紙の本
ちょっと「さまよってる」が
2017/01/08 19:08
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:papanpa - この投稿者のレビュー一覧を見る
題名通り、前半少し話がさまよってる感じがあり、落ち着きがないのですが、後半はしっかりまとまって、「ああ、なるほどそういう事だったか」と思わせます。楽しめました。男と女の話中心なので、高校生以上向きかな。
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精神科の女医さんと、刑事さんが織り成す脳模様でございます。
なんかね、事件が起こりすぎてオイオイ、何でも脳なのか?ですよ。
ちうあたくしも何でも「脳の作用」で言い逃れるダメ人間ではございます。
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女精神科医の主人公、その前に現れる脳に傷を持つ三人の男達。刑事、プロ野球選手、殺人犯・・・。次々と起こる事件、いつしか命を狙われる主人公。精神医学の専門知識を織り交ぜたサスペンス。エンディングもドキッ!
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脳や精神のわずかなキズによって
人間はこんなになってしまうのか!と怖くなりました。
脳の大切さ、子供時代の大切さを改めて考えさせられました。
脳って不思議だなぁ・・・。
この本はミステリと言うより、サイコ・サスペンスかな?
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脳みそってすごい部分なんだな!!て、とても関心しましたが…女主人公ってやっぱり好きになれない。でも面白かったです。
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6月7日読了。「このミステリーがすごい!」1988年度の第9位の作品。女性を狙った連続殺人事件が発生する中、頭蓋への打撃による器質性の脳障害・過去のトラウマによる心因性の精神異常・服装倒錯の殺人者・右脳と左脳の二重人格などの登場人物の中、誰が犯人で誰が正常者なのかを巡るミステリ。脳梁を切断した際の人間の左右の視覚野・認識の動作の不思議などを80年代に、サイコスリラー仕立てにしてミステリのトリックに応用するとは、確かに著者には先見の明があったと言うべきだろう。文体など含めて「昭和の小説」という感じ、古さはあるがまあ面白い。
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場面転換の使い方がすごくうまくて、ぞくぞくしっぱなし。緊迫感がよかったです。
ストーリー的には面白く、読み応えあり。
ただ、最後の展開が理屈先行で、ちょい失敗って感じかな〜。。。
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帝国医科大学付属病院・精神神経科医師・南川藍子。
彼女の周りに3人の脳・精神疾患をもつ男が現れる。
犯人逮捕の際のけがが元で、脳梁が損傷し、右脳と左脳の交通がたたれた刑事の海藤。試合中にマスコットガールを絞め殺そうとしたプロ野球選手・追分。そして制服姿の女性の胸に裁ちばさみを突き立てる連続殺人犯北浦。
この3人と関わりを持つうちに、藍子自身の命もねらわれることになる。
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本文の流れの間に間に、犯人の心理描写が書かれていて、慣れないと読みにくいかもしれませんが、私は好きです。
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サイコサスペンスの走りだそうだが、まぁ、ラストにちょっとびっくりしたというか、あきれたというか。精神医学のリアリティーはなかなか。
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精神科医・南川藍子。彼女の周りに集まる何人かの男。彼女を命の危機に晒すのは一体誰なのか?
怖くて意外な真実。
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精神科医の藍子の前に現れた三人の男は、脳に傷を持っていて・・・
読んでいるうちに、誰もが怪しく思えてきた。
今まであまり読んだこと無いような展開だし、脳にも興味津々。
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『男に負けたくない』『自分の中の女を殺せ』なんか、脳の仕組みが怖い。ココロとつながってるのかな?難しいけど面白かったな。
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制服フェチの連続殺人犯、性行為にいたった女を殺す男。
頭と心に傷を持つ刑事、美しい精神科医。
徐々に輪が縮まってゆき・・・。
ってカンジでしょうか。
お話の中心はおおむね美しい女医。
性的な雰囲気がプンプンして、そんでこの女医さんが自信家っていうか、なんていうか。
ともかく登場人物すべてに好感が持てず、そのため客観的に読み進めていたのですが・・・・。
ストーリー的には☆4つですが、やはり登場人物に魅力がないこと、品がないことが気に入りませんでした。
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評価は2.
内容(BOOKデーターベース)
精神科医・南川藍子の前にあらわれた三人の男たちは、それぞれが脳に「傷」を持っていた。試合中、突然マスコットガールに襲いかかり、殺人未遂で起訴されたプロ野球選手。制服姿の女性ばかりを次々に惨殺していく連続殺人犯。そして、事件捜査時の負傷がもとで、大脳に障害を負った刑事。やがて、藍子のもとに黒い影が迫り始める―。人間の脳にひそむ闇を大胆に抉り出す、傑作長編ミステリ。