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日本に暮らしている普通の学生である自分にとっては、仕事と言われて真っ先に思い浮かぶのはスーツを着たサラリーマンだ。でもこの写真集は、仕事というのはもっと自由で幅広いものなのだと教えてくれる。自分にどんな価値があって何ができるのか、今一度考えてみる機会かもしれない
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一流企業に就職することが人生の目標と信じて頑張っている人、これを読んで!ああ確かにこういう職業の人は必要だなーと。個人的には女装学校校長になりたいかな^^
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タイトルどうり企画そのものも面白いし、
写真が素晴らしい。
ユーモラスな紹介文とあいまって、
なかなかいなせな本。
手に収まるサイズいい。
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いやすごい。リドラーとかフィッシュカウンターとか犬の糞掃除とかにも驚くけど、いちばんびっくりしたのは「男子トイレの世話係」。
これを女性がやっているから奇妙なんだという文章があったけど、そもそもトイレの世話係って何ぞや?
タイトルに違わず、その奇妙さを楽しめる。写真もいい味。
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ポテトチップ検査士、コインみがき、精液収集係、亀裂修理人・・・。
世の中には色々な職業があるものだ。
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ニューヨークを拠点に活動する写真家ナンシー・リカ・シフが12年をかけて作り上げた一冊。
ハリウッド競技場で撮影をしていたナンシーは、レースが終わるたびに姿をあらわす男性がいるのに気がつき、彼の正体が気になり始める。あとで彼は競技場のタイムキーパーだと判明する。それまでそんな職業があるとは知らなかったナンシーは、しだいに世の中の奇妙な職業を撮影しようというアイデアに取り憑かれる。
社会の気づかれない部分に属して、アメリカ生活の意外な側面を象徴している風変わりな職業、彼らの全てを知りたくなった。
何者なのか、どんな毎日を過ごしているのか——。
ナンシーはあらゆるところから情報を集め、取材に行き尽くし、これまで人々が触れたことない職業をフォトエッセイという形で完成させたのだった。
——感想——
おもろい職業いっぱい。マニアックすぎる。至るところで、社会を支えてるなあ〜と感じる。
まず最初に登場するのが『コンドーム検査師』。
他になかったんか。
穴や傷を見つけて排除する係。工場であるグループから3つ以上の不良品が発見されると、そのグループは全て廃棄処分されるらしい。“人口コントロールに貢献している”と怖い一文で締めくくっていた。
他印象に残ったもの。
ピアニストのために譜面をめくる『譜めくり』
埋葬文化ならではの『棺職人』
焦げたチップを見つけて排除する『ポテトチップ検査師』
スミソニアン自然博物館で恐竜の化石の埃をはらい続ける『ダイナソーダスター』
ゴルフ場の池の中のボールを集める『ゴルフボール・ダイバー』
ドール専門の手術(修理)士『人形ドクター』
サンフランシスコのホテルでコインを磨き続けた『コイン磨き』
最期に家族や友人に見せる姿を整えてくれる『遺体美容師』
などなど。
一番羨ましかったのは、ホットドッグ型の車に乗って全米を旅する『ホットドッガー』。企業としてはプロモーションになるし、運転者は1年間米国中を旅できる。毎年12名の募集だが、1000人以上の応募があるらしい。
写真家の方の本なので、写真がほんとうに職業を端的に捉えていてどれも面白い。大喜利の『写真でひとこと』に使えそうなのばかり。
発売がかなり昔なので、今はもう半一般的になっているものもあった。『足モデル』など。
『犬の散歩屋』は、とろサーモンの久保田さんもやってた気がする。