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電波系小説と称される三部作の作品の完結章
ランディーさんのエッセイで取り上げられる題材が
物語の要所要所に出てきていて
それを思い出しながら話を読み進めた。
多方面に興味を持ち研究してる人が書いただけあって話に深みがありました。
ラストはもうスペクタクルワールドすぎて凡人にはわかりづらかった。
飛んでる人なんだなと思いました。
主人公が好感を持つ看護師の初女さん
そして主人公の佐藤ミミ
この二人の名前は森のイスキアの母、佐藤初女さんから
取ったのだろうか?
それならすごくしっくり来ます!
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言語コードという言葉にシンクロするものがあった
あとは身体を知るという感覚
古武術に興味を持った
同じ世界に存在しているようで違う世界を生きる
それでもやはり多くの人が住むこの世界が日常であり
たとえ違う世界に住んでいたとしても
必ずこの世界を元に作られた世界に違いない
初めて読む田口ランディ
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三部作、最後。
移送屋のミミ、問題を抱える人々への接触、この辺はリアル。
渋谷を舞台に、現実と妄想の世界が入り混じる。
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なんだか後半にかけてよく分からなくなっていった。
やっぱり、宗教チックなことが絡むとダメだなぁ。
でも、携帯の電波による電子レンジ化はなるほどと思った。
確かに、そこら中でみんな携帯使ってるし。
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コンセント同様、友人から薦められて読んだ本。 この世界観でこの切り口、 実社会のリアルな日常が舞台ってところも コンセントと同じで。 でもやっぱり引き込まれて、一気に読破。 いつも技術書・ビジネス書ばかり読んでいて、 システム系の仕事をしているボクでさえ、 納得してしまうリアリティ、自然さがいい。 どろどろしてるけど、ザっと読めておもしろい。
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コンセント、アンテナはずっと以前に読んでいて
モザイクを含めて電波3部作といわれていましたが
これだけ未読だったし気になっていたので読みました。
出だしからイメージがつかみやすくて入り込めました。
作者さんは盗作問題で騒がれていましたが
それ抜きで文章がとても上手いなぁと思います。
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三部作の中では一番好き。大分前に読んだけど電子レンジ化とか渋谷の底が抜けるとかノエルの言葉とかミミの名の由来とか今でも覚えてるところがたくさんで自分に突き刺さってるなぁと思う作品。
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もう随分と昔に読んだ本。
確か村上龍のラインを読みおわってから読んだ。
内容覚えてません。ゴメンナサイ
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三部作の中では一番おもしろかったかな。それと、誰にもわかってもらえないかもしれないけど、発想が村上春樹っぽい。
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電波三部作の中では最も身近な感じだったかも。
渋谷に行く度に、ふとこの作品を思い出します。
好き嫌いが激しく別れそうだな…
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最近の象徴を詰め込んで、一冊にまとめたかのようなー長い、ワイドショーを見たかのような気にさせられた。
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本当におもしろかったです。
こんなにのめり込んで読んだ本久しぶり。
感覚主義とか、構造のこととか、
最近の考えとシンクロしまくっていたのもあったけど、
いろいろと学べることが多かった。
感じ取れるのは自分でしかないんだから。
なんだろうこの小説のスピード感。
長編だけど実は一日のストーリーだからかな。
いやー いい本。
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移送屋の仕事をするミミ。
移送中クライアントは「渋谷の底が抜ける」という言葉を残したまま、逃亡してしまう。
そのクライアントの少年を探すうちに救世主救済委員会という団体の存在を知り…、というお話。
「コンセント」「アンテナ」に続く田口ランディの3部作。
いまや私たちにとってなくてはならない携帯電話がいかに肉体的に精神的にあやういものなのか考えさせられます。
でも結局お話としてのまとまりに欠けていた感じだったなぁ。
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相変わらずぶっ飛んでますね。
意味のわからないところもたくさん。
でもなんか興味がわく。
それは、渋谷と携帯という身近な存在があったからかもしれないな。
すり鉢の底の渋谷駅、かぁ。なんかわかる気がするかも。
稀薄になっていく現実
でもそれが現実なら人間は慣れていく
慣れられなかった正常な人間はキチガイになって
なんだかちょっとせつなくなった。
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すごいスピードで読み進めた一冊。本当に一気に読んだ!かなり、好き。
主人公のミミのような強さに、憧れを抱いた。「精神と肉体のバランス感」は、生きるにあたって非常に重要視をしている、求めているものだからだ。
精神科医の医師の言葉の深さを読む。これは、精神科という箱(=病院)内が、信じられないほど時間の流れが緩く余りにも優しすぎる空間だということを、私が知っているからなのか昔お世話になった主治医と少し重ねてしまった。。