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仕事に行き詰ったときに読んでもらいたい
2005/02/05 02:36
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投稿者:IT大道芸人 - この投稿者のレビュー一覧を見る
これは、子供にだけ読ませるには、もったいない!
疲れたとき、行き詰ったときにぜひ読んでもらいたい。
最初は、なんか変な話ってな気になるが、引き込まれていく不思議な世界。
そして、そこで述べられている竜退治の騎士になる方法とは??
その退治すべき竜とは?
ぜひ、あなたも、竜退治の騎士になってみませんか? 世の中が楽しくなってきますよ。
えっ何?竜退治の騎士になる方法なんてあるの?
2004/07/07 14:58
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:エーミール - この投稿者のレビュー一覧を見る
夕暮れの学校で起こった不思議な事件。ファンタジーと言えばファンタジーなのだが、舞台は学校で、6年生のぼく(康男)と幼なじみの優樹というとても身近な等身大の2人が主人公であるところが、この作者らしいところだ。
この作者は子どもの気持ちがよくわかっていると、作品を読むたびに思う。会話も面白い。設定も面白い。
ところで、なんで竜の騎士になる方法なんてのが急に出てきたのだろう。いえ、急にということはない。これまでの作品を読んでいれば、特に不思議はないのだ。学校を舞台にした不思議な話というのも、この作者らしいところなのだ。この作品も、岡田淳ワールドとでもいうような独特の世界だ。今回は、どういうわけか関西弁でかかれている。言葉遣いの面白さ、言葉へのこだわりも、この作者の魅力の一つなのだが、今回は、会話の声の大きさを指定してあるのも面白い。声に出して読んで見るとまた違うのだろうか。
ストーリーは、夕暮れの学校に忘れ物を取りに行った6年生の2人が、竜退治の騎士にであうというもの。竜退治の騎士に興味を持った優樹が、竜退治になる方法を尋ねると、その人はなんと<トイレのスリッパをそろえること>といったのだ。これ以上言うと、読む楽しみをうばってしまうのでやめておく。このストーリー展開が独特で、それもまた、岡田淳ワールドとしか言いようのないものなのだ。よくよく考えると、教訓的なテーマも感じられるけれど、読んでどこまで考えるかは、それぞれの自由ということだろう。
言葉遣いの面白さ、ストーリー展開の手品のような面白さ。読むととりこになってしまう独特の世界。さあ、あなたもどうぞ!
(エーミール/図書館の学校・児童書選書委員会)
関西弁を喋る騎士
2023/05/23 21:21
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投稿者:とりまる - この投稿者のレビュー一覧を見る
忘れ物を取りに行った康男とクラスメイトの優樹は教室で「おれは、竜退治の騎士やねん」という男に会う。
康男は学校に来ている劇団員だと思うが…。
疎遠になった級友の家庭事情とかクラス内のギスギスとか、チラチラと影の部分も見え隠れしていて、児童書というには大人っぽい話です。
一方で騎士の喋る関西弁には妙なおかしみがあって、その陰の部分を中和してくれています。
騎士が子ども時代に竜と女騎士との戦いにでくわして加勢するのですが、棒で突かれた竜が「なにすんねん、ゆう感じでおれのほうを見た」とか。
自分の事を「乗ってる船が沈没してやな、誰かと一緒におれが無人島に流れついた時、そのだれかに、おまえが一緒で嬉しいと言われるようなやつではなかったんや」とか。えらいリアルな哀愁があるなと。
物語としてのオチのつけかたも良かったです。
関西弁が苦手な人でなければ、大人でもおすすめです。
よかった!
2017/04/30 15:41
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投稿者:なな - この投稿者のレビュー一覧を見る
「竜退治の騎士になる方法」というタイトルを見たとき「なにこれ?」と思いました。
でも、おもしろかったです。
子供だけでなく、大人が読んでもおもしろいと思います。