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日本人で最も傑出した能力を持つMF中田英寿と日本人で最もノーベル文学賞に近い作家村上龍の対談と電子メールでの往復書簡を集めたものです。本書を読むと、何故この二人が今の日本人の中で突出した存在なのか肌で感じられると思います。特に中田英寿のモノの考え方とか分かりますので、これから彼のプレーを見る時の楽しみが一つ増えた感じですね。
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悪魔のパス天使のゴールの体験的ネタ本。中田のマネジメント会社社長の次原さんは、村上龍のことを「おっかけ」と評したが、私は「タニマチ」の新しい形なのだろうと思った。食べ物や旅行地の薀蓄話はでてこないのにスノッブなニオイを感じたのはそのあたりのふたりの関係がみえかくれしたからか。
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核となる部分がセンシティブだからこそ、強くなろうと努力した。常に自分を客観視して、今何が必要か行動している中田氏はかっこいい。
海外で揉まれて、磨かれたからこそ日本を客観視できるスキルはそれに輪をかけたように鋭く輝く。
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中田が、「やらされるのではなく、自分で考えて、必要なことを淡々とやる」人間なのがよく分かった。パス練やランでも、目的を持ってやる。サッカーに限ったことではなく、目的に対して必要なことを考えて取り組む、それが大事ということが本書の要諦だと思った。