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桐野作品としてはそんなにドロドロしてないし、容赦ない描写が多いわけでもないがさすが。一気に読ませる♪
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4人の女子高生、ホリニンナ、ユウザン、テラウチ、キラリン。ホリニンナの隣家の高校生
ミミズが母親を殺して逃亡した! 4人はミミズの逃亡を手助けすることに。
現代の高校生の心の闇を描く、力作長編
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女子高生のホリニンナ、友人ユウザン、キラリン、そして隣人のミミズ。それぞれの視点によって話は進む。
ホリニンナは隣人で同級生であるミミズが、自分の母親を殺害して逃亡していることを知る。なぜが、警察の問いかけにミミズをかばうような答えを言ってしまう。またユウザンは興味本位からかミミズの逃亡を手助けすることになった。
いまどきの高校生の姿が等身大で描かれてまさに「リアルワールド」である。
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入手方法:「OUT」と同じ。残念ながら100円ではありませんでしたが。
初めての桐野夏生です。
巷に溢れる女子高生の表象が大方気に入りません。フェミニズム色の強いと言われる桐野なら何かやるかと思いましたが、そうでもありませんでした。
でも、主人公の誰にも共感させないという意地が感じられてこういう作家は好きですね。
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読書感想文用に読んだけど結局感想文書きませんでした。
心理描写はうまい思います。女子高生ってこんなんだよね。
でも自分も一応女子高生なのに「へー」とか思いながら読んだ記憶があります;
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高校生が自分の母親を殺す所から物語りはスタート。
語り手がその高校生だったり、隣に住む女子高生になったり、その友達になったりします。
物語はなんだか悲しいエンディングを迎えます。
桐野さんってすごいなぁって思うのが、違和感なくいまどきの子の言葉遣いで小説を書いている所。
私なんていまどきの子の話し方とかついていけないのに。。。
すごいなと思うけど、私はそういう口調で書かれている小説はあまり好きではないのです。
だから星3つどまり。
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大人に読んでほしい。
大人っていうのは、自分の視点が大人だ、という自覚がある人。
子どもの世界のリアルってこんな風だって、知ってほしい。子どもの頃の気持ちを思い出す、なんて無理だ。大人なら、大人として、ただ、子どもの視点は違うところにあるんだって知ってほしい。
子どもにも、もちろん読んでほしい。物語自体はまさか自分の身には起こらないだろうと思う、全然リアルじゃないはずなのに、とてもとてもリアルだ。
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みんな普通の女子高生だったのに、ある日隣家の少年が起こした事件によって変わってしまいます。
だんだんリアルにダークに落ちていく。
桐野さんらしい作品です。
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4人の女子高生、ホリニンナ、ユウザン、テラウチ、キラリン。ホリニンナの隣家の高校生ミミズが母親を殺して逃亡した! 4人はミミズの逃亡を手助けすることに。現代の高校生の心の闇を描く、力作長編。
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ぶっとんだキャラクターの登場人物がぶっとんだ出来事を淡々と受け入れていく話。何がリアルで何がリアルじゃないのかわからなくなる。
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それぞれの視点で展開するのが面白くて、一気に読破したけど、若干物足りなかったかな…。キラリンの暴走とテラウチの屈折に至る理由を、あと100ページくらい掘り下げて書いて欲しかった。
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【メモ】ホリニンナ(トシ)、ユウザン、キラリン、テラウチ・トシの隣家の息子ミミズの母親殺害・見逃し、助け、煽り、密告・それぞれのトラウマ・「取り返しの付かないこと」(テラウチ)≒「リアルワールド」が変わっていく様
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女子高生の話です(笑)
桐野さんっぽくない感じでした。取り返しの付かない事って確かにあるよね。それによって運命も変わっちゃうみたいな。そんなお話。4人の女子高生と一人の男子高生の物語。
【殺人事件を起こし逃亡する男子高生。
隣に住む女子高生。
逃走を手伝う女子高生。
一緒に逃げる女子高生。
密告しようとする女子高生。】
なかなか面白かったです。
読後の爽快感は皆無ですが
装丁もいいし、紙の周りが赤いのも
狂った世界感を出してていいですよ。
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桐野夏生さんの作品を全部読んだわけではないのですが、何作か読んだうち桐野作品で最高に好きなのがこの『リアルワールド』。
登場人物と同じくらいの年齢で読んだのも自分の中で大きかったかなと思います。
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最近のニュースに出てきそうな、ものすごい。恐ろしいし、気持ち悪い。でも「OUT」もそうみたいに、一気に読めるのが桐野夏生さんの本