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紙の本
ライフスタイルは違えどデブは共通。巨頭二人の対談集
2004/01/23 14:55
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投稿者:オオトリさま - この投稿者のレビュー一覧を見る
「はみ出し銀行マン」シリーズで人気の横田濱夫さんと「年収300万円時代を生き抜く経済学」が正・続でビジネス書部門1・2位独占してただいま旬の森永卓郎さんの対談集。
「物」に対するこだわりが無く修行僧のようなスタンスの横田さんと、B級品コレクターとして有名な森永さん。
節約上手な奥さんと二人の息子さんを持つ良き(?)家庭人の森永さんと40半ば過ぎて独身の横田さん。
自らを隙間的存在と言い、自分のペースで作家業を続けられている横田さんと「B宝館」建設資金の為に年間5000時間働きづめの森永さん。
ライフスタイルは全く違うお二人だけど、なぜか体型はそっくりで表紙を見るとどっちがどっちか区別がつかない。
「年収300万円で幸せにやっていけるのか?」のテーマで二人の経済の専門家が株・住宅・教育などについてそれぞれの持論を語っている。
横田さんがはみ出し銀行マンシリーズで見せた毒舌を控えて聞き役に回っているように感じるのが少し物足りなかった。
森永さんが「『B』で生きる経済学」の中で下手な教育書よりすばらしい教育論を展開していたが、実体験に根ざした話だとこの本で知った。
しかし「公立に落ちたから私立高校に入れた」だの「中学校に入ったばかりの頃は消費税の計算が怪しかった」だの全国に知られてしまって森永さんの息子さんは怒らないのかと少し心配になった。
「小学校時代の得意科目を思い浮かべてみよう」横田さん
「自分の適性に合った仕事を選ぶのが一番の幸せ」森永さん
などのコラムにあるように所得格差が拡大する時代に幸せに生きる為に基礎学力部分と得意分野を生かす教育のバランスを皆で考える必要を感じた。
小泉首相の在任日数が1000日を超え、首相は比叡山の千日回峰行になぞらえ「荒行のつもりで頑張る」とやる気満々。
庶民にとっては荒行に耐える日々がまだまだ続きそうだ。
小泉政権が続くと二人の対談本第2弾も企画されると思うが、その時は横田さんも毒舌全開で二人の言いたい放題を聞きたいと思う。
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