肉体の死と魂の死。ユウリから見た、その差異。
2004/02/17 19:28
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:見城 月都 - この投稿者のレビュー一覧を見る
英国パブリックスクールを舞台にした、ボーイズラブ系怪奇譚、5巻目。
ボーイズラブでも軽めなので安心。ユウリはかわいく、シモンは凛々しく、アシュレイは悪魔系なかっこよさで、それぞれに魅力的。今回は一巻で死んでしまったヒューも登場。
お話は、寮で行われるハロウィン祭にまつわるエピソードを主軸に、妖精や聖杯など、ケルト伝説を絡めて進んでいきます。表紙や挿絵も綺麗で、物語を盛り上げています。寮のメンツの政治的駆け引きも読みごたえがあり、ケルト伝説に関する記述も細やかなので、知識を深めたい人にもお勧め。
でも一番印象に残るのは、ヒューの魂の行き場についての文章。ちょっと沁みます。
投稿元:
レビューを見る
今回のテーマはハロウィン。
そして、死者の帰還。
めぐりめぐってスタートに戻ってきたかな、というのが受けた印象です。
巻が進めば進むだけ、主人公の愛され度が上がっていくのが、ある意味面白いです。
投稿元:
レビューを見る
2010年1月25日読了
今回の題材はハロウィン。
ハロウィンという時期がらなにも起きないわけがなく、とうとうあの方が降臨しますww
内容的にはひどくユウリがヒューばかりを気にしているので、シモン&アシュレイがかすんで見えるという…(笑)死者には勝てませんからねー、きっとユウリのヒューに対する気持ちに嫉妬しまくりなんだろうなぁ(待て)相変わらずヒューはいい男でしたヽ(^o^)丿 作者も言っているけど、レギュラーの中心になれるはずだったキャラなのでひどく残念です。逆に、彼が亡くなったことで人気が確率したともいえると思うけど…むぅ、複雑。
ヒューの事件で初めてユウリがきちんと自分の力と向き合うようになったので「もっと早く気付ければ!」というような後悔や罪悪感が出ていてよかったです。今回までの間に色々事件があったけど、ユウリにとってヒューの件は何よりも重要なポイントになってるからなー。
妖精王の行幸でちらっと出ただけでしたが、妖精王がいかにも…手が早そうな気がしたのは私だけですかね?(笑)今はロビンの恩があるから手を出さないでおいてやる…みたいな?(爆)湖の貴婦人の忠告は正しかったわけですね!(*^∀^*) シモン、頑張れ!
さて、例のお方は更に調子が悪そうですね。
今回の首謀者はアシュレイであるわけですが、彼の面白半分に罠に引っ掛かればいいや…という行動の裏に、白の影。あの修道士は何を考えているんでしょうか…。いや、もう既にアシュレイは自我を保ってはいるけど、あの修道士の意識に浸食されてんじゃないかなって心配。あの性格だから素直に助けを求めるわけないし、しかも半分面白がってんだろうな。ま、面白がっている部分も今回では失せ初めていますけど。6巻で本格的にその話に触れるので、彼がどうなるか…楽しみです★少しはしおらしくなるのか、逆手にとってユウリを懐柔するチャンスとするのか…www にしても、本当アシュレイには艶聞が事欠かないんだと思い知らされた巻でした!
それと、オニール!彼はいい味出してますねww 最初はシモンの信奉者なのかと思ったけど違った(;一_一) 逆にシモンを手にとってユウリの話題で遊んでいるような感じです。シモンの立場からするといい相棒なんじゃないでしょうか!結構な情報通みたいだし、今後も楽しみです。
マクケヒト先生はあっという間にユウリの拠り所みたいな立場になりましたね~。とはいえ、あの人にも子供っぽい部分があるので中々楽しませてくれます。結構無邪気な人だよね。ドルイドってことでシモンからは警戒されるし、アシュレイからユウリ巡ってライバル視されるし。目をつけられちゃってるけど、本人は飄々としてるので気付いてるのかそうでないのかわかんないよ!(;一_一) かっこいいのにちょっと残念なトコが好きですwww
投稿元:
レビューを見る
医務室にサンルーム、蜂蜜水、アシュレイとベレント(魔法使いの弟子っていうとミッキーを思い出す^^;)、ヒューの幽霊、階代表のセイヤーズ、金平糖、エマーソンはミニチュア版?、白い修道士、妖精王。
本はアダムスの何と交換した?