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紙の本
金曜日の砂糖ちゃん
2020/11/24 20:23
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちひろ - この投稿者のレビュー一覧を見る
酒井駒子さんの優しい画風が好きです。疲れた時にペラペラ眺めて、優しい絵に癒されています。
紙の本
神秘さと美しさ
2017/05/08 16:45
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:アリッサ - この投稿者のレビュー一覧を見る
絵が繊細かつ写実的で綺麗です。
色合いは全体的に黒なのですが、暗さはそれほどは感じず
神秘的な雰囲気の絵本です。
「金曜日の砂糖ちゃん」他、「草のオルガン」「夜と夜のあいだに」が
収録されていますが、「草のオルガン」が1番おすすめです。
紙の本
くっきりと美しい絵に誘われる現実と幻想のはざま。小さな3つのおはなし
2003/11/11 23:46
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ゆうたのーと - この投稿者のレビュー一覧を見る
小さくて美しい佇まいの本、一目惚れして中身を確かめるまでもなく購入してしまいました。『金曜日の砂糖ちゃん』、なんて不思議で甘美な呼び名でしょう。
(本文には『ちょっと 変わった名前でしょう。でも 良い名前です。女の子らしくて』とカッコ書きがあります)
この小さな本には3つの小さなおはなしが。『金曜日の砂糖ちゃん』『草のオルガン』『夜と夜のあいだに』、どのおはなしにもそれぞれ小さな子がひとり、出てきます。
現実なのか幻想なのかよくわからない。小さい子がひとりでいるとき、境目はとても微妙。くっきりと美しい酒井駒子さんの絵は、読者をも、その境目にすーっと引き込むよう。息を呑んで、誘われていきます。
どのおはなしも、大人が少しだけ出てきます。
小さい子を現実の世界へと導く、象徴的な役割に感じました。
最後の『夜と夜のあいだに』の大人はベッドでぐっすり。引き戻す役割はしていないのです。
そして幻想的な雰囲気の中で本を閉じることになります。
この余韻は、真夜中のしーんとした音のようです。
聞こえないはずなのに、何度もじっと耳を澄ませてしまう。
そんな風に、もう一度最初から、ページをめくりたくなります。
クリーム色の紙に黒い背景が基調となった絵が映えています。
帯には江國香織さんの文が。この本や酒井駒子さんの絵の魅力が美しい響きで伝わってきます。