電子書籍
内容が良いヨイ!
2015/02/20 13:45
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投稿者:ドラドラ - この投稿者のレビュー一覧を見る
個人的な意見だけど、私はVシリーズの中で内容が一番好きです。航空ショーはスカイクロラシリーズのように飛んでいる姿が思い浮かべれる上、おきた事件もわかりやすい。謎解きもわかりやすい。そしてなによりも主要登場人物の皆の個性が出てて良かった。
口数少ないへっ君の会話まであるし。
多分Vシリーズでは一番読みやすいと思いますよ。
紙の本
それぞれの墓標
2003/11/14 12:08
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投稿者:紫月 - この投稿者のレビュー一覧を見る
飛べないことを
知らない連中が
飛んでいるのだよ
生きられない理由を
知らない連中が
生きているように
すっかりこのシリーズのファンになってしまい、二冊目のレビューです。
航空ショーの只中、アクロバット演技中のパイロットが撃たれた。しかし彼が座っていたのは後部座席。
空中密室の謎とエンジェル・マヌーヴァと呼ばれる幻の美術品の謎が絡み合って、最後まで夢中で読んでしまいました。
前半、ただただ空中密室の謎に振り回されますが、後半は魔剣と天才画家にまつわる謎が重みを増してきます。軽快な語り口で読みやすいミステリですが、いつものようにちょっぴり切ない物語。
人が死に、墓標には、文字が残る。
天才の描いた絵もまた、墓標の文字に等しい。
一人一人、墓標となるべきものは違うのでしょう。言葉以上に重みを持つものが、それぞれの人生にはあるのかもしれません。
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Vシリーズ第5作目。
飛行機のアクロバティックショーの最中に、その飛行機の中(つまり、密室)で殺人が起こります。シリーズ最難度の密室に挑むのは、もちろん瀬在丸紅子嬢。
この作品で、今後も出てくるエンジェル・マヌーヴァという宝剣と各務亜樹良が登場します。
アクロバティックショーの描写も鮮やか。事件の解決も見事です。
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5作目は少し切ない作品です。練無と祖父江七夏が活躍します。このコンビは個人的に一番好きなんです。彼らの会話を聞いてると凄く元気を貰えますね。アクロバット飛行中という完全密室の航空機で殺人事件が起こります。「エンジェル・マヌーヴァ」という宝剣をめぐって阿漕荘の面々が事件に巻き込まれます。最後は泣きそうになりました。
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Vシリーズ第5弾。
いつものメンバーが、空の密室に挑む今回、飛行機を愛する森先生の思い入れが伝わってきます。
最後の方は、少し切なくてほろ苦い。
あと、冒頭と末尾に登場するおなじみ国立N大学。
この某大学の学生として、キャンパス内の描写にはついついニヤニヤしちゃう。キャンパス内の様子や、研究棟の紹介、生協が南部&北部に大きく分かれていて、生協の前ではたこ焼きやたい焼きを売っていることがしばしばで、、食堂の様子も、あぁーあの場所ね☆と分かっちゃうので、そういう楽しみがあって嬉しい。
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Vシリーズの5作目。航空ショーとか行ったことないんですが、こんな感じなんでしょうか?なぜか思考停止状態で、物語を目で追っているだけになってしまいました。スカイクロラとかに近い作品です。
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この話から長きにわたる保呂草&各務とエンジェル・マヌーヴァの物語が始まる。保呂草&各務だけじゃなくて練無&祖父江とかその辺のコンビも今後にだいぶ引っ張ることに。事前知識が無くてもだんだんVシリーズの時代がわかってくるか。
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殺人事件の犯人と、謎の画家を明かすふたつのミステリーがうまくからまって、最後はちゃんと消化されていたのが面白かった。ただ、このシリーズの愛すべき登場人物である小鳥遊練無がなんで女性の格好をするのか、そのきっかけになる人物が出てきたと言うのに、もうちょっとその部分を掘り下げて欲しかった。
ここあたりから、保呂草がこのシリーズでもかなり重要な人物になって来ている。
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『Vシリーズ』第5弾。登場人物達の距離に変化が生じます。この作品は事件の真相よりも、物語自体をメインに読んだ方が面白いと思います。
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宝剣エンジェル・マヌーヴァをめぐる殺人事件。しかも、現場はアクロバット飛行中の2人乗り航空機内! 個人的に、保呂草さんが本業してる話って結構好きだったりw
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シリーズが進むにつれて徐々に明らかになっていく、登場人物の過去とか、同士の関係が好き。というか、その、徐々に明らかになっていく感が好き。
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Vシリーズ2〜4をとばしてこちらの5作目を読んだ。そういえば、このシリーズは保呂草さんの語りだったのだ、と思い出す。三人称扱いなのですっかり忘れていた。秘宝エンジェル・マヌーヴァと呼ばれる短剣を探るという依頼を受けた保呂草が、飛行機での密室殺人事件に遭遇する。空での描写がスカイクロラ的で読んでいて気持ちがよい。謎解きもサラリとしていた。ここで愛知県警の林さんが気になる存在に。シリーズが気になって仕方がない。お見事でした。
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保呂草・各務の緊張感のある関係性が好きだ。各務はかっこよすぎてうそ臭いくらいでちょうどよいのかも。七夏・練無のコンビがかわいい。
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飛行機に関連するお話なせいか、文章が生き生きしているように感じる。トリック自体はフェア。今回は人間関係の真相の方が面白かった。
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個人的に、物凄くスリリングだった。
馬鹿みたいに簡単なトリックも良かったけど、
何より、保呂草さん本領発揮。というか、本性一部(あくまで一部)暴露?