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フランス、イギリス、南米の話題がでてきて、国際的な感覚が身につきます。
どこの国の人は、どの国をどう思っていたかが、なんとなく伝わりました。
ポアロ、ヘイスティング以外にも、刑事、予審判事など、登場人物もさりげなく登場していて、話の進展に役立っています。
事件の当事者たちも、いろいろな女性がでてきて華やかです。
映像作品も、きっと美しいのだろうなと予測できます。
ポアロものは、最初にテレビで見てから、本を読むようになったので、
いつもテレビに登場する人物が頭に描かれながら、
なおかつ、日本語の声優さんの語り口が焼きついていて、
本を読んでいても、そのまんまが再現され、楽しくなります。
事件は、ゴルフ場というよりは、ゴルフ場建設現場の横の屋敷ということで、
日本語のタイトルが適切かどうかは分かりません。
屋敷の使用人の方々も、特徴のある性格で、話題に花を添えてくれています。
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短期間の間に、次々といろいろなことが起こって大変。
今回は、ポワロをライバル視するジローさん登場。
読み進めていくにつれて、全員怪しく思えてきた。
キレイな女の人って怖~い。
そしてヘイスティングズったら…。
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あぁもうすっかりアガサの罠にひっかかった!!
しっかり裏をかかれたー!
長い割に犯人が読めちゃって退屈。。。
アガサ作品読みすぎて知識ついちゃったかな
などと思い始めていた自分が浅はかで恥ずかしい!
いやーもう鮮やかです。満足。
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人生はゴルフに似ている。山あり谷あり、坂も水も砂も草もある。奇跡だってある。ちょっとしたミスで死んだり殺されたりします。
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フランスに滞在する富豪ルノーからの依頼を受け、
ポアロはヘイスティングズとともにフランスに赴くが、
到着するやいなや、ルノー氏殺害の報を聞き驚く。
事件の捜査を担当することになるポアロだが、
パリ警察の名刑事ジローも捜査を開始し、ポアロに敵対する。
まもなく、浮浪者の死体が発見される事件が起こる。
この浮浪者も、ルノー氏と同じ凶器で殺害されたとみられるが――。
現場を隈なく調べまわり、細かい証拠を探し出すジローに対し、
一見無意味なものにばかり注意を向けるポアロに、
ジローやヘイスティングズは呆れた目を向けるのだが。
名探偵ポアロが活躍する長編ミステリ。
原題「The Murder on the Links」。
クリスティの作品の中ではあまり有名でない作品だろうが、
だからといって侮ってはいけない。
正直あまり期待せずに読んだが、あまりの面白さに驚いた。
起こる事件の数が多いというわけではないし、
複雑怪奇に謎が絡み合うストーリーでもない。
それなのに、後半は何度もどんでん返しが起こり、
読者は大きな驚きを繰り返し味わうことができる。
このプロットの巧みさには大いに感服させられた。
本作では、ロマンスが物語に濃く彩りを添えている。
そのせいで、理屈によらない行動をとる人物が出てきて、
それがストーリー展開にさらなる面白味を持たせている。
さらに、ロマンチックなラストもこれまた素晴らしく、
清々しい気分で本を閉じることができるだろう。
現在の事件に差す過去の事件の影、小憎らしいライバル役など、
ミステリでは定番ともいえる道具立ても登場し、
実に豊かな本格の香気を漂わせるのに一役買っている。
唯一気に入らない点は、なんとも冴えないこのタイトルのみだが、
肝心の中身はそれを補って余りある最高のエンターテインメント。
星は四つとしておいたが、限りなく五つに近い四つである。
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そういえば読んでないなあと思って読みました。
どんでん返しを描く様は流石だと思いましたがなんかしっくりこないなあと思うのも事実。
なんでだろう。
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エルキュール・ポアロシリーズ2作目。
タイトルのゴルフ場はそこまで関係ないです。
ミステリー部分はもちろん、登場人物が個性豊かでいきいきと描かれているので、読んでて楽しいです。
ヘイスティングズの暴走っぷりが特に(´・ω・`)
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ちょwおまwヘイスティングさん何してんのwwと笑いが止まらない作品でした。そしてジロー警部がいい味出してます。華麗な嫌味とポアロの返しが好きすぎる。フランスが舞台の際は再登場してほしい。
とりあえずヘイスティングは良かったね!おめでとう!
でも事件担当者としては最低だと思うよ!笑えたけど!!
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とても面白かったです。
人間関係と言うか、女性が書くだけあって、女性がリアルで面白い。
確かに、女性はリアリストであり、強くもあり、愛する人のためなら更に強くなれるのですよ。
そこら辺、理解していないと、この謎は解けないかもー(笑)
そして男性は、すぐに惚れてしまう(笑)
アチラで恋し、コチラで恋し、これこそ本物だとすぐに思い、
そんな感じの男性陣にニヤッとしてしまいました。
きっと、本当にそうなんだろうね、男の人って(笑)
ヘイスティングスが、昔はオジさんだと思っていたけど、
一体何歳なんだろうか?
あんなにすぐに恋に落ちるとは、きっとまだ若いんだろうな。
そして、男女の心理を見事に読み解くポアロは、
やはり色々な経験を経てきたお年なのでしょう(笑)
そんなことを考えながら読んでしまいましたー(笑)
面白かったです♪
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ヘイスティングズの春が訪れる話でもあり、「恋の盲目者」が陥りがちな失敗を数回犯してしまう話でもある。ポアロおじさんも、これには参ったろう。
俗に言う、どんでん返しがある。双方が(ベラとジャック・ルノー)庇い合っている、という状況を一早く推理できる人は、指数の計算とも合わせて大体展開の予想はできるが、予想できているとしてもやはり「どんでん返し」というのは、性に合っているのか小気味いい。
トリックというトリックはないものの、「紐」がこんがらがってしまっているため、どこがどうなっているのか、わからなくなってしまっている事件となっている。それをほぐしていく手腕の鮮やかさと言ったら!
何故、穴が掘ってあるのか。何故、鉄管がそばに落ちているのか。何故、浮浪者が死んだ後にナイフを刺したのか。夫人の「今となっては、もうどうでもいいことだけれども」とはどういう意味なのか。
ポアロおじさんの推理を聞いてみよう。
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さすがクリスティーといったところ。
構成、人物描写、心理描写どれも文句なしですごい。
事件は二転三転し読者を飽きさせない。
またヘイスティングズの迷走っぷりがかわいかった。
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ポアロに届く、一通の依頼状。
しかし、いざ依頼主の元へ到着すると、既に事件は起こってしまっていた。
過去の事件も絡み、誰が犯人なのか分からなくなる展開。
勢いで読んでしまう方なので、最後まで犯人はやっぱり探し出すことができず。
にしても、相変わらず、ポアロは個性的で、彼に比べると“普通”の友人のヘイスティングズは(勝手に)気を揉まされている。
ポアロは気苦労をかけているなんて思ってもいないだろうけれど。
名コンビである。
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南米の富豪ルノーが滞在中のフランスで無惨に刺殺された。事件発生前にルノーからの手紙を受け取っていながら悲劇を防げなかったポアロは、プライドをかけて真相解明に挑む。一方パリ警視庁からは名刑事ジローが乗り込んできた。互いを意識し推理の火花を散らす二人だったが、もう一人浮浪者の死体がルノーと同じ凶器で胸を刺された状態で発見されたことで、事態は意外な方向へと動き始める・・・。
クリスティー文庫2冊目。中学生の頃にクリスティーにハマって、片っ端から読み漁った以来の再読。久しぶりに代表作から読み始めたら、やっぱり面白いけど、でも今作の謎解きは時系列がややこしいのでちょっと分かりにくいかなとも思う。そう言いつつしっかり楽しみましたが(笑)ジローとの対決意識はベタだけどポアロを引き立たせるにはもってこいの人物ですね。ヘイスティングズの恋に盲目状態はクリスティーなりのユーモアなのかな、ちょっと笑った。でも煙に巻きつつもちゃんと友人に見合う女性か見定めて、最後はちゃんと協力するポアロが大好きです~。
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3+
ゴルフ場の存在感の薄さ。
昔の人は木登りが得意。
かませ犬ジローの小物感。
色ぼけヘイスティングズ。
個人的な山場は、第二の死体が発見され、それが第一の死体より前に殺されたことがわかり、にもかかわらず凶器が第一の死体の現場から持ち去られたものであるとわかった瞬間、なのだが、この不可解な謎がその直後にあっさりと明かされるのが何とももったいないと言うか惜しげもないと言うか。いやまあ調べればすぐわかっちゃうようなことなんだろうけど、もう少し焦らしてくれてもいいじゃない。それ以降は淡々と真相解明まで進んでいくので多少物足りない感もあるが、偶然と必然が複雑に絡み合った物語をやさしく解きほぐすようなストーリーテリングはさすが。
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ポワロシリーズ。
ジャック・ベラと犯人が浮かび上がり最後まで本当の犯人がわからなかった。ヘイスティングズが出ている。(この後、シンデレラことダルシーとヘイスティングズは結婚し、南アメリカへ行く)