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くまのこうちょうせんせい みんなのレビュー
- こんの ひとみ (作), いもと ようこ (絵)
- 税込価格:1,540円(14pt)
- 出版社:金の星社
- 発売日:2004/06/01
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絵本
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紙の本
あとがきは必見です。
2006/03/29 01:40
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:チャミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
いもとようこさんの絵本が好きで、何気なく手に取ったこの絵本。ところが、読んでいるうちに心にズシーンと響くものと、あとがきに添えられた、この物語が実話をもとに作られたお話という事実にとても衝撃を受けました。
子供に勇気を与えたい時、子供に命の尊さを教えたい時、一緒に親子で読んであげてください。
毎朝、元気な大声で挨拶してくれるくまの校長先生。小さな声しか出せないひつじくんには、頭をなでながら「勇気を出してごらん」と優しく励ましてくれます。
実は、ひつじくんにとって大きな声はとても怖いものでした。
夜聞こえてくる、お父さんとお母さんの喧嘩の声、お母さんがひつじくんを叱る声…そんなイメージしかなかったのです。
そんなある日、校長先生が病気で入院してしまい、大きな声が出せなくなってしまいました。
子供たちから届いた手紙を読んで、校長先生は学校へ行きたくなります。
お医者さまと、決して無理はしないという約束をして校長先生は学校へやってきました。そして、ひつじくんと話します。
「先生ね。病気になってわかったことがあるんだよ。大きな声を出そうと思っても出せない時があるんだね。できなくなって、はじめてわかったんだ。
ひつじくん、大きな声を出そうねっていっぱい言って、悪かったね」。
ところが、ひつじくんの目の前で突然校長先生が倒れてしまいます。
どうしよう、どうしよう。。。。
ひつじくんは…。
物語はハッピーエンドで終わります。
心あたたまる微笑ましい内容のお話とは別に、この物語はいろいろなことを示唆しているようです。
大きな声が出せないひつじくんの家庭の事情。
子供と同じ目線で話してくれる校長先生の態度。
大人が簡単だと思っていても、子供たちにとってはなかなか越えられないハードルがあること。。。
こんな校長先生がいたらなぁと痛感します。
本当に子供を愛してくれる校長先生のお話です。
紙の本
子供に無理をさせなくても、大丈夫。
2016/07/03 15:23
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Otto - この投稿者のレビュー一覧を見る
いもとようこさんの絵本は好きですが、これは、なかなかよくできた良いお話だと思って読みました。いざ、という時、本気になれば出来ないことなどない、ということが分かります。しかし、最後に実話だと分かり、納得しました。ひつじくんは今、どうしているのだろうと、気になります。
紙の本
涙涙
2016/04/23 16:18
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:saya - この投稿者のレビュー一覧を見る
実話を元に作られたお話とのこと。くまのこうちょうせんせいの優しく温かい言葉に涙が止まりませんでした。本当にこんな校長先生がいてくれたらいいなと思います。
紙の本
モデルあり
2016/01/31 00:33
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぽんぽん - この投稿者のレビュー一覧を見る
このお話の校長先生は実際にモデルがいるとのことです。
立派な校長先生だなと思いました。
いもとさんの絵もあってとてもやさしくあたたかいお話になっています。
校長先生もですが羊くんよくがんばったな。