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紙の本
教育的演劇観をぶっとばせ
2003/08/23 21:11
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投稿者:ダブルディ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本作品は、鴻上尚史が「子供も一緒に見られる」
ようにと書き下ろした戯曲である。
日本において、演劇鑑賞が生活の一部として
根付かない理由の1つとして、子供のころの
演劇体験が挙げられないだろうか。現在は
行なわれているかどうか分からないが、学校の
体育館に無理やり押し込められて、面白くも
ない作品を強制的に鑑賞させられて、演劇は
退屈なもの・堅苦しいものと思い込んでしまった
人がかなりいるのではないか。
もし、これが映画であれば、こうはならない
だろう。実際に映画館に行くことによって、
あるいはビデオ化された作品を観ることによって、
映画そのものを嫌いになることはまずないだろう。
だから、子供のころから演劇の楽しさに
触れることは、演劇文化を育てるためにも
重要なことである。
この戯曲をもとにして、必要な手続き
(上演許可等)をふみ、あらゆる「シンデレラストーリー」が
上演されることにより、多くの子供達の間に、
“演劇とは楽しむもの”という考えが浸透する
ことを願ってやまない。
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