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エリックの過去にも壮大なものが…この頃、バックグラウンドが半端ない人が出てくる物語を読んでいるような気がします。こちらの気持ちが振り回されたしまうのですよ……それにしても、一難去ってまた一難。エリックとミミ、彼らの幸せを本気で祈りたい気分です。
20051218:読了
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エリックはミミの故郷であるアメデ村に行くが村人から警戒され、ミミと引き離され村に残される。ミミは幼馴染のポールの頼みでミルレーユの世話をすることに。その館の夫人とエリックはつながりがあるらしく…。エリックの過去について知ることに。
イラストが苦手です。
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やっとミミとエリックがミミの村に到着し、最初は好意的だった村人たちが、ポールのささやきでエリックに敵対。っといっても、ほんわか村人たちで、それほど険悪にはなってませんでしたし、最後はエリックを受け入れてくれてて、なんかよかったです。
そんなエリックですが、なんとなくエリックの本当の父親も分かりました。クロティルドの王が父親って、別に秘密にしなくても、ソフィー王妃の元旦那というのは分かっていそうではないかなぁと思ったんですけど、違うんでしょうか。
さて、次巻はカルネー公爵の元に向かうんでしょうか。
女好き公爵というあたりがちょっと気になります。
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前巻と違い、面白かったです。ほのぼの系だけど秘密もあり、気軽に読める楽しい本でした。
タイトルからして、まさかこの話でエリックの過去に触れていくとは思いませんでした。また、1巻2巻の伏線はだいたい読めたけど、今回のエリックの父親は予想だにしておらず、びっくりしました。
過激な夫婦喧嘩(?)と腹黒な幼馴染ポールはあんまり好きになれなかったけど、エリックと村人たちの関係は微笑ましくて良かったです。
ティーンズ小説だと割り切れば読みやすいし面白い本なので、続きも読んでいこうと思います。
ただイラストのミルレーユは、あんまり可愛くなくて残念でした。イラストなので本の評価には入れませんが、みつあみに編んだ髪などもう少し丁寧に描いて欲しかったです。