紙の本
天才です!
2003/06/15 03:59
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投稿者:haru - この投稿者のレビュー一覧を見る
イチロー理論=イチローイズム炸裂の本です。
哲学者のように淡々と野球,私生活について語っています。
普段,インタビューなどにあまり答えないイチローだけに
この本は貴重な1冊であるといえるだろう。
ただ,雑誌で長期連載であったにもかかわらず
ページ数が少ないのが残念な点である。
紙の本
何年経っても変わらないイチローの語りぶり
2007/01/04 00:06
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みなとかずあき - この投稿者のレビュー一覧を見る
2002年4月から2003年2月に『週刊プレイボーイ』に掲載されたイチローへのインタビューを中心とした記事をまとめたものです。イチローがメジャーへ行って2年目の様子を”PLAY”、”MEMORY”、”STYLE”、”SUPPORT”、”PRIVATE” をキーワードにしてまとめ直されています。2年目の野球の軌跡がまとめられている”PLAY”や”MEMORY”に、イチローの野球そのものに向かうこだわりを語る”STYLE”、野球をするについて大切にしている物事を語る”SUPPORT”、そして野球に限らずイチローのいろいろな面を知らせてくれる”PRIVATE”ということになりますが、いかんせんもとが週刊誌に約1年かけて載っていたものをキーワードごとにまとめ直してあるので、雑誌掲載順になっていないために少し読みにくいところがあります。
すでにメジャーも7年目に入ろうとしているので、2年目がどんな風だったのかを思い出すのには役立つこともあるでしょうし、何年経ってもイチローの語りぶりが変わらないということを発見した意味でも、今でも十分楽しめる本でした。
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メジャーでの2年目のシーズンの前後でイチローがどういうことを考えていたのか、本人の率直な言葉でつづられています。イチローの言動には常に意味がある。イチロー好きにはたまらないですね。
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2003年3月。 いろんなライターが彼のこと書いてますが、石田雄太氏が迫るイチローしか信じてません。
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私のイチローに対するイメージは、常に前進し続けるストイックな人。自分の目指すところはどこなのか、そのために必要なことは何なのか、を常に自分の中に持ち続け、一つ一つ前進しているという印象。メジャーリーグでやっていくにはセルフコーチングが何より大切と言っている。私の印象にはなかったけど、家族を大切にしている人でもあるようだ。周りの協力が彼の前進を支えているんだろうし、彼自身それを理解し大切にし感謝している、ということが伺える。
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部分読みしたけど、4章の途中から5章は、とても濃い。食い入るように読んだ。
イチローが奥さん想いだとは、ちょっと意外だった。すみません。
サイ・ヤング、ベーブ・ルースはペンネームだったのか。レーニンと同じか。サイクロン(台風)、ベーブ(赤ん坊のように奔放だったことから)
イチローのニックネーム:ライジング・サン、ブルー・チップ(有望株)、レッド・ホット
イチローはキャッチボールという基本練習から、目的を持って取り組んでいるところからも、練習の効果を引き出している。ボールの回転を見極めているのか。自分もささいなことでもいいから、目的を常に持とうと思った。
小学生の時から、「人と同じであることはかっこ悪い」と思っているあたりが気づきが早い。
成功という言葉が嫌い。イチローに限らず、松坂も、一流の選手は言葉をしっかりととらえているんだよね。言葉の怖さを感じているのかもしれない。
モノ(バットやグラブ)に当たらない、それが悪いんじゃないから。自分に当たれ。
イチローがプロ3年目のオフに、7番を打診されていたなんて。。
寝る時間から逆算して、食事の時間、場所を決める。スーツケースの半分のスペースも使い枕を持参。徹底したこだわり、いや、プロ意識。
92,3年の西武の強さはイチローの言葉からわかった。隙あらば積極的に次の塁を奪う意識。常にプレッシャーをかけてくる西武は脅威だったろう。
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まさしくイチローイズムがたっぷりでした。
おなかいっぱいです。
262安打は感動したなぁ。
写真もあるからお買い得だと思います。
ヤマ
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09/10/10
『キャプテン』好き。泣く。
必要な努力をきちんとする。家族を大事に。
自分に厳しく。わざと2ストライクに追い込まれたりするなど
常人と違う発送。
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開始:20080717、完了:20080719
何か格言を見出そうというよりは、イチローのメジャーリーグでの記録をインタビューを通して追っていくというような感じの内容かしら。以下、気になった言葉。野球に対してはやる気になる自分がいることはわかっているし、やろうと思えばやる自分もいましたから可能性はどんどん大きくなる。細かいプレーは年1回あるかないか。そういう準備までしておこうという姿勢があるかどうか。自分でやること、やろうと決めたことに対しては、手抜きはしない。そこで手抜きをしていたらそっぽを向かれる。筋肉、見た目より機能。"カッコよさ"。ホームランを打った後にガッツポーズとかあまりカッコいいものだとは思いません。「成功」この言葉嫌いです。成功という言葉には他人はどうでもいい、他人を蹴落として自分が上がっていくみたいな印象がああります。他人が思う成功を追いかける必要はない。自分がダメでも一番になっているときもあるし、自分がメチャクチャよくても一番じゃないときもある。だからそういう他人との比較で生まれてくる価値観の中に自分を見出すわけにはいかない。ご飯と睡眠でストレスはたまらない。
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週刊プレイボーイ誌の2002.4〜2003.2までの連載を単行本にしたもの。
野球の知識が無いと、1〜3章は選手名や数値、球種の名前等が多数出てくる上に、10年近く前のことなのであまり内容にピンときませんでした。もちろん、これは本が悪いのではなく、自身の知識不足によるものです。そんな状態でも、斜め読みする中で心に残る言葉はちらほらと。
一方で後半、周囲のサポートについて書かれた4章、プライベートを追った5章については、野球に興味が無いがイチローは気になるという自分にも興味深く読むことができました。
試合へ向けてのコンディショニング、道具へのこだわり、精神集中のためのルーチンなど、試合でベストな結果を得るために行う準備の周到さが尋常ではなく、それがあの輝かしい結果につながっているものだと納得できました。