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淡々と書かれているので面白かったです。
詩集としては今までに無いタイプだと思います。
型にはまってなくて私は好きです。
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素晴らしい言葉の群れに出会い、僕も紡ぎだしたくなりました。
言葉に酔いたいあなたに。
沈んだ空気のように、冷静で優しい詩集です。
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07/02/21読了★同じく買って積読だった本。ノベルスのカバーによく短い詩をのせているのでどんな感じかは知っていたつもりでしたが。個人的には好きな世界ですが一般受けはしないんだろうなぁ…。と思う。
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どこかファンタジー風、少しシニカルな作風で、ミステリー界に新風を吹き込んだ著者の初めての詩集。駄洒落かワープロ変換遊びのような言葉遊びから、いつの間にか不思議な“魔的”空間に迷い込む。著者自身が撮影した写真も不思議世界に彩りを添えている。
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森的詩集。冷たい言葉の中に幻想が見える。とても切れのある作品ばかり。添えられている写真も、よくある風景なのにどこか哀しく、美しい。
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「クールな幻想」の漂う、森博嗣の心の呟き
読了日:2006.01.26
分 類:写真詩集
ページ:176P
値 段:1400円
発行日:2003年7月発行
出版社:PHP研究所
評 定:★★★
●作品データ●
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テーマ :-
語り口 :詩
ジャンル:写真詩集
対 象 :一般向け
雰囲気 :理系的、クール、幻想
結 末 :-
編集協力:編集工房キュウ
本文デザイン:荻野谷 秀幸
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---【100字紹介】-------------------
見開き2ページに、森博嗣撮影の写真と
言葉が配された写真詩集。
美しい言葉より、率直に心を表す単語。
万人に分かりやすい文章より、
心象風景をありのままに描き出す表現。
森博嗣の遠い呟きが聞こえてくる1冊です。
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森博嗣の写真集はこれで3作目でしょうか。これまでのものと違う点は、詩集の形態をとっていること、でしょう。写真より、詩がメインですね。これまでの作品は写真がメインでした。
詩は大変理系的で、単語を駆使して音律を重視する傾向にあります。クールで、また森博嗣の思考がそのまま反映されておりその点で不可解かつ幻想的に見えます。人によっては、文章がかたすぎると思うかも。理屈っぽさに情緒を感じる人と感じない人、意見は分かれるところかもしれません。
写真の題材は些細で、通常注目されない事物が多いです。自然物よりも人工物の方が優勢でしょうか。また、それ単体で作品としてなりたつ派手なものではなく、詩と並ぶことでそれを引き立てようとする、刺身のつまみたいな存在という感じ。
ちょっと視点が面白いな、と思わせる作品。
●菜の花の独断と偏見による評定●
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文章・描写 :★★★
展開・結末 :★★★
キャラクタ :★★★
独 自 性 :★★★
読 後 感 :★★★
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「魔笛」だと今の今まで思っていました。
詩を読んだことはありますが、詩集を読むのは本書がおそらく初めてですので詩についての読み方と言うのかそう言うものは分かりませんが、森氏の詩は面白かったです。
言葉選びも面白く、詩こそが森博嗣らしさを味わえるような気がしました。
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森さんが好きな方はいいんでしょうが、詩集が好きな方がこれで満足できるとはあまり思えないですね。
ただ装丁が美しい。写真も好きです。飾るにはちょうどいい。
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森博嗣先生の詩集です。
一つの詩にそれぞれ写真も。
私が好きなのは
「死んだように気持ちが良い」
「十牛」
「花と星 」
「飛ぶと飛ぶ」
「朽ちてなお」
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森博嗣氏初の詩集。
一言で言えば、シニカルでコンパクト。
何ものも削ぎ落とし完成された言葉群は研ぎ澄まされていて、一時一句が克明に胸に響いてくる。
各詩に沿えられているフォトグラフが無機質な言葉の羅列に迷彩という風味を添えている。均一的。
意味なんて、無い。むしろ物事に意味を求めたら、突き詰めようとした分だけ本質からどんどん逸れていく。そんなものだろう?
魔的!
戦おう
人間のように
永遠に戦おう
いつまでも
理由もなく
愛情もなく
孤独もなく
何のためでもなく
何も望まずに……