投稿元:
レビューを見る
素子レベルから現代のCPUまでは広範過ぎる.
この本は特定領域の専門用語を可能な限り出さず, どうしても必要な場合は丁寧に説明し, 「原理」の解説をしているので, 他の専門書の力や, 専門用語集の力を借りずにかなり上下に広い層の原理について理解できる.
投稿元:
レビューを見る
前半はデジタル回路にわかりやすく説明されていてGood
しかし、後半はさすがに説明がしんどそう、、
それでもCPUの仕組みを最も簡単(?)に説明している本だと思う
投稿元:
レビューを見る
表紙に似合わず内容は丁寧ですごく分かりやすいです。基礎的なことから書いてあるのでCPUに関して学びたい人にはおすすめです。
投稿元:
レビューを見る
マイコミさんあんたは最高!と思わずキャラ豹変して叫んでしまう程にこの出版社はニッチで面白い本を出す。本来コンピュータはこうやって学ぶのだ!
真面目な話、コンピュータの専門書、特にコンピュータアーキテクチャの分野は上級と入門の間を埋める本って意外と少ない。超厚くて難解か、はいそうですかで終わる事が多い上に全く実践的では無く、知ってればそりゃ役に立つさって次元の話しで終わる。
所がどっこい、この本は松やにの匂いを鼻の穴かっぽじって嗅げ!!!ってスタンスだ。そー、ハードウェア記述言語でも何でもなく、秋葉に足を運び、パーツを寄せ集め半田ごてで大量の配線をつなぎ合わせてリアルにCPUを手ずくりしようって本なのだ!
絶対買いだ、特に高校生の物好き君、夏休みにでもつくっちまう事を進める。
完成して、脅威的な低スペックに幻滅したら、アップデートの為に分厚い本を買うのだ。
そうすれば君は天才になれる!
投稿元:
レビューを見る
少し、書き方が口調なので苦手な方は注意。
CPUを作るというと難しく感じるが、
デジタル回路の基礎の理解から発展し、
組み合わせて簡易的なCPUを組み立てていく流れで構成されているので、
理解しやすい。
FPGAなんかで、これを再現できるか検討中
投稿元:
レビューを見る
基本的な電子回路で、CPUができることは、すごいと思う。
4ビットCPUとはいえ、インテルの4004も4ビットCPUだったことを思いおこせば、すべての出発点がここだと分かる。
ソフトウェアを開発する人は、ぜひ、一度勉強をしてほしい。
表紙に抵抗がある人は、プログラマを辞めた方がよいかもしれない。
目をつむって付き合わなくてはならないことは、この業界に沢山ある。 嫌な人は表紙を裏返しにして持ち歩けばよい。
Verilog-HDLでの記述例がインタネットで公開されているので、参考にするとよい。
実物を作るのは半田付けが得意でないと、ひとつづつICで実装するのは大変かもしれない。
Verilog-HDLで、模擬試験(simulation)で挙動を確かめたり,FPGAに実装して実験するとよい。
投稿元:
レビューを見る
これは面白い本!
簡単に手に入る電子部品のみで世界最低(?)のスペックを持つCPUを制作し、その過程を通してデジタル回路の基礎を学ぼうというのが主な趣旨。
語り口調で丁寧に、わかりやすく説明してくれているのですんなり頭に入る。そのため本の厚みのわりに軽く読めて、なおかつ筆者の経験に基づいたエッセンスをしっかりと読み取ることができる感じ。
惜しむべきは本の体裁だけ。あとがきで筆者も自虐ネタとして扱っているが、表紙や挿絵と内容のギャップがやばい。カバーを外せば持ち歩けなくもないけど…ね。
しかしマイナス点を補ってあまりある名著だと感じた。回路入門者におすすめ!
投稿元:
レビューを見る
CPUの動作原理の基本が非常によくわかる。
ただし、前提条件として電気回路や電子回路の基本的なルール(ほんとに基本的なところだけでよいが)を知っておかないと理解しづらいかもしれない。
また、PCに興味があることを前提で書かれてあるので、そういった面で補助的に調べる必要があるところも少しある。
また、文体にかなり癖がある。
しかし、これらの欠点を上回るくらい得るものはあったと思う。
投稿元:
レビューを見る
初心者向けのようだが素人からすると内容は十分専門的。
論理回路の仕組みなどはわかったが肝心の電気回路図を見てもチンプンカンプンなので元々知識補充目的で読んでるのでCPUを作る気はなかったが、作る気だったとして自分にできたかどうかわからない。
中身の5割くらいしか理解できてないが、それでもCPUの仕組みやプログラムが動くメカニズム等がほのかに理解できたのでよかった。
ただ、崩しに崩した文章は相当回りくどいしめんどくさい。
投稿元:
レビューを見る
CPUの仕組みを論理回路ベースで解説している。
IC10個でCPUを組み上げている。
高機能なICは一切使わず、全て東芝の74シリーズ。
CPUってこんな簡単に作れるんだ!と感動した。
文章が個性的で読む人を選ぶかもしれないが、CPUをこれほど噛み砕いて説明してくれる本は他にない。
エンジニアの卵に是非おすすめしたい本。
投稿元:
レビューを見る
ジャンボジェットの飛ばし方とかと同じジャンルで、『それ知ってどうなるの?』という類の内容なのだが、コンピューターがどうやって計算したり命令を実行したりするのかが、性能の低い基本パーツの組み合わせだからこそ直截的に理解できる。まずはこの企画(発想)が◎。構成もよく練られていて、非常に解りやすい。
投稿元:
レビューを見る
予備知識なしで簡単なCPUが作れるようになる本。
この本を読んだ後にコンパイラの本を読んだが、レジスタやアセンブリ周りの話がすんなり頭に入るようになった気がする。
投稿元:
レビューを見る
一般に語られるALUとか制御ユニットがいかにCPUを難しそうに見せているかが分かった。CPUの1クロックがとてもシンプルであることが分かり目からウロコだった。何が一番重要かをはっきり示してくれているおかげで途中でつまずきがあってもそこを振り返ればよい。
(絵や口語体についての指摘はあると思うが)情報のまとめ方や構成に無駄がなくすごい本だと思う。
投稿元:
レビューを見る
# 書評☆2 CPUの創りかた | くだけた文体で中途半端な解説のため,理解に電子回路の知識が必要
## 概要
Amazon.co.jpでの評価がかなり高かったので注目していた。しかし,期待外れだった。
書名通り,簡単なCPUの作り方を解説している。ただし,内容はかなり人を選ぶ。電子回路を使ってCPUを組む都合,電子部品や電子回路の知識を要求する。
本書内で,基礎的なことも解説しているように見える。しかし,全体的に中途半端でこの説明では,電子回路の勉強をしていないと理解は難しいだろう。
あまり内容を固くしたくないのか,くだけた文体で書かれている。これをどう捉えるかは読者によるが,自分にとっては読みにくくて,解説も中途半端に感じたので,合わなかった。
書籍の冒頭では,実際に電子回路を組むというよりは,読んで作りを理解することが,参考になるというようなことが書いてあった。しかし,これを読むだけで理解するというのはハードルが高すぎる。
## 結論
自分で実際に電子回路でCPUを組むというところが興味深いテーマだった。Amazon.co.jp上での評価も高かったので期待していた。しかし,いかんせん読者を選ぶ本だった。
電子回路の知識がない人,電子回路を組んだことがない人は本書の内容をたぶん理解できない。Amazon.co.jpで過大評価されていると感じた。
CPUについて勉強したければ,他書を強く薦める。
パーマリンク: https://senooken.jp/blog/2018/12/07/
投稿元:
レビューを見る
FPGAやArduinoを触る機会が増えそうだったので、回路に関して簡単に学習したく購入
フリップフロップ回路ぐらいまでは非常に段階的でわかりやすい。
そのあとはしっかり読みながら回路図を追う時間が増えるが、それでも非常にわかりやすい
良書だと思います。