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紙の本

32編の自己との対話

2004/05/23 16:11

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ガブリ - この投稿者のレビュー一覧を見る

これは…『動物のお医者さん』ではないか!?
文章技術の本かな?と開いてみたら、獣医学部の学生が授業で書いた動物についてのエッセイが32編。な〜んだあ、学生の作文か、と棚に戻すまえに何篇かパラパラと立ち読みしてみた。はまった。
「歯医者」と名付けられたカメ、凶暴な弟のようなニワトリ、捨て猫騒動、ザリガニによる失恋秘話、いつのまにかなついてしまったヤモリ、拾ったハクビシン…等々
『動物のお医者さん』に出てくる人物が書いたのではないかと思うようなこだわりのある話のどれもが面白い。
この講座の佐藤氏のまえがきによれば、この学部は入試に国語がない、にもかかわらず少なからずの学生が文章講座を受講するという。そして上手い下手にかかわらず書かれた文章は面白いのだそうだ。
獣医という特定の動機と目的を持った学部の学生の書いたものだからかと言われるが、そうではなく誰しもが自分の中に大事なものがあるはずだ。書くという行為は自分の中のそれに対する問いかけであり答えであり、目に見える文字にして他者に投げかけるメッセージでもある。と佐藤氏はあとがきで書いてる。
「対話するように書こう」とモンテーニュは言ったが、書くとは自己との対話であるという基本を改めて気付かせてもらった。
出版すると聞いて書き直したいという学生が多かったようだが、「初めての」にこだわったそのままの文章がかえって基本を際立たせているのだと思う。
それにしても32通りの動物(生物)の話は面白かった。

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