紙の本
アンジェリカの物語
2021/12/26 12:41
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投稿者:うーよー - この投稿者のレビュー一覧を見る
アンジェリカの物語。「あの頃してやった事全てが無駄とは思いたくないが、彼女はもうあの物語を覚えてはいない」か…。忘れることは不幸でもあり、幸福でもある。それは、体験自体に不幸な出来事も幸せな出来事もあるから。そういう意味では、義体達の体験には忘れられた方が良い事が断然多い。…でも、忘れることは自分の人生を無くすことと同じともいえる。ああ、不謹慎かもしれないけれど、この作品は、週末にアルコールで理性を飛ばし、素の自分で読むのに適している。…それからパスタ王子の話は、きっと後のエピソードに繋がる伏線だと思う。
電子書籍
トーンが気になる
2017/04/24 15:18
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投稿者:pope - この投稿者のレビュー一覧を見る
話の方は文句なしに面白いのですが、トーンの使い方が気になります。なんでトリエラの肌にあんな粗いトーンを使うのか。
あと切り取った耳が耳に見えないw
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重くて切ない。義体の少女と担当官の男性のそれぞれの関係がまた…。特にリコとジャンさんが気になる。全体を流れる独特の空気が好きです。
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「五共和国派」のテロリスト、フランカとフランコが登場します。担当官不在のクラエスや最初の義体アンジェリカが登場します。
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特殊な体を持つ女の子達のそれぞれと担当官とのストーリーも深くて面白いです。
ちょっと難しい内容ですが、お勧めしたい漫画です。
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アニメで好きな話がわりと多い巻です。
アンジェリカの話もクラエスの話も切ないです(っω;`。)。
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担当官を失ったクラエス、担当官を盲信するリコ、「薬」の副作用により記憶を失っていくアンジェリカ。ローマ広場でジェラートを食べるヘンリエッタを見て、「ああいう娘たちを守る為に私は戦うの」と告げる五国共和派のテロリスト。それぞれの理由で戦い、或いは戦う事をやめた少女達の物語。
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人物描写がなかなか良くできてる
絵がもう一回りうまくなるともっといい
ハードボイルドなストーリーもおk
東欧の紛争地帯が舞台?
ガンスミスキャッツを思わせる
だが設定全体にやや厚みがかける
ぼやけている
今後どう展開するのか
血生ぐさい衝撃はポイントだけでいいから
あんまり悲しいことでいじらないでほしい
悲しいことが真理ってわけじゃないだろうから
あとこんだけ美少女にスコープあわせときながら
なぜロリコンになんないのか不思議
そこにリアリティがない
いい人すぎる
まそこが美学なんだろうが
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料理のするのも絵を描くことも楽器を弾くことも楽しいし ここには読みきれないほどの本がある
そして なによりも私は無為に時を過ごす喜びを知っている それは遠い昔お父さんが誰かに教えてもらったもの…そんな気がするのだ
(第6話 A kitchen garden)
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クラエス、アンジェリカ初話。第九のシーンは好きですv 『パスタの国の王子様』はこの巻で。後々キーになる部分でした。
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今も戦いの道具として使われて決して幸せとは言えない少女達だが、過去のエピソードの方が胸が痛いって、どれだけこの世には不幸があるのだろう。
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アンジェが初登場したり、フランコ・フランカのコンビが出てきたりと、初物尽くしな感じ。この巻はクラエスとアンジェの話が中心。個人的にはどっちの話もグッド。
クラエスの眼鏡のエピソードとアンジェのパスタのエピソードのどっちも心に残った。特にラバロ大尉とクラエスの約束の場面は読んでいて切なくなった。
それでもまだまだストーリーはこれからという感じ。これからしばらく単発のストーリーが続いていくと思われる。
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以後のストーリーに大きく関わってくる活動家のフランカ、フランコが登場。
そしてアンジェリカも出てくる。
アンジェリカ絡みの話は義体の末期を綴るストーリーとなる為、非常に切ない話が多い。
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少女達からそれを取り巻く大人まで、登場人物の一人一人にすごく愛着が湧く。
読んだ直後に感想書いているのでまだわかんないけどきっと悲しい終わりが訪れるんだろうなー、と
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中でも印象深いのがクラエスの話だ。
武器として生きる義肢の少女は、だけど彼女の主人と家族のような関係で暮らす。家族をうしなった女の子が、家族と別れるまでの話だと思った。
クラエスとラバロの間には多すぎる会話ややりとりなんてなくて、父と息子がそうするように釣りに行ったときに同じ時間と空間を共有するような空気があった。それは家族だから成り立つものだと思う。
やがてラバロは死に、主を失ったクラエスは新しい生き方をすることになる。そうすることで彼女はほとんど主人の記憶をなくしてしまうけれど、その脳みその奥底に、タバコの煙のようにしみこんだラバロとの思い出があるのだ。
このエピソードの中での彼女の最後のモノローグ、「料理をするのも絵を描くことも楽器を弾くことも楽しいし、ここには読みきれないほどの本がある」「そしてなにより私は無為に時を過ごす喜びを知っている」このフレーズに出てくる無為に時を過ごす喜び。そのくだらなくて大切であたたかなものは、家族だけが教えてくれる…たましいにできたやさしい染みみたいなものだろう。
自分の、はなればなれになった父親のことを思い出させられた。家族以上家族未満な彼女たちの話は、ぐっと心に刺さるものがあった。
あと4巻のトリエラのお話も同じくだけど、こちらのほうが悲劇的境遇からの母親による救いについてでかなりこたえました;;