう。だからこそ、この実行の重要さを再認識し企業は実行のノウハウを確立すべきという提案は、永遠の真理として我々の耳に響いてくる。
 読んで損のない本ではなく、読んでおくべき本であると思う。

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紙の本

腑に落ちた

2004/11/24 15:48

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:知りたい人 - この投稿者のレビュー一覧を見る

どんなに素晴らしい戦略を持っていても実行しなければ何の結果も得られません。この書では、どうすれば実行できるのかを解き明かしています。
実行はリーダーの一番重要な仕事だと説いています。
私がこの本の中で感じた所は、
「リーダーは現場で何が起こっているのか現場へ行って事実を調査しなければい
けない。」
「考え方で行動は変わらない。行動が変われば考え方が変わるのである。」
と言う部分です。
この書で出ている企業は世界的な大企業ですので、組織論などは全てのケースに
当てはまるわけではないと思います。
しかし、実行するのに何が一番大切かという点では非常に参考になると思われます。

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紙の本

Execution,失われて久しいもの

2004/12/09 23:05

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:平野雅史 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 創造、変革、戦略、現場力、構想力。様々な経営に関するコンセプトがある。ただ、何につけ「実行」されなければビジネスでは価値を生まない、間違いなくこれは言えるだろう。本書は、企業経営・組織における実行“Execution”を主テーマに据えた一冊、名物経営者ラリー・ボシディらしい経営感が随所に伝わってくる。

 本書で語られる実行は、経営トップによるコーチングの連鎖を端緒として
実行と業績へのコミットをカスケード式に求めていこうという考え方。トップが実行へのコミットを示しコーチングを施し、更にその実行へのコミットとコーチングの連鎖が下へ下へと伝播していく。「口をすっぱくして言っているのにやらない」というひきこもり症の経営者とは異なり、相当のコミットがなくては実行できないことは間違いない。
 また、コーチングの過程では、トップ自らが工場や販売の現場へも降りていく。「現場との意見交換」とは名ばかりの物見遊山ではない。実際に、現場のコミットを引き出し、その場で意思決定することもある(この当りは、『GE式ワークアウト』(日経BP社)に詳しい)。また、こうした降り立つ過程で、次代のマネージャー層を発掘し鍛え上げ、リーダーシップ・パイプラインを築いていくのだ(パイプラインの考え方は『リーダーを育てる会社つぶす会社』(英治出版)に詳しい)。
 また、本書で示される「7つの原則」は、実行を文化として根付かせるための経営者としてのスタンスが整理されている。

 ラリー・ボシディと言えば、「社員の雇用を保障するのは、会社ではなく市場と顧客だ」という名言を垂れた御仁、座右の一言。
 カルチャーが変わらないと実行が変わらないのか、実行していく過程でカルチャーが変わるのか。チャンドラーが示した戦略が先か組織が先かという命題と同様に、このチキン=エッグの関係の正否はなかなか解き難いものがある。ただ、間違いなく言えるのは、サメが泳がなければ死んでしまうのと同様、企業が戦略や施策を実行しなければ否応なく死んでしまうことだ。正しい戦略も重要だが、実行の文化もまた重要なのだ。

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紙の本

「実行」とは成果を残すリーダーシップの必須項目

2003/04/02 14:30

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ひろっち - この投稿者のレビュー一覧を見る

行動が考え方を変える。実行だけが組織が成果をだすことを可能にする。
戦略も組織改革も、実行がなければ、期待した成果には結びつかない。
そして、リーダー自ら実行することでしか、組織が実行力を発揮するのはむずかしい。
この本には、そうした組織においてもっとも重要でありながら、なぜか軽視されている「実行力」について、
実行こそリーダーの仕事であるという観点から、実行の体系的なプロセスについて論述している。

本書によれば、実行力のあるリーダーとは、単にスマートな戦略や目標を示すだけの人間ではない。
人材、戦略、業務の主要な3つのプロセスにおいて、
みずから事業に深く入り込むことで現実を直視し、適切な質問とフォローでひとびとを導く人間である。
ひとびとを成果にむけて導くには、みずから責任をもって行動し、常にフォローを行なっていくことこそ、
経営者たるリーダーの仕事であることが詳しくわかりやすく述べられている。

実際の経営者が語る内容は、説得力にあふれており、
経営者以外の人でも、ひとりでも部下をもち、成果に責任を与えられている人なら、
どこにどう主眼をおいて行動をすべきかというヒントになるだろう。

内容としては申し分ないのだが、
ただ、ひとつ残念なのは、悪い経営者の例をあげることがあまりにも多すぎることだ。
反面教師という意味で読むべきだとは思うが、すこし愚痴っぽくも感じられなくもなく、
たとえ、それが現実をみることのひとつだとしても、あまり心地よいものではない。
もちろん、それを差し引いても、これからの経営、リーダーシップを考える上で、
非常にためになる本であることは保証する。

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紙の本

出版社コメント

2003/02/14 15:39

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:日本経済新聞社 - この投稿者のレビュー一覧を見る

戦略やビジョンも「実行」次第。このあたりまえのことを実現するにはどうしたらいいのか。2人の経営のグルがこれまで語られることのなかった、経営における「実行」のノウハウを、多くの事例を交えて説いた話題作。

■目次
はじめに
第1部 なぜ実行が求められているのか
第1章 誰も気づかないギャップ
第2章 実行がもたらす違い

第2部 実行の構成要素
第3章 構成要素その1—— リーダーがとるべき7つの行動
第4章 構成要素その2—— 文化の変革に必要な枠組みをつくる
第5章 構成要素その3—— 他人に任せてはならないリーダーの仕事
—— 適材を適所にあてる

第3部 実行の3つのコア・プロセス
第6章 人材プロセス —— 戦略・業務プロセスと連動させる
第7章 戦略プロセス —— 人材・業務プロセスと連動させる
第8章 戦略レビューをどう進めるか
第9章 業務プロセス —— 戦略・人材プロセスと連動させる
おわりに —— 新しいリーダーへの手紙
訳者あとがき

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2009/09/19 23:34

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