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みんなのレビュー36件

みんなの評価3.8

評価内訳

36 件中 1 件~ 15 件を表示

狂熱の恋愛譚

2016/02/05 09:57

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:塩漬屋稼業 - この投稿者のレビュー一覧を見る

「ぼくは全宇宙が崩壊するのを見ても、知らん顔をしていることだろう。なぜだって?彼女以外のものなんてどうだっていいからだ」
 恋する者の秤にかかると、恋の相手は全宇宙よりもはるかに重いのである。全宇宙…キリスト教世界に対して、恋する者=個人が否を突き付ける。
主人公グリュー青年は金持ちの子息であり、神学も修めうる品行方正な青年である。しかし、贅沢好きで貞操観念のない、そのくせ奇妙な単純素朴さで愛を受け入れるマノン・レスコーに恋をしたのが運の尽き、身を持ち崩していくことになる。
 金があるうちは仲睦まじいが金がなくなると気軽に売春するマノン。これにグリューが激昂し、別れたり、事件を起こして別れさせられたり、しかし、その度にマノンが忘れられずに寄りを戻すグリュー。
 このグリューがマノンと離れ、危地に陥っているときに助けてくれる年上の友人がチベルジュ。いと徳高き神学青年だ。殆ど同性愛的な愛情でグリューに救いの手を差し伸べ続ける。そんなチベルジュを、キリスト教側の仮想代表者としてグリューは論難するのだ、曰く、
「美徳にせよ、恋愛にせよ、それらが苦難を耐えさせるだけの力を持っているかどうかが問題ではなかろうか?結果から判断するとしよう。世の中にはきびしい徳行からの脱落者はずいぶん見受けるが、恋愛からの脱落者はめったにないじゃないかね」
 あなた、恋愛の狂熱に侵されてますな。めったにいないらしい恋愛からの脱落者なら、グリューにはこう一言かけて去りますな。でも、グリューには馬耳東風でしょう。このレヴュー冒頭の引用で、グリュー君が開陳する真理は<恋愛は世界の(つまりの他人の)滅亡を気に掛けない>ということですもの。
 しかし、いったい恋愛とは何なんでしょう。他の誰でもなく、ただこのひとが、という想い……
 物語の終盤、グリューとマノンはアメリカへやって来る。そして、なんとチベルジュは遥かアメリカまでグリューを探し、その友情を果たしにやって来るのだ。彼のこの無言の、友情というには余りにも深すぎる友情の、滑稽なまでの熱情にこそ、恋が……?

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恋は盲目

2002/07/14 17:46

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:白井道也 - この投稿者のレビュー一覧を見る

(表4より)自分を死ぬほど愛している純情な貴公子デ・グリューに、賭博、詐欺などの破廉恥な罪を重ねさせながら、自分は不貞と浪費のかぎりを尽くし、しかもなお、汚れを知らぬ少女のように可憐な娼婦マノン。

日本語タイトルは『マノン・レスコー』だが、原題は『騎士グリュウとマノン・レスコーの物語』。グリュウの回想という形で物語が語られるので、主人公はグリュウです。早い話が“恋は盲目”という物語で、マノンに裏切られても、グリュウはオメデタイまでにポジティブ・シンキング。古典だからまぁいいかと思うのだけど、もっとマンン・レスコーがどんなキャラクターなのか書きこんで欲しかったし、グリュがマノンにいれこむリアリティも欲しい。

翻訳は岩波文庫よりこっちの新潮文庫がいい。ただ文字が小さいので、早く版を改めて欲しいです。

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2006/11/20 20:59

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2007/05/27 17:56

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2009/02/23 20:16

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2009/10/28 21:09

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2009/11/07 19:17

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2010/04/16 20:34

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2010/05/12 06:54

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2010/11/25 20:08

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2010/07/31 13:52

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2010/10/24 22:56

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2010/10/25 20:01

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2010/12/29 03:32

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