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数々のカクテルコンクールを制覇し世界を代表するバーテンダー岸久さん
スタアバーとは銀座にある彼が経営する実在のバーの名前です
内容は岸さんが語る
バーの過ごし方、バーの内情、岸さんのバーテンに至るまで、
岸さんの独自の定番カクテルレシピ、バーで使う道具の話などなど
やわらかく語るように書かれているので肩を張らずに非常に読みやすいです
中でもアイルランドの民間親善大使である岸さんのモルトウィスキーの話は
なかなか興味深く面白かったです
「バーでかっこよくお酒を飲みたいけど、どうしても入りづらい」
そんなバーへの敷居をちょっと低くしてくれる一冊です
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バーとは何か。お酒のレシピや道具についての説明からお店の裏側まで、岸氏の性格がにじみ出るような文章で書かれている。敷居が高そうというイメージがなくなり、行ってみたくなった。
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銀座に、「スタア・バー」という、大人のバーがあります。
あるとき、スタア・バーのカウンターの内側に、
木の桶(おけ)を見つけました。
桶の中には、美しくカットされた氷が入っています。
銀座のバーに、木の桶というのも、
(なんとなく、ミスマッチでかわいい)と、
軽く考えて、そのまま見逃していました。
スタア・バーの岸 久(きし・ひさし)さんの
『スタア・バーへ、ようこそ』(文藝春秋)を読んで、
木桶と氷には、深い意味があるのがわかりました。
木桶は、2つあります。
そこに、8種類から10種類の形をした氷が、
出番を待っているんです。
ステンレスの入れ物ではなくて、
なぜ木の桶かというと、氷が痛まないからなんです。
素敵に贅沢な氷くんですね。
岸さんの本を読んで、
今度、スタア・バーに行くのが、とても楽しみになりました。
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☆☆$$そこそこ面白かった。$$石田衣良の本からの紹介だが、バーの裏側まで感じれた。$$当本のせいで、08年夏連続休暇は昼からカクテル飲みまくりだった。
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銀座のバーのバーテンダーが語るバーのあれこれ.
一流というのはなんでもそうなのかもしれないが,なんとも繊細,緻密な仕事.おいしいカクテルを作り,お客においしく,心地よい時間を提供するという徹底したサービス精神.まいりました.バーに行ったら私も心していただくことにします.
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イメージを大切にしている、という著者ならでは。カクテルやウイスキーとはを語っても、作り方や選び方のポイントを語っても、個人的な接客のこだわりを語っても、いちいち教科書ちっくになったり説教じみたりせず、頭の中で想像力がむくむくと働く。
バーやお酒の奥深さを知りながら、読む前よりもぐっと身近に感じられる本。
バーに詳しくなりたいと言ったら、先輩がわざわざ買ってプレゼントしてくださった。
嬉しかった。
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お酒をあまり飲まない人間には遠い存在のバー。
でも行っていいらしいよ。当たり前のことなんだけどね。
しかし、その扉を開けるには勇気が必要で。
だからこうしてバーとはどんなものか教えてくれる本は貴重。
楽しそうなんだけどなあ。
1杯を大切に出してくれることは分かった。
みんなその1杯でどれぐらい滞在するんだろうな。
喫茶店みたいに30分~1時間とかなのかな。