紙の本
自分にとってはある意味記念碑的作品
2008/11/13 21:15
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投稿者:DSK - この投稿者のレビュー一覧を見る
ライトノベルとの出会いはコレだった(それもアニメからなので結構遅い)のだが、いわゆる学園ラブコメというか「ラノベの世界ってこんなだったの!」みたいな新しい世界を教えてくれたのが実は本シリーズ。前振りをすっ飛ばしていきなりヒロインからの告白も、こういう形のボーイ・ミール・ガールもあるのかと、当時としては新鮮だったように思う。ヒロイン【絢子】の純情乙女振りと主人公【護】以外への強力無比振りはやはり魅力的。護の優しさと芯の強さも同じく。魔法とか、バトルとか、ラブ以外のラノベらしい要素もある。今となってはいろいろ細かい点で重箱の角を突きたくもなろうが、当時のハマリっぷり気分を大事にしたいので「良い作品だよ」以外は何も言わないでおく。余談かもしれないが、基本的に絢子は護にはデレデレの2乗くらいの凄まじさだが、ツンの要素は他に向けられているだけなので、いわゆるツンデレではなく、むしろアニメで用いられた『メガデレ』の方が近いと思う。
紙の本
頬のゆるみが止まりません
2004/01/12 04:40
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投稿者:MR.BIG - この投稿者のレビュー一覧を見る
一見情けないだがやるときゃやるとても優しい主人公。
一見冷血完璧を絵に描いたようなお嬢様だが実は恥ずかしがり屋で優しいヒロイン。
舞台は日本の東京、新世代のエネルギー・ビアトリスの専門学校東京ビアトリス総合大学付属高等学校。
使い古されたキャラ設定、使い古されたタイプの世界設定の学園ラブコメなのですが、先の展開が分かっていても楽しいものは楽しいものです。
お約束といえば印象が悪いですが、安心して読むことができいい意味で読者の期待を裏切りません。
あー、それと電車の中で読むことはおすすめ致しません。
なぜなら佐藤利幸さんのイラストもかわいく読んでいるとついつい頬が緩んでしまい周囲の人からは本を読んでニヤニヤしている怪しい人としかうつらないからです。
本の中の幸せが伝染してくるこの一冊、元気がない、落ち込んだときなどにいかがでしょうか?
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灰色のアイリスの岩田さんによるラブコメ。
ものすごーく強烈。
笑わずにはいられない…と思う。
現在第六巻と番外編発売中。
そろそろ…動き出すようですね?
生徒会も刷新されますし。どうなることやら〜。
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新世代のエネルギー・ビアトリスに憧れていた護は日本で唯一ビアトリスの事を教える高校に転校した。そして登校初日に出会った学園一有名なお嬢様からの突然の告白!!さてこの後、護はどうなってしまうのか?大人気ラブコメディ!秋よりWOWOWでテレビアニメの放送が決定しています。
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「灰色のアイリス」とまるで正反対の作品。この方向変換が吉とでるか、凶とでるかはこれからかな。
ちなみにヒロインはツンデレです。
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ファンである高橋美佳子がヒロインの鷹栖絢子役を演じている
TVアニメ化の話のタネに購入。
ツンデレの上を行く、メガデレですか、そうですか。
メガデレというけど、どう考えても、人付き合いの悪い女の子が、
ショタ風味な吉村護に一目惚れして、更生していく話?(ぉぃ
ひとまず、護の妹の逸美ちゃんの、お風呂上がりの下着姿の為に
今後も買おうと思います(えー
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この作品は依水さんのブログを読んで、アニメから原作という自分にとって珍しいパターンで読んだ本です。普段は、富士見ファンタジア系ばかり読んでいるので、電撃系では「クリスタニア」以来ではないかと。ラジオの電撃大賞は数年前まで聞いていましたけど。
感想ですが、ヒロインの鷹栖絢子の性格は、まるで「ご愁傷様二ノ宮くん」の北条麗華みたいだなと感じました。過去に縁が在ったっぽいというのも似ています。
生徒会のメンバーとのからかいの場面が出て来ますが、会話がいまいち堅いと言う気がします。
作品全体の雰囲気は、中々に面白かったので続刊を購入してみたいと思います(一巻のみお試しで購入して観ましたので)。
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4840224552 321p 2003・12・15 4版
転入初日。吉村護(主人公です)は学校の昇降口の前に佇む美少女と出会う。少女は昇降口前の桜の木にいきなり満開の花を咲かせた。見とれる護に少女は何の用かと冷ややかな表情と声を向ける。一瞬だけ戸惑う護だったが、常に困ったときはまず笑えと育てられていたため、この時も普段と同じように教えどおりに少女に笑みを投げかけた。
これが運命の始まりだった。護が笑みを向けた少女の名は鷹栖絢子・・・(wikipediaから抜粋)
作者のあとがきにもありますが明るい学園物、一途な恋愛物、魔法っぽい物、ハッピーエンドでさわやかである。
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「未知の物質」とか「生徒会」とか、設定がおもしろそうだったので入手しました。魔法のような現象を引き起こす物質を研究・教育する学府に入学した主人公のお話です。米中が敵でEUとロシアが同盟国って、地政学的にみるとすごい大ピンチな気がするぞこの世界の日本!などなど、いろいろ突っ込むところはあるのですが、こまごまとした背景がありそうでそれも面白かったりしました。
ストーリーとしては、強いヒロインに守られる主人公という、まあありがちかなと思わせる舞台ではありますが、なかなか楽しむことのできる展開だと思います。前半、ヒロインをからかう周囲の人々の描写が少しくどい印象を抱かないわけでもなかったですが。惜しむらくは主人公の主体性があまり見られなかったことでしょうか。全12巻とこの先長いストーリーが待っているので、その間に主人公がどう成長していくのか。2巻以降に期待しましょう。
それにしても、本書を書いた当時の著者が19歳だったとは。自身の19歳当時を振り返り、少々情けなさにおそわれました・・・。
(2008年12月入手・2009年1月読了)
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【展開好】ラブコメ。
ベアトリスという奇跡の力を学ぶ学園物。
ヒロインの絢子は先輩で、魔女ベアトリーチェと呼ばれる天才なんだけど、主人公の護くんに一目ぼれ。アタックしてくる。
生徒会長と副会長の兄弟が、ちょっと変人でお気に入り。
とりあえず、護くんの笑顔は最強なんだなと思った。
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ピンチを演出するとき、手法は三種類くらいだと思う。
絶望的な展開を用意するか、それぞれの思惑が絡んでいく複雑な展開か、あるいは誰かが間抜けであるか。
この巻でのピンチは三つ目に分類されるように感じられた。描き方はとても丁寧で好意が持てるけど、筋立てに違和感は拭えない。
端的に言えば、ちょっと生徒会に展開を頼りすぎだろう。その部分でのギャグも、ちょっと切れ味が鈍い。
しかし、周藤さんとこの妹さんの髪型には時代を感じるな。天地無用なんか思い出す。いや、2003年発刊なら、この時点でも時代がかってるか。
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ビアトリスという奇跡を起こす物質を扱う能力を持った人たちの話。
主人公は高校で編入するんだけど、その理由は、能力が強すぎて測定できない、とかそんな感じなんだけど、主人公はいいやつだからイヤミじゃないから読みやすかったような気もしないでもない。