紙の本
エジプト
2018/05/21 17:37
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投稿者:pope - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタばれあり。
エジプトのお話、「イシス」「ハトシェプスト」。
死んでいる王の上にまたがらせて、ユサユサは笑っちゃったw
時々こういう突っ込みたくなるシーンがある。
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表題作の「イシス」はエジプト神話を舞台にした作品でオシリスから息子ホルスまでの物語。
セトに手にかかるオシリス。身を削って彼を冥界から呼び戻すイシス。
その光景は恐ろしくも美しい。
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橋本治の解説で言うように、山岸凉子は"エジプト"でなにをやろうとしていたのか?
「イシス」エジプト神話を人間界で表現。なんだか説得力があるのだった。
「ハトシェプストⅠ」メヌウ(石)とセシェン(蓮)姉妹は、古代エジプトの石長比売と木花咲耶比売かw。メヌウに共感。セシェンかわいそう。
「ハトシェプストⅡ」最後までナゾなミケネの巫女が印象的。
両作とも美しいハトシェプスト。
古くていろんなコミックに収録されているほのぼの系「雨の訪問者」も収録。
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官能的で絵が美しい!
山岸先生作品によくある同性愛、ビッチキャラ、超能力が盛り込まれてます。
欲を言えば、他の作品もそういうのが多いけど、もう少しすっきりした終わりにして欲しいなぁ。。
読み終わったとき物足りない。
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山岸凉子特有の世界。
どうしようもないオシリスに尽くすイシスが切なく、美しい。
最後に美しい顔に戻り、
オシリスを中有に迎えに行ったシーンの何と素晴らしいことか。
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これは古代エジプトの話がメインで、ほとんど知識はないけれど、惹き込まれるし、けっこう学びになるし。その当時の文化的なことも(正しいかどうか知らないが)めっちゃ興味深い。
NOTE記録
https://note.com/nabechoo/n/n21896afbe74e
イシスは神話で、実際の話がどうなのかは分からないが、とりあえずここでは、たぶん純愛で切ない物語となっている。隻眼の王ホルスの話も見たかったな。
ハトシェプストはⅠとⅡでまた違うが、「古代エジプト王朝唯一の女ファラオ」ということだけでも惹かれるし、周りの特異な人物も魅力的に描かれている。ただこの辺は、短編では物足りないかなーとも思ったり。
「雨の訪問者」だけが、ここにあるのがすごい違和感だけど笑 なんでここに入っているのかな?何か深い部分で共通点があったりするのか??
目次
・イシス(1997年6~8月)
・雨の訪問者(1979年7月)
・ハトシェプストⅠ(1995年10月?)
・ハトシェプストⅡ(1996年4月?)
・ハトシェプストの血縁関係図
・解説「|縁《えにし》」橋本治(作家)
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さすがの作品集。
色っぽくつよくあやしい女の人を書かしたら右にでるものいないのではないか。
そして歴史もの。
簡単に感想かけないので、何度か読もうと思います。