紙の本
クリスティの
2023/02/23 17:21
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投稿者:ケロン - この投稿者のレビュー一覧を見る
クリスティのミステリは、ポアロさんの言うように、人間を見るということで謎が解かれる感じがいつ読んでも色褪せないのでしょうね。
紙の本
ヘイスティングス暴走
2019/11/28 09:31
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投稿者:earosmith - この投稿者のレビュー一覧を見る
何回か読んだのですが、いつも被害者や犯人を良く覚えていません。ヘイスティングス暴走のイメージが強すぎるようで。
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ポアロ作品。初期の作品で、親友ヘイスティングズも初登場。ポアロの元に届いた至急依頼を求む、という手紙。送り主のフランスの大富豪のもとへ駆けつけると、既に依頼主は殺害されていた。さらに別の死体も発見される。ポアロとパリ警察の刑事ジローとの、お互いのプライドがぶつかり合った捜査合戦も始まる。恋に落ちたヘイスティングズがとてもかわいい。どんでん返しがいくつもあり、最後まで驚きの連続で面白い。
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フランスに滞在する富豪ルノーが、ゴルフ場で何者かに刺殺された。ポアロが事件を担当することになるが、パリ警察の名刑事ジローも捜査を開始する。ふたりは、知恵比べをしながら調査をしてゆくことになるが、まもなく富豪殺しと同じ凶器で浮浪者が殺害される事件が発生した。はたして、両事件に関連はあるのか。
【感想】
http://blog.livedoor.jp/nahomaru/archives/30798841.html
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ポアロシリーズでは2作目にあたるこの作品。
物語が長いけど、ラストに向けてそれを感じさせない筋書き。
少しネタばれなんだけど、ヘイスティングスがシンデレラと結婚した、ということがビッグ4を読めばわかります☆★
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フランスに滞在する富豪ルノーが、ゴルフ場で何者かに刺殺された。ポアロが事件を担当することになるが、パリ警察の名刑事ジローも捜査を開始する。ふたりは、知恵比べをしながら調査をしてゆくことになるが、まもなく富豪殺しと同じ凶器で浮浪者が殺害される事件が発生した。はたして、両事件に関連はあるのか。
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エルキュール・ポアロ・シリーズ
ヘースティングスが出会った「シンデレラ」。ポアロに捜査を依頼した富豪の死。同じ短剣で殺害された謎の男。被害者の過去と未亡人母子に隠された秘密。
ヘースティングスの結婚。
2009年8月1日初読
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ゴルフ場殺人事件読んだ。シンデレラの鋼鉄の手首に惚れた。クリスティの話は、いつもダイナミックかつロマンティックだよなあ。話の筋はといえば、二転三転するものだから追うのが大変でした。
「ねえヘイスティングズ。あなたはあいかわらず、なにもわからないのですね」
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ポアロもの2作目。
1920年の「スタイルズ荘の怪事件」、1922年の「秘密機関」(トミーとタペンス物)に続くアガサ・クリスティ1923年の作品。
珍しく、フランスでの事件となっています。
パリ警察のジローも、ポアロのライバルとして登場。
ヘイスティングズの恋愛も含め、ロマンチックな要素も多いほうです。
旅先のフランスから戻る途上に、シンデレラと名乗る魅力的な黒髪の女の子に出会ったヘイスティングズ。
ポアロが南米生まれの大富豪ルノーから依頼を受け、フランスへ一緒にとんぼ返りすることに。
ところが富豪は既に殺されていた‥!
奇妙な現場の意味は‥?
パリ警察のジロー刑事は現場の証拠を重視するタイプで、地面をはいつくばって遺留品探し。
心理や推理を重んじるというポアロと、互いに火花を散らします。
ルノーの未亡人はとてもしっかりした女性。
隣家に中年とはいえ印象的な美女が住んでいて、ルノーの屋敷に出入りし、愛人と疑われていました。
隣家の娘のマルトがまた美しい金髪の娘で、ルノーの息子のジャックと恋仲らしいと気づくポアロ。
しかも、この事件の展開には、なぜか覚えがあるような‥
そして、ジャックはとうに船に乗って南米へ向かったはずでしたが‥?
まだ30そこそこの若いアーサー・ヘイスティングズが、綺麗な娘にはすぐポーッとなってしまう。
名探偵で年上の友人ポワロとは同居中ですが、からかうようなものの言い方にむっとしたり、奇妙な行動に振り回されたり。
シンデレラと思わぬ再会をしたヘイスティングズは、探偵としては大へまやらかしますが、若気の至り?
本命の女の子が元気いっぱいでまだ20歳前、まじめなヘイスティングズとはやや意外な取り合わせですが~自分にないものを求めるのかな。
「秘密機関」のタペンスが好評だったこともあり、活発でキュートなのが当時好まれた若い女性像なのかしら?
アガサ・クリスティの初期作品を発表順に読み返しています。
これが3冊目とは思ってませんでした~。
前に自分が読んだのは3番目じゃないからだけど。
かなり地味な印象を持ってましたが、案外そうでもない?
今の感覚からすると書き込みは少ないけど、一言の意味をポアロが慧眼で鋭く推理する面白さがあります。
コミカルだったり、暗い過去が絡んだりと、色々な要素が程よく入っていて、飽きさせずにどんどん進みます。
タイトルが地味なのよね。
ゴルフ場は事件現場ですが、ゴルフは無関係。
原題はもう少し含みがあると思うんだけど‥?
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「フランスに滞在する富豪ルノーが、ゴルフ場で何者かに刺殺された。ポアロが事件を担当することになるが、パリ警察の名刑事ジローも捜査を開始する。ふたりは、知恵比べをしながら調査をしてゆくことになるが、まもなく富豪殺しと同じ凶器で浮浪者が殺害される事件が発生した。はたして、両事件に関連はあるのか?」(ハヤカワ文庫版あらすじ)
アガサ・クリスティ、ポアロものの第2作。『アクロイド』『オリエント』など超有名作品と比べるとあまり言及されることの多くない本作ですが、個人的にはシリーズで特に気に入っている作品の1つです。
見所はやはりポアロの名推理。ジローとの推理対決というのもおもしろい趣向だと思います。「灰色の脳細胞」、今回も魅せてくれました。最後のどんでん返しもクリスティらしいですね。
しかし、それよりなにより注目すべきなのは相棒ヘイスティングスの大活躍(笑)でしょう。ポアロものの「ワトスン役」として有名な彼ですが、意外と登場作品は少なく、特に後期はほとんど出てきません。オリヴァ夫人もいいですが、個人的には彼がいないと少々寂しいと感じてしまいます。
そのヘイスティングス、本作ではもはや主役と言ってよさそうですね。シンデレラとのロマンスなんかもあって微笑ましいですが、彼にとっては忘れられない事件になったことでしょう。
ということで魅力的な本作です。おもしろいので、未読の方はぜひお読みになられてみてはいかがでしょうか。
※以下の文章には本作及び『ビッグ4』『カーテン』の内容に関する記述が含まれています。トリックのネタバレではありませんが、未読の方はご注意ください。
ヘイスティングスとシンデレラですが、その後結婚したんですね。2人で南米に渡るわけですが、シリーズ内でも時折彼らについての記述が出てきます。しかし『カーテン』で、ヘイスティングスが彼女に先立たれてしまったことを知った時は、あの話の寂しさを際立って感じましたね。
(大英堂ファン)
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ご存じアガサ・クリスティー。早川書房がクリスティー文庫として表紙、翻訳を大幅に刷新して発行したもの。
学生の頃、アガサ・クリスティが好きでよく読んでいた。
すっかり読み切ったつもりになって遠ざかっていたが、翻訳の勉強でクリスティ関連の記事を読むことがあり、突然読みなおしたくなって本屋に行くと、何ともすっきりとした表紙の本が並んでいる。
『集めればクリスティの個人全集が完成』という広告につられて買い集めているところ。
特に好きなものはポアロシリーズ。
なかでもヘイスティングズとのコンビものが楽しい。
謎めいた言葉、自信満々な態度、そして突拍子もない行動。
そんなポアロの特徴が、素直で想像力豊かなヘイスティングズの視点から見ると際だつ。
この本はめずらしくヘイスティングズがポアロをかきまわす。
だが困った顔はしても怒らず、いつも通りに接するポアロ。
一方ポアロの仕事の邪魔をしたことで良心の呵責にさいなまされるヘイスティングズ。
思わぬ展開に最後までまったく目が離せなかった。
果たしてクリスティのトリックを見破ることのできる日はくるのだろうか。
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フランスに滞在する富豪ルノーが、ゴルフ場で何者かに刺殺された。ポアロが事件を担当することになるが、パリ警察の名刑事ジローも捜査を開始する。ふたりは、知恵比べをしながら調査をしてゆくことになるが、まもなく富豪殺しと同じ凶器で浮浪者が殺害される事件が発生した。はたして、両事件に関連はあるのか。
(「BOOK」データベースより)
昨日、他の作家さんの本の3度目の再読で少々飽きたかなと思った。クリスティのこの作品は何度目だろう。クリスティと出会ったのは20年以上前だから、少なくても5回ほどは読んでいると思う。けれど、面白いのだ。飽きない。改めて、クリスティのすごさを感じた。
これは個々の受け取り方だから、私がクリスティ作品とそれだけ相性がいいということだ。決して、他の作家さんの作品が劣っているということではない。念のため。
さて、この作品で思い出されるのは2つ。
ポワロとフランス・パリ警察のジロー刑事との対決。
そして、ポワロの、若くそして愛すべき相棒ヘイスティングズの恋。
当初からポワロはジロー刑事にコケにされっぱなし。ヘイスティングズでなくてもイライラする。ポワロは確信を持つ最後の最後まで自分の考えを明かさないという「悪い癖」があるので、何を考えているのやらわからなくて、余計にイライラするんだな(苦笑)。
今回は珍しくポワロもジロー刑事の態度に堪忍袋の緒が切れたらしく、最後の方で賭けをしようと持ちかける。どちらが真相を突き止めるか500フラン賭けようというのだ。ことは殺人事件。ポワロが人の死を賭け事にするとは・・・。なんとも珍しい現象である。当然最後はポワロが勝つのだけれど、その500フランでポワロが購入した物とはジロー刑事からせしめたことを象徴するものだった。よっぽどポワロはジロー刑事が嫌いらしい(笑)。
もう一つの物語。ヘイスティングズの恋。
ヘイスティングズはこの当時30代。まだまだ若い。そして、彼は惚れっぽいのだ。自分では気づいていないらしいが、ポワロはお見通し。そしてポワロの得意技の1つである仲人役ぶりったら。気持ちのいいくらい手際がいいのである。今回も2組のカップルを仕上げてしまった。これでポワロ本人は独身だというのだから、不思議だ。人の心がわかりすぎるのかな。恋に熱を上げるには冷静では無理。ポワロと恋。なんだか不釣り合いだな(苦笑)。でも、確かポワロの心を奪った女性がいたはず。これが見事な犯罪者だったと記憶しているのだけれど、どこで出てきたのだったかな・・・。
クリスティを読破したい気分が高まってきたけれど、少しお休みして、他の作家さんに浮気します。
でもまたすぐにクリスティに戻ってくるからね。
クリスティは私の心の港なのさ(笑)。
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再読。
これはさすがに犯人やトリックは覚えていた。たまには私の記憶力も捨てたもんじゃないと(笑)
でも、ヘイスティングズのロマンスがほほえましくて最後まで楽しく読めた。
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ミステリの王道(?)
助けを求める手紙に応えて出向いたら依頼主は…という冒頭。
ポアロとヘイスティングスの名コンビの活躍が楽しいです。
故人は曰くありげな富豪で、その周りには何とも怪しげな人々が揃って?います。
少しずつ明らかにされる真相に、呆気にとられてしまいました^^
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ジロー刑事のわかりやすい嫌味っぷりに押され一気読みでした。最後の最後にどんでん返し。存分に楽しめました。ヘイスティングスの推理よりセンチメンタルな真相と思います。