紙の本
この表紙は罪だあ
2005/02/01 11:49
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投稿者:コサギ - この投稿者のレビュー一覧を見る
田中芳樹さんとふくやまけいこさんがタッグを組んだ魔術シリーズの一作目です。新書版でやっとシリーズが終わったと思ったのになんですか、文庫版ですか!! しかも表紙がまたいいじゃああーりませんか。
このシリーズの魅力の一つであるふくやまけいこさんの絵が爆発してます。
物語のネタは少し複雑な所がありますが、主人公のふたりにはがんばれーとエールを送ってしまうしだいです。
田中ファンならばまちに待った文庫化ですかねー。
ふくやまファンの私としては挿絵等要チェックです。
紙の本
田中作品にしては
2018/08/24 09:30
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投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
主人公側のキャラクターがみんないい人ばかり。毒舌も控えめです。物語そのものは面白いがキャラクターが物足りない。
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美少女大活躍…とか言う表現だと、軽い物語になりそうだが、軽い事は軽いがどこかに腰を据えた部分があるライトファンタジー。
以降続刊で、秋・冬・春の魔術と続きます。
≪評価≫
インパクト─C
本の厚さ─C
登場人物の濃さ─B
共感度─B
読後の成長性─C
話のスケール─C
笑い─C
暖かさ─B
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夏休みを利用して自分探しの旅にでかけた大学生が巻き込まれる奇妙な事件。といった感じのお話です。ホラーに分類してますが、どちらかといえばそんなに怖くないです。
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作者が最も好きな登場人物コンビだという耕平兄ちゃん&来夢のシリーズ(窓辺には夜の歌、白い迷宮、春の魔術)の第1作目。魔術がらみの過酷な宿命を背負わされた少女・来夢と、それを助ける耕平少年の幻想怪奇冒険譚。魔術や超常現象が絡んだ話が元々それほど好きじゃない上、来夢ちゃんがいい子過ぎて、田中作品の中では、私はそれほどはまりませんでした。
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元は青春アドベンチャーから読んだ小説。耕平と来夢の想い合ってるとこがいいですね☆どんなピンチも絶対に二人いれば切り抜けられるんでしょう。全4巻
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田中芳樹の異色ファンタジー。
もともとNHKのラジオ番組
「青春アドベンチャー」で放送されていて
それを聴いたのがこの作品との出会い。
まるで悪夢の中のような細密な描写が
なされている一方で、コミカルな人間関係も描かれており、読後感は爽やか。
割とおすすめ。
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青春アドベンチャーがきっかけで詠みました。といってももう何年も前ですがようやく。
さわやかな読後感の作品で、飾らない主人公たちが良かったです。
ふくやまけいこさんの挿絵がぴったりでした。
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田中芳樹の作品に、これと同じように年の差カップル主人公達の話があった。
この話は来夢という少女と大学生の青年(名前は忘れた)の奇妙な物語だ。
エスパーみたいな力を二人は持つようになる。
これはそのシリーズの一冊目。
で、同じ電車に乗っていた乗客たちがみんな一緒に変な世界にやってくる。
最後は二人だけ元の世界に戻る。
そこでエスパーみたいな力を得る二人。
この世界では元々来夢(詳しく言うと親が)は関係あった。そして狙われていた。
年の差カップルという、奇妙な関係の面白さと不思議な世界のユニークさが面白かった。
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清く正しいジュヴナイル・ホラー。主人公たちがまっすぐだし、被害者は終始いやなやつ描写されることでトラウマ軽減されてるし。
モチーフはゴシックホラーなのにアクションものになってる。
騎士な青年と少女の組み合わせだいすき…
初田中芳樹。
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能戸耕平が旅の途中、電車を待つ間に出会った少女ライム。駅にやってきた謎の列車に乗り不思議な感じ世界へ。他の乗客とたどり着いた謎の屋敷。3階に侵入することを拒む主人。主人とライムの面会。ライムの両親を知る北本氏が語る過去。ライムの父親がとりつかれた狂気。拝蛇教の謎
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田中氏は果たしてこの話を書きたかったのか、甚だ疑問である。講談社に作品を1編頼まれて間に合わせで拵えた作品という印象が抱いてしまうほど、荒っぽい。
登場人物それぞれの扱い方がかなり雑で、異次元に迷い込む旅客たちの他のメンバーの造詣が、スパルタの豊永以外、貌が描けない。また豊永も類型的な意地悪キャラクターだし、メインの主人公3人以外は最後の扱いに救いがない。主人公の1人、耕平は冒頭に作者が述べているように、全てが中の上のサブキャラみたいな存在である。
最後の諸悪の権化との対決も排蛇教という禍々しい宗教をモチーフにし、ミカエルなど熾天使を登場させ、スケールの大きさを強調していたのに、結局主人公は何もしない―せいぜい、罵倒するぐらい―で悪役は勝手に倒れるしで、まるでクーンツの2級作品のようなお話だった。
最後の、耕平が和彦を罵倒する内容、「何もかも借り物」、「どれもこれも、できそこない」、「つぎはぎだらけ」は、実は作者がこの作品の最後に感じた感想そのままではなかっただろうか?
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私にとって「田中芳樹」とは架空であれ史実に基づいているものであれ「歴史小説」だと思っているのでこれはちょっと毛並みが違っていると思った。
しかし、ちょっと、ジュブナイル過ぎかな。