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摂取カロリーが少ない方が若々しさを保てる。そんなニュースをテレビやネットで目にしたこともあって手に取りました。発行時期が古いのがやや気になりはしましたが、期待感を持って読み進めました。。
しかしながら、他の健康法に対する批判が多いわりに、「米がいい」という自らの主張に対する明確な根拠が示されていない。どうにもこうにもうさんくさいんです。もしかしたら正しいのかもしれないけれど、全然腑に落ちない。読んでいてイライラしました…。
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40歳を過ぎた頃から油料理や、いわゆる高級料理(フランス料理、トロ等の寿司)に目が行かなくなってきたのを実感しています。魚料理や蕎麦、パンでも麦パン等が美味しく感じられるようになってきました。
以前と比べて風土に根ざした料理が好きになってきたのでしょうか、そのような私にとって駅の本屋で見つけたこの本は惹かれるものがありました。
省エネ体質になってきているので、常に過剰摂取は気にしなければなりませんが、できれば美味しいものを少し食べて満足した食生活を送りたいと考えている今日この頃です。
以下は気になったポイントです。
・粗食とは貧しい食事ではなく、「日本の豊かな風土から生まれた豊かな食生活」のこと(p5)
・ドイツでは秋になると大量に豚を殺して保存して冬に食べる、牛や馬ではなく豚なのは、人と同じものを食べるから(p35)
・動物を食べたり身につけるのは、植物が育たないから、植物が育つ場所では、植物繊維の衣服を身につけて、植物性のものを食べる傾向が強くなる(p37)
・食生活において知っておくべき基本は、1)肉を食べたからといって筋肉モリモリにならない、2)欧米の食生活は欧米人にとって理想的であり日本人に対しては別、3)栄養素を考えると食生活はわからなくなる(p44)
・ご飯を食べないと他でカロリーを取る必要がある、野菜の場合は油で炒めて油のカロリー、他にはパン、パスタ、砂糖(お菓子)、果物、アルコールである(p48)
・現在の食生活の問題点は、1)食べ過ぎ、2)食生活の欧米化(パン、肉、食肉加工品、牛乳、乳製品、油脂類)、3)ビタミン、ミネラルの摂取減少、である(p56)
・いい食生活は、「水・米・イモ・野菜」の順序、自然な考え方は、たくさんとれるものを食べて、滅多に取れないものは食べない(p65)
・食生活の目安は、まず、赤ちゃんが好みそうなもの、次に、その土地・季節にとれるものが大原則(p69)
・買い物するときに気を付ける順番は、「調味料(しょうゆ、みそ、油、砂糖、塩)>水・石鹸>加工品(練り製品、大豆製品、缶詰)>素材(米、野菜、魚)」」(p89)
・自然食品店でよい店を見分けるポイントは、豆腐・野菜・納豆・パンといった一般食品があるかどうか、健康食品の比率が多いのはダメ(p91)
・ヒトという動物の基本的栄養素は、「水と、でんぷん」、でんぷんの摂取の仕方としては、米・小麦・イモ・トウモロコシがある、米が最も効果的(p96)
・春は「目を覚ませ」という季節で、フキノトウ・筍・セリ・ウド・フキ・わらび・ぜんまい等の、アクの強い緑の濃いものを食べる(p128)
・夏は「汗をかけ」という季節で、ウリ・キュウリ・スイカ・メロン・トマト等の生野菜や果物、食欲がなくなるのを抑えるための香辛野菜(オオバ、ミョウガ、ラッキョウ)も良い(p129)
・秋は「エネルギーを蓄えろ」という季節で、米・麦・イモ・キノコ、冬は根野菜(レンコン、人参、���ギ、ごぼう、里芋等)を食べる(p130)
・薬漬けの心配のない魚は、安い魚、イワシ・鯖・さんま等の青身の魚がいい(p139)
・食事をするときは、「おいしい・感謝の気持ち」を持って食べると、自分の心の力で生命場というものが高まる(p214)
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薄毛の人が一生懸命ワカメを食べている姿を見て「笑いをこらえるのに必死だった」「海藻を食べると海藻の様な毛が生えるなら、モズクを食べればモズクの様な毛が生えると思っているのか?」などや、授乳教室で指導される「母乳をよく出すためには牛乳を飲んで下さい、というのも笑い話。牛乳がそのまま胸から出てくるはずがない」などという話が冒頭から出てくるのですが、人をバカにする書き方はほどほどにして頂きたい!と、腹立たしささえ覚えました。
食べた物がそのまま頭や胸から出てくるはずがないでしょう!
そんなこと子供だって分かってます。
読み進むうち、著者の幕内さんという方の考えはとてもよく理解できましたが、冒頭の話はとても乱暴な書き方で余分ですし、この著書の質を下げる残念な部分だと思いました。 内容がよい分、残念です。
もうひと方の著者、帯津さんは書き方がとても丁寧で分かりやすく、ご自身が人生をかけて取り組まれているホリスティックという治療方法に対して信念を持って取り組んでおられる姿勢に共感を覚えます。
また、「自然治癒力を高める漢方のお粥レシピ」は、実際にご自身の病院で患者さんに出されているレシピであると思われます。
とても参考になりますので、体が弱った時にはぜひ試してみたいと思っています!!
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世の中には「健康のための食事」に関する情報が溢れ返っているものの、それらの多くは、日常生活を大きく変えることなく継続するのが困難だったり、家族の反対にあいやすかったりするため、失敗することが多いという問題意識をもとに、著者らが新たな食生活を提案している。彼らの提案は、ズバリ「もっとご飯を食べましょう!」「カタカナの料理は極力減らしましょう!」。ただこれだけ!(糖尿病の人はたぶん当てはまらない)
「ご飯を食べましょう」には2つの意味があって、1つはパンやパスタやラーメンを減らしましょうということ、もう1つは主食とおかずの比率を見直しましょうということ。おかずをそれほど食べなくても、日本人の栄養価としてはそれほど問題がないというのは新しい視点かもしれない。まあ、あくまでも著者の長年の経験則であり、科学的に検証されているわけではないので、信じるも信じないも読者次第ということで。(健康に関する「科学的検証」なんて、どちらにせよ当てにならないんだけど。人体実験できないからね。)
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前半は皮肉に疾走します。それも意図(≒心)が分かれば何のことはないです。何度も笑わせてもらいました。「粗食」と書いてますが、別に貧しい食事のことではありません。昔からの日本食を食べよう。それもガッチガチの禁止事項だらけじゃなく、規制ゆるめで、みたいな感じです。食べる物で自分が形づくられる以上、何を、どのように、どんな心境で食べるのかは全て自分に関係してくるというメッセージと受け取りました。
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食事療法=修行という考え方は面白かった。「こんなに頑張ってるから絶対に良くなる。」という気持ちが自然治癒力を高めてくれるのかもしれませんね。幕内さんの提唱する粗食というのは漢方とか薬膳とか、そちらの考え方に非常に近いようだ。
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自分の食生活がいかに乱れているか思い知らされました。たしかに、なぜ米はよくてパンはいけないのかとか知っていて損することはない。かも。
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めも。
☆番茶がいい。
☆水、米、イモ、野菜の順‥赤ちゃんが口にする順番
☆野菜が三、豆が一、魚介類が一
シンプルなのが一番。お米をもっとたくさん、美味しく食べられるような食生活にしたい。
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食に関してたくさん本を読みましたが、逆に何が正しいのか分からなくなっていました。そんなときもう最後と思って本書を読みましたが、なんか集大成になったようでスッキリしました。
食を人間というシステムで考えろと理解しました(^^;
「粗食」の言葉はイメージは違いました。。
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『粗食のすすめ』とかぶった内容ではあるが、わかりやすい内容です。帯津先生の話も興味深く勉強になります。面白かったです。
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食生活本よみすぎると何も食べれなくなる
細かい栄養素考えずに好きなもの食べればいい
調味料、水はちゃんとする。
野菜安いのは季節ものだから。
油で炒めてお腹膨らませるんじゃなくて
茹でる。蒸すも○
ただ、春は豆とか筍調理に時間かかる...
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「健康食品の7割は下剤」「紅茶キノコはただの雑菌」「食材選びの目安は赤ちゃんが食べられないものは大人も避けるべき」「玄米より五分づき米の方が体に良い」など目からウロコな幕内節全開!