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結構警察側の主人公はグダグダしずぎ。橋口君もだました女性が死んだからってそんなに動揺しないでしょ。何人もだましたのに。江本さんもそこまでだまされるかな。ちょっと設定に無理があったんじゃない?かつらやったらばれそうなもんかもしれんけど。刃傷沙汰になってもおかしくないよね。そこまでやったら。しかし小説とはいえ懲りないなあとおもった。
まあでもおもしろかった。
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上下巻読了。
ご機嫌に結婚詐欺を続けて「俺は人助けをしている。夢を売り歩いているコーディネーターだ」と言って自己欺瞞までするこの男に心底ムカつきました。騙されてしまう女性の心理や阿久津刑事の人間臭い描写も良く描けていると思います。
ただ、サスペンスと謳っている割にはミステリーらしい要素が全くないので不満です。何かしらの「捻り」を加えて欲しかったです。
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結婚詐欺師というタイトルから普通に想像できる話なのだけど、さすが人を書くのが上手い乃南アサ、とても面白かった。詐欺師松川のカスぶりが見事だった 笑。結末も特に意外性はないが、一番読者の望む終わり方であると思う。すっきりした。
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人が(ほぼ)死なないサスペンス。
騙される女性には申し訳ないけど、騙し方…騙されてく過程も面白いし、逮捕劇も面白かった。
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上巻で早々と容疑者の素性が割れて、下巻ではどんな展開が?と思ったら人間関係にびっくり。世の中狭いとはこういうこと?そして主人公刑事がそれにどう立ち向かうのかと思ったら、お酒飲んでうじうじし続けちゃうところがある意味人間味あふれるというか。主人公なんだからもうちょっとがんばってよ~と思いつつ(^^;
そして詐欺師の華麗な手口についての解説をあとがきで読んでなるほど、と。
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評価は4.
内容(BOOKデーターベース)
練習場で橋口に声をかけられた江本美和子は、その強引な誘い方に驚くが、結局デートに応じる。一方、阿久津らの捜査から松川と橋口が同一人物であることが判明した。だが被害者の中にかつての恋人、美和子がいるのを知り、阿久津は愕然とする。あのしっかり者の彼女がなぜ…。橋口と被害女性、そして阿久津の心模様を丹念に追い、現代の結婚観を浮き彫りにした傑作サスペンス。
詐欺師の考えてる事がもうどうしようもなくあかんたれで情けない。だからこそ騙されてる女性に目を覚ませ!と言い続けながら読んだ。カツラだし…。更に阿久津が女々しすぎて違う意味イラついた。
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あの手この手(あの口この口とも言う)で1人1人のタイプに合わせた口説き方をする橋口が面白い。警察側の章は後半になるにつれてぼったい雰囲気になるため、合間に挟まる橋口の章が楽しみで仕方なくなる。結婚詐欺師としてのノウハウを楽しむだけなら面白かった。「その辺りならばカツラではないからいくら触れられても不安にはならない」この台詞笑ったなー。
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担当刑事の元恋人もターゲットに。ここでも、元恋人だった男女の心情の違いの描かれ方も興味深い。
上下巻の2冊通して、一気に読めてしまう。
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ついつい、続きが気になり一気読み。
阿久津になんとかしっかりしてくれよと思いながら読みすすめた下巻でした。
しかし、やはりお金が絡んできたあたりで怪しいとか気づかないものかとおもったり。
少しでも気を許した状態だと信じこんでしまうのかなあともおもったり。
まあ阿久津さんは10年後もぶつぶつ言われながら、家族が続いていると良いなという感じ。
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初めて読む作家さん。少々古い本なので、今だと少し状況も違ってくると思うが…それにしても、なんでこんな男にだまされちゃうのよ!と思った私は少しは幸せなんだろうか?
乃南さんの本がリアルすぎるのか、終始イライラし通しで、本当に腹が立った→って事は凄い面白かったのか?
もし騙されるなら、騙されても仕方がないと思えるほどの男前じゃなきゃ嫌だ、とバカなことを考えていた(笑)
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内容(「BOOK」データベースより)
練習場で橋口に声をかけられた江本美和子は、その強引な誘い方に驚くが、結局デートに応じる。一方、阿久津らの捜査から松川と橋口が同一人物であることが判明した。だが被害者の中にかつての恋人、美和子がいるのを知り、阿久津は愕然とする。あのしっかり者の彼女がなぜ…。橋口と被害女性、そして阿久津の心模様を丹念に追い、現代の結婚観を浮き彫りにした傑作サスペンス。
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完全に引き込まれた。
次にどんな手で女性を騙すのか?
20−60代までを手玉にとる。
そして刑事のかつての恋人まで。
ちなみにAoudibleで、車で聴いていたが、映像で見るドラマよりも引き込まれました。
ドラマの方はまだ見てないけど、音声で小説を聞く方が想像力が働いてこういうドラマは絶対に面白いと思う。
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とりあえず、江本美和子が現れてからの、刑事阿久っちゃんの荒れっぷりにはドン引き。 しかし、最後には、ずっと相手にされなかった美和子に、正面から立ち向かい、言いたいことが言えてよかった。その結果、橋口逮捕につながったのだから。 橋口は、逮捕されても反省の色無なく、というラストもさもありなん。 とりあえず、口の上手い男には要注意という教訓になった本であった。
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プロの結婚詐欺師ってすごいなーと変なところに思わず感心。多分どっかから怪しむ気持ちは生まれてきてるんだろうけど、それをついつい打ち消しちゃうんだろうなぁ。そうなる背後には、孤独感とか寂しさとか将来に対する漠然とした不安みたいなものがあって、だからこそ騙されちゃうし、つい夢を見ちゃうんだと思う。
今はSNSが発達してるから、こういう詐欺って難しいのかなと思う反面、うまく利用すると信用させることもできるのかも?
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どうやって終わるのか楽しみな1冊でした。
元カノの美和子さんが登場したことによって
とても面白くなりました。
夫婦の会話で、仕事でイラつくダンナと家庭を顧みない
ダンナにイラつく妻、のやりとりがリアルに感じられた。
橋口はどうしようもない男だけど
こういうタイプの人っているんだろうな。
千草さんも、だまされてたのは分かってたと言ってたし
でも止められないって、そんな風になるんだろうか。