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思ったよりイマイチ・・・
クローンを消し去りたいのならなぜ正哉達家族を殺したのか・・・
携帯に宿った正哉もあっけなくいなくなっちゃったし、和美もいきなり出てこなくなっちゃったし・・・
でも東と夏貴の掛け合いは面白かったかな。
畠中さんの話はやっぱりほのぼの系がいいみたい。
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初読:2007年8月24日
火事で死んでしまった友人が、携帯の中から呼びかけてくる。という設定は面白かった。読みやすかったけど、ラストがちょっと。。。
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いわゆるバカミス?入り口と出口がちぐはぐみたいな印象。突拍子ないことになるけど後味悪くないしおもしろかった。
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★…3.5くらい。中途半端というか、消化不良のように感じてしまう部分があります…風呂敷がちゃんと畳みきれてない感。でも、一気に読めました。求む、続編。スッキリしたいー。
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内容(「BOOK」データベースより)
音村夏貴は時々過呼吸の発作に見舞われる中学生。親友正哉の家が火事になり、彼が焼死した。両親を助けようと夏貴の目の前で燃えさかる火のなかに飛び込んでいったのだ。不審火だった。嘆き悲しむ夏貴の耳に親友の声が聞こえてきた。彼の遺した携帯から。そして画面には死んだはずの彼の顔が…。不審火の真相を調べてほしいと彼は言う。家のなかに火の気はなかったし、消火活動も終盤に近づいて、なお激しく燃え上がった不可解な火事だった。放火なのか?なぜ正哉と彼の両親は死ななければならなかったのか?携帯から語りかける友人との二人三脚で、夏貴が探り出した驚愕の真相は…?畠中恵、初の現代小説。ファンタスティック・ミステリ。
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東さんが素敵だった。
けど、ちょっと残念なこともちょこちょこあった。
死んだ親友が携帯に現れた設定、あんまし生かせてない気がしたし、あっけなくそれも終わっちゃったし、その親友家族が何で狙われたんかようわからんし…。ちょっと中途半端かなぁとは思ったけど、読みやすかった。
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2008/5/19
読後の率直な感想としては、親友と全然二人三脚になってないやん!!です。
親友一家が殺される動機があいまいなのが残念。主人公と同種なら納得いくけど。
色々とツッコミはあるのですが義父候補の方との掛け合いは面白かったです。
きっといい親子関係になることでしょう。
『「親父と医者の意見は対立しているようだ。息子、どっちを信じる?」「親父!」《中》声は廊下に響いて、東が破顔一笑する。』324P
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中学生・音村夏貴は火事で親友を失った。嘆き悲しむ夏貴に、死んだはずの親友が携帯から語りかけてきた。不審火の真相を調べて欲しいという彼の悩みに夏貴は立ち上がり友の魂と二人三脚で真相を探り出す。ファンタジック・ミステリー。
面白かったです。
親友や仲のよくなった女の子が途中で退場してしまうのが違和感あったけど。
あと、義父がホストクラブの経営者だとか病院の描き方などちょっとミステリーとしてのリアリティが薄いなとも感じましたが・・。
そういう欠点をさしひいても読みやすく、スピーディーに話が進み最後の方はドラマティックで、全体として面白く読めました。生命工学も興味のある分野だし・・。
義父の東さんがよかったです。出生の秘密を知り自分の存在意義に悩む主人公に「お前は一人の人間だ、一生懸命生きていればいいんだ、それだけだ」というシーン、犯人が主人公を消そうとするとき「どんなにもっともそうな意見があっても、他人の言葉を鵜呑みにするんじゃないぞ。人間なんだからな。誰かの頭を自分の脳みそ代わりにしてはだめだ」というシーンが好きでした。
ある意味理想のお父さんですね。
一気に読ませてくれたので4つ。
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つーか違くね?過呼吸とかクローンとかそういうのじゃなくね?という描写と、そういうのじゃないよ、という説明が混在してスッキリしない。文と設定がなじんでない感じ。
後味も悪いとまでは行かないけれどよくない。
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他の方も書いてるけど、私もやっぱり時代物の方が好き。
お題とそのココロがうまくかみ合ってない。
正哉の消え方が「えっ??」って感じで納得いかなかった。
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12/27 最初は「日常の謎」の延長くらいの規模だったのに、どんどん大ごとになっていって、最後にはどうなるんだろう?ってすごくドキドキしました。こんなにスリル感を持って読めた小説は久しぶり。
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こういう話だったのか!という印象。最初に想像したのとはけっこう違う話だったな、てな思いがあるので、詳しくは語らないことにして。
現代ミステリだけれど、「しゃばけ」を気に入った人になら絶対お薦め。「虚弱な主人公が事件に巻き込まれ、人ならぬものに助けられて活躍」という物語の流れは似ているし。主人公が自分の秘密を知って云々、てのも共通しているなあ。でも別のオリジナリティも生きているので、二番煎じという気はしない。
キャラクターもかなり良い感じ。特に東がすごく良い! 最初「こいつはいけ好かない系キャラだな」と思ったんだけど、なんだか実はめちゃめちゃいいキャラじゃん。後半で出てくる言葉の数々が印象的に響く。カッコいいよなあ。
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畑中氏初の現代小説…だそうです。
今時の少年はこんな素直じゃないし、口も悪い。
主人公が 男の子っぽい女の子 なら話しはスンナリだと思う。
かなり無理があると思うのは私だけだろうか?
内容的には…一応ミステリーなんだろうけど。
どんでん返しはミエてたから、迫力に欠けました。
勿体ないなぁってのが一番の感想。
主人公『夏貴』が親友の焼死の真相を暴き出そうとしたところ、思いもかけずに自らの出生の秘密を知ってしまう。
スケール的にどんどん大きくなって軸が『クローン』へとすり替わる。
お江戸ファンタジーの路線でお願いします。
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畠中さんの初の現代物。
ファンタスティックーミステリーなんでなんでもありと言えばありなのかなと思ったけど・・・正哉は話のポイントでもあるからもっと出てくるのかなとか思ったらあっさりいなくなるんでその辺はちょっとしっくりこなかったけど
東さんとの仲をいい物にするのには仕方なかったのなかとも思ったり・・・。
でも話がちょっと突拍子も無くてそこが・・・ってカンジでしたが
夏貴と東さんの会話とかが良かったなって思う。
いい親子になりそうな予感。
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ストーリーはそこそこ面白いが、ありえない設定を二つ重ねたことでリアリティを損ね、「あるかもしれない」という説得力を欠いてしまった。
作者がそれに気づいたのか、或いは不必要だと思い直したのか途中で軌道修正。携帯電話に乗り移った友人の幽霊は消えてしまった。
登場人物の出し方が中途半端。人間関係も半端。
「しゃばけ」以外では割と面白いネタだっただけに残念。