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内容紹介
2004/02/25 17:01
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投稿者:オーム社 - この投稿者のレビュー一覧を見る
いま必須のアイテムである「UML」がわかる!
オブジェクト指向でのソフト開発プロセスに関係する方々にとって、UMLの表記を修得することは不可欠である。
本書は、オブジェクト指向を初めて学ぶ方々を主な対象に、その標準モデル記述言語であるUMLとは何なのか、その表記法は、どのように読み書きするのか、といったことを中心に、わかりやすくまとめた。
■目次
1章 UMLの概要
1 1 UMLとは
1 2 UMLの誕生から現在
2章 ユースケースの概要
2 1 ユースケースとは
2 2 ユースケース図
3章 クラス図の読み方 かき方
3 1 クラスとは
3 2 ステレオタイプ
3 3 関 連
3 4 汎化(はんか)
3 5 集 約
3 6 コンポジション
3 7 インタフェース
3 8 パッケージ
3 9 オブジェクト
3 10 ノート
4章 シーケンス図の読み方 かき方
4 1 シーケンス図とは
4 2 ノート
4 3 シーケンス図の例
4 4 プログラムとシーケンス図
4 5 自分自身の呼び出し
4 6 オブジェクトの消滅
4 7 スレッド
5章 コラボレーション図の読み方 かき方
5 1 コラボレーション図とは
5 2 コラボレーション図の例
5 3 プログラムとコラボレーション図
5 4 自分自身の呼び出し
5 5 メッセージの記述
6章 状態図の読み方 かき方
6 1 状 態
6 2 イベント
6 3 プログラムと状態図
6 4 分岐と待ち合わせ
6 5 履 歴
6 6 自己遷移
7章 アクティビティー図の読み方 かき方
7 1 アクションとオブジェクト状態
7 2 平行処理
7 3 判 定
7 4 スイムレーン
8章 実装図の読み方 かき方
8 1 コンポーネント図
8 2 配置図
9章 UMLを用いた開発
9 1 開発プロセス
9 2 ツールの利用
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2008年100冊計画!!
その22
会社の会議で「UMLでいうところの〜」っていう一言が出てきたので勉強のために読んだ1冊。
読んでみるとUMLの考え方は難しいものではなくて、こういうもんなのね〜ってことがわかる。
これが必要になるのは、お客さんと話す時だな〜って思った。
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■ユースケース
・システム内の機能の単位を表す。
・システムは複数のユースケースから構成され、それらは相互作用し、全体としての役割を果たす。
・アクターとユースケースの関係。
・ユースケースとユースケースの関係。include, extend, 汎化
・ユースケースは、動詞+目的語(〜する)。(?)
■クラス図
・仕様作成フェーズ・・・概念的モデル
・設計フェーズ・・・・・アーキテクチャ
・プログラミング・・・・実際のクラス
・『ステレオタイプ』とは、UMLで用いられるいくつかの要素を分類するためのもの。
・ステレオタイプの分類
《boundary》・・・システムとシステムの境界、またはシステムとユーザの境界に配置され、その間をとりもつ。
《entity》・・・データを管理する役割。データベースへの書き込みなど。
《control》・・・entityを利用するビジネスロジックを実装。
・関連・・・関連名、ロール名
・汎化、集約、コンポジション
コンポジションは、特別な集約。する側・される側は同時に生成され、同時に消滅する。
・インターフェース・・・メソッドのなかのロジックは定義せず、引数と戻り値だけを定義したもの。
・パッケージ
■シーケンス図
・システムの動作を記述。<−> クラス図はシステムの静的な構造。
・オブジェクト間のメッセージのやり取りを、時間軸を使って記述。アクターとオブジェクト間もあり。
・顧客とATMのように概念的なものでも、ソース上のオブジェクトとオブジェクトのようにプログラム的なものでもよい。
プログラム的な場合、メッセージはメソッドとなる。
・同期呼び出し、同期呼び出しからの戻り、非同期呼び出し。
・すべての動作をシーケンス図に記述するのではなく、代表的な動作のみを記述するのが一般的。
・自分自身の呼び出しもOK。
・スレッド
■コラボレーション図
・シーケンス図の時間軸がない版。時間軸よりもオブジェクトにフォーカス。
■状態図
・オブジェクトの状態がどのように遷移するかを表現。
・全オブジェクトについて記述するのではなく、複雑な状態を持つオブジェクトに関して利用する。
・状態と状態をイベント(動詞+目的語)で結んだもの。
・分岐、待ち合わせ
・履歴
・自己遷移
■アクティビティ図
・業務の流れを定義。
・アクション状態(動詞+目的語)を矢印で結んだもの。
・オブジェクト状態(オブジェクトとその状態を表す要素)が絡むこともある。アクションの結果、オブジェクトの状態が変わるときなど。
・並行処理
・判定
・スイムレーン・・・アクション状態がどの組織で行われるかを明確にする。
■実装図 = コンポーネント図, 配置図
・コンポーネント図
・実際に動作するソフトウェアをコンポーネント単位で表現し、コンポーネント間の関係を記述。
・インターフェース
「ファイルサーバソフト」コンポーネントのイン��ーフェースは「HTTP」と「FTP」、
「Webサーバソフト」コンポーネントのインターフェースは「HTTP」と「HTTPS」、みたいな。
・配置図
・どのコンポーネントがどのハードウェアで動作するかを定義。
・ハードウェア=ノード。
・「Webサーバー」ノードに「Webサーバソフト」コンポーネントと「ファイルサーバソフト」コンポーネントを割り当てる。
・「クライアント」ノードに「Webブラウザ」コンポーネントがある。
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Together を作っている Borland の人が書いた本だが、内容は各図の説明をたんたんと書いてあるだけ。絵が古くさく説明も分かりやすいとは言いがたい。興味本位で読むにはいいがオススメできない。