紙の本
「国際派ジョーク」に改題すべき
2005/10/22 14:47
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:APRICOT - この投稿者のレビュー一覧を見る
看板に大いに偽りあり。エンロンや株式市場、貿易摩擦等、ビジネス・ネタもあるにはあるが、全体の1割にも満たない。ほとんどが政治ジョークなのだ。なぜ「ビジネス・ジョーク」なんてタイトルを付けたのだろう? 裏表紙の紹介にある「国際派ジョーク」なら全く問題なかったのに。
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また政治ジョークも、主役がゴルバチョフ、ブッシュ(父)、クリントン、サッチャーと、ネタが古い。おもしろくない事はない。だが、10年前の本ならともかく、2003年の発行なのだから、もう少し新鮮なネタがほしいと思う。また、すでに知っているジョークが多いのも残念。
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以上、タイトルとネタの鮮度には問題があるが、非常に知的で品の良いジョーク集で、それなりに楽しめた。ただ、かなりペダンティックなので、好き嫌いは分かれるかもしれない。
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気に入ったのを1つ、かいつまんで紹介する。”韓国の大統領”を”日本の首相”に置き換えてもおもしろいかもしれない。
★☆★
韓国の大統領がクリントン米大統領を訪問する事になり、側近から挨拶は英語でするようアドバイスされた。”How are you?” と切り出し、相手が何と答えても ”Me、 too.” と応じれば良い、と。
ところが韓国大統領、まちがえて ”Who are you?” と言ってしまった。
クリントンは驚いたが、冗談めかして答えた。”I’m the husband of Lady Hillary.”
韓国大統領は真面目くさって ”Me、 too.”
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以前読んだ“少子化「必毒」ジョーク集”と“世界の日本人ジョーク集”がひどくおもしろかったので、家にたま×2あったこの本も読んでみました。
玉石混淆かな?めっちゃくちゃ笑えるものもあればそうでないのもあったり。じわじわっときますね、笑いが(笑)
ただ、世界の政治的・経済的立場や関係、国際政治に疎い人にはちょっと分かりにくいかも?
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西日本新聞2011.02.16朝刊コラム「春秋」で紹介。
今回にかぎらずよくコラムでネタにされる本です。
導入に使ったりするのにちょうどいいのでしょう。
おもしろそうです。
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ジョークを楽しむには知性がいるなと改めて思いました;;しかしエスニックジョーク容赦無し。日本の自虐やいじりと違う毒ですね。ロシアと東ドイツネタは流石に怖い
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[ 内容 ]
優れたジョークは英知のたまもの―自他ともに認める「国際派ジョーク」の第一人者が選りすぐった名作、秀作を多数収録。
[ 目次 ]
第1章 EU各国
第2章 アメリカ
第3章 ロシア
第4章 中南米
第5章 サミット―首脳たち
第6章 ジョークは国境を越えて
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
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☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
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100円コーナーで発見。
この手の本が一時期流行ってました。
まぁその手の本とそんなに中身は変わりません。
ただ、世界ビジネスジョークと言っているにも関わらず、
アジアに関しては全くなし!
そこのあたりのジョークが知りたかったから物足りなかったです。
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ジョークとしては面白いが、合間の解説抜かしてもっと沢山集めてくれた方が良かったと思う。
本としてはどうかね。
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池上彰を読むより、ずっと「世界」の雰囲気が分かるのだけれど、なんせ出典が分からんから最後までマユツバ。
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インテリなジョーク集。各国の国民性はなんとなくわかりますが、ビジネスジョーク集にする必要はなかったような。ちょっと嫌味な気がする。
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国民性なんてヘタリアで書いてあるようなものしかわからないが、十分楽しめた。
それぞれの国の首脳や経済状況などがもっとわかっていれば楽しめたような気がする。
外国語や政治経済について勉強しなきゃな、と思わせてくれた。
政治・経済情勢や国民性などの補足が書いてあるのは助かった。
薄い本のジョークは「日本の同人誌」と今なら書かれていそう。
規則のありかたのジョークが一番好き。
ロシアの大統領はハゲとフサが交互なのは知ってた。
地獄の電話と十五か国のいいところは読んでてクスッとなった。