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紙の本
現象学最前線
2015/08/25 12:19
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投稿者:ステラマリス - この投稿者のレビュー一覧を見る
自分の中にある無意識という他性、人として必ず出会う他者という他性について、とても緻密な論を展開されています。現象学の創始者フッサールの論のみならず、戦後の思想家たちの論も幅広く使われていて、まさに現象学の最前線の思考だと思います。その上ただ抽象的な机上論に終わらせずに現代社会の構造にまで言及されていて、哲学に付き物の「何の役に立つの?」という問いを鮮やかに黙らせている著作です。
ただし、かなり専門的なので、予備知識が相当量ないと難解すぎると思います(ただでさえ現象学自体、またその周辺の学説がたいへん難解ですし)。すらすら読んでいく本でもなく、一行一行考えながら、一生懸命精読していく本だと思います。
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