投稿元:
レビューを見る
買ってから、もう2ヶ月近くたつ。
やばい、半分いかないくらいのところから
全然進まない。。。
未だに、物語の中に入れないでいます。。
2人が出会えば面白くなってくるんだろうか??
*****
読み終えた。
こういう思ったこと言う女性と、
身分が上の人って設定好きだけど
なんかだらだらと長かったな。。
投稿元:
レビューを見る
映画がこれをどんな風に描いてるかきになります。
目玉の二人の話がなかなかでてこなかったので、前半部分はやや冗長。
でも切ない感じはすごいよかった。
蒼井優を連想して読んじゃいました。ぴったりです。
投稿元:
レビューを見る
本文の表現がひとつひとつ綺麗なのはよかったけど話の展開のスケール(幅)が少し狭いかなと。もうちょっと転機があれば文章の美しさもより引き立って話の流れがスムーズになるのでは。
投稿元:
レビューを見る
久しく時代小説から遠ざかってたし、初めて読む作家だったけどとても読みやすかった。遊と斉道が出会うまでの下準備が長い割に二人が出会った後はあっさりしてた気がしないでもないけど、男女の恋愛ものというよりも、様々な人がいろんな形で誰かを大切に想っているということを描いた本なのではないかと感じた。ある意味きっかけを作った助次郎の活躍がもうちょっと見たかったな。明らかな悪人もいたけど、関わる人々全てがみんないい人だった。特に初と遊が打ち解けるところは、こちらもほっとしたほど。映画はどのようになってるのか楽しみな作品
投稿元:
レビューを見る
ストーリーは実に単純。でも山の描写や瀬田家の人を含めて綺麗なお話ですね。
遊の潔さが爽快で、湿っぽくならずにいいです。
が、その潔さのせいもあってか「現代版ロミオとジュリエット」というキャッチフレーズには違和感ありですね。
最後、瀬田家が代替わりして、ちょっと俗っぽくなっていたあたりに一抹の寂しさが。
投稿元:
レビューを見る
いにしえの時代に生きたからこそ、
とっても美しい
儚く
切ない
雷桜
銀杏の黄金に輝く季節と
さくら色に染まる季節は
消して重なることはない
投稿元:
レビューを見る
完全に映画効果で、宇江佐さんの本を始めて読んだ。江戸時代のお殿様と裕福な庄屋の家に生まれながら、幼少に誘拐され狼少女のように育ったお遊との恋愛?のお話。お遊が自由すぎて言いたい事を言い、やりたいように行動するため、あまり時代物という雰囲気は感じなかった。次男でお殿様の家来となる助次郎がとても好きでした。読後感がさわやかで読みやすかった。
投稿元:
レビューを見る
時代背景や登場人物も細かい設定がしてあり、非常の読みやすい作品。
斉道と遊、2人が出会うまでの話もよく出来ている。
よみ終わったあとにはせつなさもあるが、心のどこかで
すっきりとした気持ちもある。
投稿元:
レビューを見る
時代小説だけど読みやすい。
ちょっと切ない恋物語。
満開に咲く雷桜。みてみたいなぁ。
随分前に映画で見た作品。
投稿元:
レビューを見る
清水家当主斉道と狼女(?)遊の切ない恋愛話だが、遊の自由な気性とそれゆえにひかれた”気鬱性”の斉道の純愛がキレイな小説。
登場人物それぞれがそれぞれの立場を守りつつ、でも、人として暖かく情に溢れた対応をするストーリに宇江佐の人となりが分かる感じがする。切ないがスッキリする異色の時代小説
投稿元:
レビューを見る
宇江佐 真理 さんのファンです!!
とにかく、宇江佐さんの本は、片っ端から読み漁っておりますが
私は、『雷桜』が一番好きです!!
映画のキャスティングは、私のイメージとちょっと違うのですが・・・
特に、殿が・・・(苦笑)
投稿元:
レビューを見る
本で泣きました。泣かなかったけど、岡田将生くんと蒼井優ちゃんで映画化。「心」って舞花の歌がしみました。
投稿元:
レビューを見る
この物語は、生まれてまもなく拐かされ、文明と隔絶した山中で社会性とは無縁に奔放に育った娘・遊と、徳川将軍・家斉の息子で封建社会の上層に位置し、それこそ窮屈な社会性にがんじがらめにされた環境の中で育ち、そのために気の病に罹った清水家の当主・斉道の恋物語である。一言で言えば、身分の違う二人の恋、道ならぬ恋とは言わないまでも、ままならぬ恋である。そして、雷桜とは下半分は銀杏、上半分は桜という樹のことです。遊が拐かされた日に山に落ちた雷によって折れた銀杏に芽をつけて育った桜の樹なのです。身分が全くかけはなれた二人が寄り添う姿を象徴する樹といって良いでしょう。華やかに咲き誇る桜は爛漫たる春(人生最高の時)をシンボライズする。しかし、花は一陣の風、一夜の雨にはかなくも散ってしまいます。宇江佐氏が「雷桜」をこの物語の象徴とした意図はそのあたりにあるのでしょう。
あらゆる意味で美しい物語です。瀬田村という田舎の情景、なかでも里の者すら深く分け入ることのない瀬田山に咲く桜の美しさ。生まれて間もない歳で拐かされた遊を想う両親の心、兄弟の心、三人の子を孫のように慈しむ奉公人吾作の心、そして何よりも物心つかぬうちから山中奥深くで人とほとんど交わることなく育った遊の純真な心。晩秋の瀬田山の夕刻、馬上に茜色の光をあびて浮かび上がる斉道と遊。斉道は背後から遊を掻き抱き、遊は首をねじ曲げて斉道の唇を受けている。この情景がなんとも美しく印象深い。寄り添う二人の絵のような美しさは、二人の住む世界の違い故、幻のごとくはかない。しかし、それだけに至福の刹那に違いない。
投稿元:
レビューを見る
宇江佐真理は何冊か読んだが、どの作品も、時代の常識に負けず自分の判断で生きようとする女性が描かれていて、すがすがしい。
本人にとっては至極当然の価値観で行動していも、周囲の人には迷惑だったり理解不能だったりする。
それでも自分の気持ちに正直に生きると云うのは、とても難しいことだからこそ、貫く姿は強いなあと感じる。
2010年映画化されたが、まだ映画は見ていない。
原作を読んだ感触では、蒼井優ははまり役かも。
投稿元:
レビューを見る
時代物の恋愛物語、殿様になる斉道と、赤ちゃんの頃に何者かにさらわれて山で育った遊のね、位が違いすぎて結ばれない恋ね。
現代物の結ばれない恋って設定にはグッとこないのに時代物だとやたら響く私。
とても美しいラブストーリーです、必読よ。
泣きました、私。
恋物語なんだけど、2人が出会うのは本の後半にさしかかってから。そこまでのストーリーも読み応えありよ。
何回も読んじゃいそう。