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「平安妖異伝」の続きがあった!と、言うことでザックと読ませていただきました。あわー。前回と違って今回は完璧な短編でなくてあわわ・・・。前回の楽器に関係した話の一話完結という形が好きだったので。前回が絵巻物だとすると今回はロールプレイングゲームみたいだと感じました。嫌いでないけどやっぱり前回の形が好きですよ!
そういえば、これでこの話は終わりなのでしょうか;;(04-10-09)
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『平安妖異伝』の続き・・・らしい。
見たことないなぁ。文庫ラヴァーなので、文庫になっていないのかも。探せたら読んでみます。
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2004年11月7日読了。以下、過去の日記から抜粋。
今までの道長イメージを吹っ飛ばす痛快冒険小説。
道長ってどうしてあんなに悪者になりやすいんですかね。
傲慢で暴君で・・・やっぱり自分を満月に喩えたりするからですかね。
去年、「競弓」やった時は、道長の大胆さを称えたつもりですが、
一般的にはあまり良いイメージはないんじゃかしら?
でも、この小説の道長はめっちゃ好青年です。
なんといっても謙虚ですから。
そして、素直・・・可愛い兄ちゃんです。
単純明快ですが、そこが最近こじれていた頭には優しかった。
もともと『平安妖異伝』という短篇集があるみたいなので、
そちらのほうも今度読んでみようかなと思っております。
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藤原道長さんと秦真比呂くんの『平安妖異伝』の続編で、こちらは一話完結ではなく1冊で1つのお話でした。
なんだかドラクエみたいなお話だったよ。
真比呂くんが悪いヤツに捕まっちゃったので、道長さんがネコと一緒に助けに行くの。
で、途中でいろんな村でいろんなことがあって、お助け不思議アイテムが増えて、最後はボスキャラを倒す。
でも、ボスキャラにもちゃんと悩ましいバックボーンがあって…。
たぶん小学校高学年とか中学生とかには面白いと思います。
しかしやや毒のある夢枕獏さんの『陰陽師』とかに慣れちゃっている平安妖怪モノ好き層には、全体的に物足りない。
難易度が低いって言うか、それほどレベルアップしなくてもどんどん主人公が勝って先に進んでいっちゃうんだもん。
きれいにまとまっているけれども、とにかく物足りなさが残ったお話でした。
別に主人公さんが藤原道長さんである意味もないしね~。